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冬の星見は気温マイナス <少カメ天文部>

今年度のラストスパートの大量JPEGを今必死でずっと作業しているのだが、頭がボーっとしてきて放り出したくなったときには、コレを終えたら1日まるまる星を見に行くぞ~と、それでモチベーションをなんとか保っている。

たとえばちょっと山の方にいったときのミニ観望のときとかの空はこーんなにいい空だったなぁ。。

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少し前クソ寒い中での天文薄明がはじまりかけた空には冬の代表的な星座がぼちぼち定位置でスタンバイ。

一番星はシリウス。さすが地球から見える全天体1の明るさ、高度が低いにもかかわらずピカー!っとひかり始めた。それからは次々と星が姿をあらわし始める、いつの間にかここも、あそこも、というこの瞬間は準備の手も思わずとまって首が折れるくらい見上げては、あれはなんだ?これはこれかな、、 おっさんの宇宙テンションが一気にヒートUPする。おぉ、ポケ・アームストロング!←なんのこっちゃぃ。

写真は冬のメインの星座入るだけ入れてみた、EF-S10-18mmの10mm域(16mmですな)を使ってようやくギリギリ全部入れれるほど、とにかくスケールがでかい。どの季節でも「~の大三角形」とかあるのだが、最初は何がなんだかぜんぜんわかんなかったし、「どれとどれが(・・)?」と結べなかった。しかしようやくなんとなく四季の星が頭の中でまとまってきた。語れるほど回数見てないが(そもそも大阪じゃ見えねーし)低レベルなりに習熟度があがってきてる。

自分の星座が生まれた月に見えないのは女子のほうが占い好きなので知ってると思うが、僕の星座はおうし座なので冬の寒い時にメインで見ることになる。いやはや、おうし座ってでかい星座だったんだなぁ、今まで知識としては知ったようで全然しらなかったことだらけだ。

おうし座の角の方には1054年に爆発した超新星爆発の残骸(かに星雲 M1)が1000年経ってもまだ広がっているらしく日常の単位では無いところがすさまじい。昔の人がカメラはおろか望遠鏡も何もない時代、陰陽師がこういうのを肉眼で見て、記録していたというのは...

おぃおい!めちゃくちゃ歴史もおもしれーじゃねーか!
(で、陰陽師って国家公務員だったのねw、しかも仕事内容、けっこう地味だし... 映画のイメージがすごすぎだな)

なんでこういうの教えてくれんかったのだ、学校の先生って教え方下手くそだなぁ と思わずにはいられない。うまく話をもっていけば、今の子供らも興味をしっかり持つだろうし、興味を持ったヤツは自力でグイグイとのめり込んでいく。

楽しいからだ。知らないことを知ること。これが人間のパワーかもしれない。
向上すること、この嬉しさも体感すると喜びになる。

で、調子にのりはじめたときには、先人がもうすでに何年も前、何十年も前、それこそ何百年も前にすでにやってたよ、っていうのを知って、更にガーーーンとくる。今ってけっこうみんな...昔よりアホ?って思う。こういうのもまた、とても重要。あーん、オレってめっちゃ凡人やーん(T_T)って、ところどころで痛感しなきゃいけない。


まぁそんなことを星見のめちゃくちゃ寒い現場で思ってるわけじゃなく、あとであれこれ思い出して巡らせてたら頭に浮かぶのだが
とにかく現場ではで早めに思ってたことをしないと冬の外、しかも夜はすげー過酷なlike a モービル1.バナナは凍らないがカメラは凍る、バナナで釘は打てないがバッテリーはすぐにあぽーんする、さらにレンズは真っ白けになるわ、人間もカチーン!と冷凍少カメができあがってしまう。

きっともう気温はマイナス。。。でも気持ちの気温はホットなフロリダ。行ったことないけどー(CSIマイアミで行った気になってる)


で、双眼鏡で位置確認。狙うは秋の忙しさで見逃したアンドロメダ大星雲 (銀河ですが子供の頃の記憶は変更簡単にはいかないです)大阪からは望遠鏡でも確認できず、カメラで撮って画像をいじくりたおしてようやくうっすらとぼんやりした姿が判別できるくらい絶望的。ここでは双眼鏡ですぐにボワ~~っとした姿を見つけることができた。やっぱ全然違うんだなぁとしばし感動。。。

メーテルぅぅぅ!(←最近プライムでまた見てしまった...)

