西日本大豪雨 撮影日がその日 自衛隊高速タダで使わせたげて あれこれおもった

降りに降った大雨、各地で被害は甚大なものとなって本当にお見舞い申し上げます。
その真っ只中の七夕の日、冬の頃から撮影の予約が入っておりました。
準備は前々日から始めていくのですが、気象情報は時間を追うごとに警戒警報の数が今までに見たこともないような数として増えていきます。

撮影・・・するの?? 開催・・・するの? え?

と、素朴な疑問がわきますが どうやら予定通り開催するそうで、、、そう言われればしがない写真屋は行かねばなりません。

前日から情報収集してわかっていたことですが使う予定だった中国道をはじめ、近畿中国ほとんどの高速道路がほぼ全て通行止めとなって前代未聞の事態です。
当日早朝、意を決して(マジで少し命があぶねーかもなぁ・・・と思いながら出発した)出た車内のナビはこんなに賑やかに....

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どれも通行止めの表示です。もうだいぶ前の純正ナビのビックス情報でもこれだけ出ます。こんなの見たことがありません。
西向きで唯一、阪神高速の神戸線は走ることができ、生田川ICから新神戸トンネルで箕谷まで行けるのが高速での限界。
ここからはとにかく通行止めになっていない道を選んで滝野社までいかねばいけない。

箕谷までたった数十キロなのに当然渋滞も入ってグズグズと走りながら数時間かけてたどり着くと、もう出口の交差点からいきなりR485の通行止め、迂回。

大きなトラックから乗用車まで、どの車もぐるりと住宅地を抜けて北上を目指す。みんな選べるルートはひとつだけのようだ。


途中の県道の分岐では警察や道路関係者なのかの人達が土砂降りの中カッパひとつで外に出てXを作っている。
この人達は、この人達の家族はだいじょうぶなのか?? バリケード置いとけばいいんじゃねーか?

そうかと思えば中には

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おいおい、、おめーもだいじょうぶかぁ??!!という猛者カブもいたりする。すごい。


で、まぁまぁけっこうな時間をかけて到着した予定地のすぐ脇に、加古川が流れていて、そこは

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都会育ちの元少年今おっさんには、テレビの災害ニュースでしか見たことがない光景だった。低い音がずーっと間近で響いて正直マジで怖くなる。
しかし呆気にとられていると、この橋をブイーンと車が行き交っている。おぉ、普通に走ってんじゃん、すげーなジモッティー、怖くないんかな。

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僕もそろーりそろりと近づいてみると(こんな時だけど仕事上背広なんでシャツとか汚さねーように慎重に)うわー、なんかもうミチミチだ。。

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木なんか水面から生えてるもんなぁ。。普段は土手ちょっと降りて犬の散歩できるようなトコだったのかもしんない。
自然てすごいわ。容赦もへったくれもない。


仕事は時間通り始まって、外の騒ぎがウソのように思えるほど予定どおりの内容と進行で、なんかちょっと人間的な感覚のカンが狂うっちゃ狂う。しかし仕事モードになったらパチンと切り替わる。そんときのベストで撮れるようにひたすら頭をフル回転させるだけだ。災害時であろうが平時であろうが始まったら終わるまでそれはなんにも変わらない。


帰りも寄り道などできないししたくもなく、道路状況が悪化してないことだけを願い、同じ道をひたすら早く海側にたどり着けるように慎重に安全に急ぐ。


ああいう川が、さっきまであのくらいだったのがあっという間に溢れて町に流れ出してしまうのがニュースで流れる光景なんだと
なんか恥ずかしいけど今の今やっと実感したかもしれない。溢れてないし被害もないんだけど肌身でゾクゾクっ...という恐怖を感じたと言えば感じた。

普段ほとんどのことにあまり怖さとか感じないのに、自然に関しては過去経験が無い分もあって どうなるのかわからない恐怖(自己予測の範囲を超えて発生する恐怖)
というのに弱いようだと自己分析。でもこれはほとんどの現代都会人に当てはまると思う。

川が氾濫したら今では自衛隊にヘルプ要請をするのが当たり前のようになってきたが、その自衛隊の人たちも家族がいるし、待遇としては非情ともいえる環境だそうだ。
高速道路代が出せないから下道で移動や、派遣先で毛布も無く震えてざこ寝だとか、災害のニュースでそんなこと全然報道してなくて、僕らが知らないことがいっぱいあるみたい。。 そこだけ聞けばひどすぎるけど前後情報がないので断言できないが、自衛隊にお世話になることが毎年増えているんだがら、その時にありがたく感謝でいっぱい、というのはひととして当然だけど、そのあと彼らの待遇や立場をもっとよくしてあげれるようなそんなムーブメントがおこせねーのかなぁ。。。と思う。