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画像をこねくり回してなんとか図鑑でよくあるアンドロメダっぽく見えるようにしたのがコレ。天体の写真は何分~何十分の露光のRAWを何枚も撮ってPCで重ね合わせるというものすごい忍耐のいる処理をするのが通常らしいが、もちろんそんな技は持ち得ていないのでいつも使っているDPPとフォトショップでなんとかしてみた。右下の暗黒星雲のようなものは木立の先っちょ。あと少ししたら西の空に沈んでしまう、やっぱり秋の天頂付近の時に見るのがいいんだろうなぁ。秋に見てーなぁ。。

でさ、例えば秋の星座とかっても、今から病気したり事故で即死とかしないと過程しても、あと20~30回くらいしか季節は巡ってこないんだよ。折り返しを過ぎたらそういうことを思うようになる。もうじき見ることができる桜も、見れて当たり前と思ってたけど永遠には見れないんよな。。やりたいこと、好きなことしとかなきゃ、人生がもったいない。


写真に撮ってモニタで見ると双眼鏡で覗く以上の星が無数に見えてただただ驚く。
それ以上に驚くのはこんなクソ寒い山の中で一人でワチャワチャやってるおっさん、タフだわ。。
楽しいことだったらこんな天然冷凍庫みたいな環境でもおっさん数時間耐えることができるという事実は手前味噌ながら人間もけっこうすごい。


しかしやはりつま先がちぎれてしまうんじゃねーかというほどさむ痛くなってきたら、もう帰ろう、お片付け。
春になったらもうちょっと長く見てられるかなぁと思うと、やはり楽しみでしょうがない。黄砂で見えねーか。。
でも、今は目の前のデータをとにかくやらねば。。。あぁ。。ほんとに毎年しんどくなってきますーーー。(T_T)






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by shonencamera | 2018-02-23 06:12 | 天体・その機材他 | Comments(0)

カタログの楽しみ方 双眼鏡偏

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大型量販店がありがたいのはデモ実機を手にとって触れることと、各社カタログが豊富に置いてあることで、これは昔から男の子の楽しみのうちで欠かすことができないジャンルとしてほぼ確立されている。カタログはスペック表としても保存価値のある貴重な資料ともなり、昔のフィルム時代のコバが擦れた器材カタログを大事に保存している人もきっと多いことだろう。

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カメラ関係では若い頃に憧れていたフィルムカメラやレンズをある程度使ったためか、ありがたいことに物欲というものはずいぶん少なくなってしまい、今回持ち帰ったものは双眼鏡の各社カタログ。KOWAを忘れていたのは失敗したが冬の夜中に片っ端から熟読する楽しみは計り知れない。(SONYのα7-3やパナソなどのミラーレスのカタログもしっかり持って帰ってしまった、、仕事としてはEOSで十分なのだが機械としては非常に可能性に溢れていて密かに悩ましい)

で、次々にまずはザーッと各社カタログを見ていくのだが、ひとつ気がついた。
有名な大手メーカーのカタログは立派なのだが、どうも表記がやさしくない、足りないのだ。


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まずは最近ジャニーズコンサートでのおばちゃん~女子の本気買いで超ウハウハらしいキャノンIS双眼鏡。おっちゃん連中がう~ん...と欲しいがこれ買うお金あればあのレンズに回せるなぁ~、などと躊躇している横で、女子がひょい!とIS双眼鏡を買うというのは想像しても気持ちがよい。本来機械やモノというのは必要だから買うのだ、うんうん(自分に言い聞かせてる)。

キャノンは昔は普通の双眼鏡も作っていたが今は完全にIS付きしか作らなくなって、それが今は個性となった。進化も何代目かに入って完全に確固たる地位を築いている。確かに高価だがハイエンド双眼鏡の世界では値段からするとかなり安めでもある。性能と見え具合には定評があり確かに見やすく欲しくなる双眼鏡だ。特に手ブレが目立つ10倍以上の倍率ではその効果は計り知れないほどあって、カメラで使用する以上の体感効果がある。大好きなアイドルを少しでもアップで見たい、という人には「10倍以上は三脚を使わないと...」などというアドバイスなどを蹴散らしてしまうISは最高の選択だろう。

キャノンのカタログ商品紹介欄には、寸法、重量、最短合焦距離は記載されている。寸法と重量を端折ってしまう無神経なメーカーが多い中まだマシだが欲しい情報としては全然足りない。



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失礼ながらペンタックスもまだ双眼鏡を出している、ちょっとびっくりした。昔は天体望遠鏡などで名機を数々出していたので光学のあれこれなどわからなくともペンタックスならネームで安心できたのだが、地味な分野とはいえ双眼鏡も確実に進化し、更にハイエンド機やコンパクト機では地味ながらも競争が激しい。カタログを見ているとペンタックス好きの少カメはひとつはペンタックスの双眼鏡が欲しくなってしまうのだが、残念ながらどれも一世代前のスペック。。。現状を考えると双眼鏡部門を廃止しないだけでもまだすごいことかもしれない。 

で、肝心のカタログの記載は見事にワースト1で、なんと定価しか書いてない(笑) 
後述するが双眼鏡は前レンズ口径と倍率は商品名に必ず記載されるのでわざわざ「何倍」「レンズ口径は何ミリ」と書かないでもいいかもしれないが、あまりにも端折りすぎ。

また、性能・装備をアイコンで記載するのもいつからか流行ってしまった方法だが、これがとても面倒くさい。空間が余りまくっているんだから字で書けよ、と素直に思ってしまう。ただ、アイコンの中身は字で書いてるのでそのアイコンが何の意味を示しているのかというのはまだなんとなくわかる。
しかし例えば「ロングアイポイント」というアイコンがあったとして、メガネをかけてても覗きやすいモデルですよ、というのはわかるのだが、それが数値として一体何ミリなのかはここではわからない。つまり、カタログをわざわざ求めて吟味しているユーザー予備軍に対しての情報提供を端折っている、先に書いた「やさしくない」とはそういう意味だ。


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ニコンは光学系でも一番元気あふれる会社でさすが日本光学の名前に恥じない立派な光学製品ラインナップだ(双眼鏡だけでなくルーペなどもちゃんとある)。だが、個々の紹介欄でのカタログ記載はワースト2で実にあっさりしていてわからないことだらけ。特にアイコンはカタログ製作者の自己陶酔的で実にわけがわからない。

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その最悪のアイコンの説明が巻頭にあるのだが、これを全部覚えてからカタログを見る自信も気持ちも僕には無い。
これと比べるとペンタックスのアイコンなどは100倍親切とも思えてしまう。

双眼鏡で倍率・対物レンズ有効径以外に絶対必要な数値スペックはいくつかある。
「寸法」「重量」「実視界」「明るさ」「ひとみ径」「アイレリーフ」「1000m先の視野」「最短合焦距離」が個別欄に載っていると非常に見やすく比較し易い。
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なので、いいなと思った機種はそこに自分で必要なスペックを書き込んでいき、自分が比較する為に見やすい加筆をしないといけなくなってしまう。ある意味この作業で各機種のスペックを頭の中に記憶してしまうので結果的には良いのかもしれないが、カタログの本来の意味としてはなんだか不親切と感じてしょうがない。

さて、ここでそういう意味でほぼクリアした素晴らしいカタログ例を紹介したい。
まさかの庶民の味方ケンコーだ。ここはクソみたいな機材から唯一無二の機材まで実に幅広く節操なく扱っている。双眼鏡のジャンルでも中華OEM品を中心に昔から独自のケンコーピンキリワールドを展開していてとても楽しく博打要素にあふれている。
そのケンコーのカタログが意外や意外、実に素晴らしかった。

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先に書いた必要スペックのうちの大事な項目がキチンと表記されている。大変見やすくこれぞカタログ!というものだ。
双眼鏡に限らず各社真っ先に端折る「重さ」「寸法」なんかも律儀に記載されている。一般人からしてもこの2点はとくに大事な項目だ。
しかしどのメーカーも何故かユーザーが能動的にならないと求められない、ここは昔から本当に不思議に思っている箇所だ。