特に高速道路なんかさ、昔道路公団のときなんか、たいした仕事もしてないのに(道路を作る実際の人は下請けのおっちゃんたちだもんな)法外なサラリーもらういながら、事務所でもマッサージチェアとかガンガン買って公私共にバブリーMAXな暮らししてたんだから、自衛隊とかに金払え、ってどの口が言ってんだ??って思うわ。今は〇〇高速道路株式会社とかに名称はかわったけどさ、中身なんかそうそう簡単に変わるわけねーじゃん。羽振り良かった時代の渦中にいたヤツなんかは絶対もとに戻って人に頭さげるなんか性根としてしねーもんな。

モノ売ってて自衛隊がきたら売り物全部無くなっちゃうわけじゃないやん?道路なんだし減って無くなるもんじゃねーだろ(道路が削れるとか細かいこと言うなな、超おおざっぱでどんぶり勘定な重量税みんな文句も言わずに払ってんだしさ)。
料金所のジジイの指先ひとつ、ゲートオープンのボタンひとつで済むんだからいつでも通してやれよ。国の役にめっちゃたってくれてんだぜ。

もしさ、「いやいや、ご苦労さまです、どうぞお通りください」って自主的に自衛隊全部無料にすれば、おお、あのクソ道路公団だった高速道路もちっとはいいとこあるじゃねーか!ってやっと拍手もらえてイメージあっぷするじゃん?

高速道路、有料道路は便利だけど企業イメージとしてはあんましよくないもんな。僕だけかな、みんなはどうなんだろ、いいイメージもっている人いるのかな。

渋滞になって「高速道路」じゃなくなってんのに料金全額or半額戻しとかしないのを昔から「なんてがめつい上から商売...」って思ったし今もそう思うし。というのも電車とかだと遅くなったら特急じゃなくなるから払い戻しあるでしょ、潔いんよ。遅くなってスミマセン、っていう姿勢が気持ちいい。

ま、ちゅーか、それがふつーだろ。

写真屋でもそうだ、客が望んだものを満足に提供できなかったら金なんかもらえないし、もしむこうがくださっても辞退するのが普通だろう。
例えば今回、大雨でさすがに行けません、って言ったら結果以前の問題で金なんか当然いっさいもらえなくなるうえに
「あいつ、前からお願いしてたのに来なかったんだぜ」とか言われる可能性だってあるわけだからさ、もう金とかそういう問題じゃなくなるわけだ。
気持ちの問題とか信頼とかの問題になる。今回は信頼や絆をとったわけかな、かっこよくいえば。普通に言えば、しゃーない、仕事やもん。。だ。

まぁほとんどの場合、命までかけるもんじゃないと思うが。(仕事とかによりけりだからな、ただの町の写真屋の場合って意味だぞ)
同じ写真でも南米でジャガーを半年密着で撮るんだ、とかさ、そういうのはまた違うからな。


で、ほぼ命かけてくれてる自衛隊の災害派遣、毛布くらいみんなでなんとかかき集めてぐっすり寝てもらいたいし
温かいごはんもできれば食べて力つけてほしい。高速道路で移動してほしいし、誰も二次災害にあわずに任務にあたってほしく思う。

ちゅーか、、ほんまにあんな豪雨の中で作業や任務、普通の人じゃできないよ。
今回豪雨の中作業したとかじゃないけど、あんなひどい状態の中で渦中に出ていって、あぁ、これは本当にすげー中でみんな作業してはるんや・・・って感じたもん。

世話になったときだけでなく、いつでもなにかあったら助けてくれる存在の自衛隊や警察や消防、いろんな人たちの平時での環境や待遇なども、知っとくまたは知らせる必要あるんじゃねーかと思う。正しい情報であればそれを知って一般人が何かを感じたら、必ず何かが動き出すはずなんちゃうかなぁって思う。

とはいえこんなこと言ってる僕も、それに関しては具体的にどうしたらいいんかわかんないんやけどね...

















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by shonencamera | 2018-07-08 13:33 | 徒然事 | Comments(0)


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