アイコンも使っているが実は全て字で、アイコンの意味があるのかどうか...とは思うが、非常にわかりやすい。
そして更に驚いたのが↓

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こういうファミリー層やビギナー向けの廉価商品にも、その姿勢を崩していない。実に天晴で感心してしまった。
ケンコーは一部ハイエンド機を除いて、どうもBランク的に捉えられがちで確かに「そりゃそうだよな」という製品にあふれてはいるのだが、ミドルレンジの製品の中にはしばしば「え?これパッと見クソっぽいのにめちゃくちゃ性能いいじゃん!」というものも隠れていたりする。宝探しのようだ。

まぁそれはともかく、カタログは実に真面目で親切なとびきり上等の一級品だった。

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もちろん各社、巻末に諸元表で細かいスペック一覧が確認できるのは言うまでもないのだが、これを載っけているから商品紹介欄は寸法も重さも載せないよ、っていうのはどうも納得がいかない。不親切である。

で、文句を書いたがキャノンやニコンの製品が悪いとかそういう意味ではなく、ニコンのカタログには双眼鏡や光学に関する知っといたほうが良い知識など、詳細な記載がある、下手な解説書より正確。

キャノンのカタログはペラペラだがWEBでは双眼鏡の解説などで実に解りやすいページを作っている。
http://cweb.canon.jp/binoculars/entry/beginner/index.html
これをカタログに載っけたらすごくいいのに?とちょっと不思議にも思うが。。 

また、ニコンは本当に光学製品に力を入れていて、ハイエンドのエッジ、そして一番主力で売れ筋のモナークはスポッティングスコープもそのネームで作り直しているほど熱い。多分エレキを使わない生粋の光学でツァイスやスワロフスキーに対抗できるのはニコンかコーワだろう。(コーワもジェネシスやプロミナーはとにかくものすごい高性能だ)

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またこういう実体顕微鏡から派生した楽しい機材を、キチンとしたレベルの精度で常時供給できる状態で商品化しているのは国内ではニコンだけだろう。(一時的に少量生産して欲しいと思ったらもう売り切れて次の生産の見込みが全くたたないだとか、そんなものは他にもあるかもしれないが) このファーブルなどは大人気商品でだいぶ古い製品だが目のつけどころとデザインが今だにとても良く、理科好きな子供を持つ親はせがまれたりした人も多いだろう。しかし少々値段が高く、また設計時点では主流だったリチウム電池が滅亡しつつあるという点で早くファーブル2を出してくれと望まれて久しいがまだ出ず、妙なところでケチなニコンである。後からラインナップされたファーブルフォトなどは当然単3電池である。

こういう化学系、生物系の光学機械で実用に耐える精度のコンシューマ向け、大衆向けとしての製品は昭和であればビクセン、ケンコー、ミザールなどが魅力あふれるものを沢山造っていたが(半分くらいはどうしようもないガラクタでもあったが夢があった)新たに作らなくなってしまった。今はビクセンも相当前に造ったものをラインナップしているくらい過疎化している。でも、こういう製品が未来のファーブルやハッブル、山中教授のきっかけになるかもしれない。そういう意味でニコンのこのジャンルの製品をつくり続ける姿勢がとても素晴らしい。だって開発費とか考えるとほとんどペイしてない分野だと想像するし。。(まぁだから大企業のニコンとかしか作れない、とも言えます。。うーん。商売は売れてこそ商売もまた真実、むつかしい。)


で、なんだかんだと言いつつ「おぉ!ニコン、モナークHGの8x42とモナーク7の8x30で実視界8.3°出してるじゃん!!すげー、覗いてみたい!」とか、夜中にカタログとっかえひっかえ見てひとり盛り上がれます。カタログの楽しみ方というのは人それぞれですが、昭和からの男の子の王道を今だに続けているというのは、とかく「まぁどうでもいいじゃん」になりがちな年頃になってきた今、生きるうえでとても大切なことだと思っています。

  











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by shonencamera | 2018-02-15 00:23 | 徒然事 | Comments(0)


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