電車

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電車の写真がきたからといって今回は鉄コーナーでもない。遠足同行撮影の際に乗った車両なんだけど、なんだか懐かしい昭和な香りがする電車だった。

場面展開の際など、シーンとシーンの合間にこういうなんでもないスナップショットを入れておく、閲覧する際に「あぁ、ここからエリアが変わるんだな」ということが自然と見ている人が認識する為に入れる。掲示写真というのは壮大な組写真ともいえるし、パラパラロードムービーかもしれない。学校の児童数にもよるがほとんどが子供がみっちみちに詰まった写真(そういうニーズなんですね、引いた風景に子供がいるような説明的な写真とかはほとんど売れ残ります)が延々と続くので、見ている方も我が子サーチモードで見ているので選びながら閲覧テンションは高いと想像するのですが、人間そういう写真ばっかりだとしんどくなるだろうなぁと、まぁとにかく見やすくする為の捨てショットなのですが、映像でも映画やドラマで必ず入っている短いフィックスの画などと同じようなものです。見ている人(親御さん=お客さんですね)は意識していなく(たぶん)特に何にも感じていないのが普通でそれでいいのです。ただ、人によっては「なんでこんな子供が写っていない写真はいってんの?」とか思っているかもしれない。そういう人は洞察力に優れている人かもしれません。

当然子供が写っていないのと過去統計で買う人はほぼ居ない、とこっちは思っているのですが写真集計しているときは写真の裏の印字で仕分けするので、白い裏面ばかりの荒涼とした作業光景となり、どんな写真をいま仕分けてるのかわからない状態が終わりまで続くのです。時々やたらと枚数が多い番号に気付いて「どんな写真だ?」とひっくり返して調べると、たとえばこういうものが意外とスマッシュ・ヒットだったりして笑ってしまったり、素直に驚くことがあります。こっちをむいてくれない子や、イヤイヤする子だとかを楽しそうな笑顔を撮る為に声かけてよいしょしてアホなおっちゃんピエロ役をやりつつ汗かいて何枚も何枚も撮ったりしてようやくあるレベルのショットが撮れても、それがピン写真だったら親以外は買わないですから、一枚にかけたエネルギー換算でいえば膨大なロスですね。なのでたまにイメージショットでスマッシュが出たら「あぁ、晩飯ちょっと贅沢してお外やなー」とか小市民な喜びの表し方をしたりします。といっても、まぁせいぜいスシローでマグロばっかり延々と食うとかなんですが。。。

さてこのどことなく懐かしい車両は色でいえば阪急だよなぁ、と型式でぐぐってみたら、1960年代から阪急で2000系として走ってた(らしい)車両だそうで、もしかしたら子供の頃に母といっしょに乗ったかもしれないです。(まぁ大阪に住んでたら子供の頃から通算したら誰でも一度は乗ってるかもしんないですわな)

どことなく角のアールが優しい面影のなんでもない普通の電車。でもなんか阪急っぽい色と相まって、優しい感じがすごくします。阪急でお役目を終えて、ここに貰われてきたようです。大阪から少しだけ離れ、ガタンゴトンと少しだけ緑も多くなってくるこのあたりに似合っていますね。長椅子の電車っていうのが大阪市内で育った僕の、電車ですぐに浮かぶイメージなので(大阪環状線の丸目の101系とか)こういう極々スタンダードな電車はなんか安心できていいですね。

ま、これを撮ってるときはそんなことじっくり感じてるわけじゃなく、降りた子供たちが駅前で大集結してるはずなので撮ったらダッシュでそこに向かわないといけなくてそんな感傷にふけったりする暇なんか一切ないんですけど、あとでセレクトしててモニタでこれがドーンってでてきて、あぁそういや撮ったな~ってフォトショで作業しながら大きくしてしげしげ見ていたら、阪急デパートの大きなあの西洋風エントランスホールを思い出して懐かしんだりしています。





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by shonencamera | 2017-11-08 04:45 | 徒然事 | Comments(4)
Commented by full_break at 2017-11-12 11:43
こんにちは、ご無沙汰しております。記事一覧の小さい写真を見て、てっきり嵐山線だと思ってしまいました。能勢電だったんですね。ワンマンのプレートがカッコいいですね。僕も撮影しに行きたくなりました。
遠足などの写真でどんなとこだったかわかるインサートショットはアルバムのサビみたいなものですから素敵な写真を残して下さるカメラマンさん同行の生徒、親御さんは恵まれていますね。うらやましいです。子供が写っていない写真のよさがわからない親御さんのために割高に設定したいですね。?誰も写ってないとか子供はちっちゃいやんけ、何で高いんや?じっくり観て「なるほど、ええ写真や」買っとこ。とはいきませんかね。

Commented by shonencamera at 2017-11-12 23:56
うわー、久しぶり!元気ですか?(^_^)/
>僕も撮影しに行きたくなりました。
だよねー。すごくいいんだけど、何もないよ(笑)ココ。

学校写真って子供の人数分だけの親が閲覧対象者ですから、たとえば100名いれば最高で100通りの捉え方があるんですよね。ひとつの掲示で半数の親が「よかったよ~、またいい写真お願いしますねー」という印象だったとしても、半分の親は「うちの子、隅っこにしか写ってなかったわ、ぷんぷん!」って思っているかもしれないのですね。
で、その格差をできる限りなくすのが目標なのですが、相手は子供ですからこっちの思うようにはいかなく、それをどうにかこうにかつくりあげていくのですが、そういう撮影途中のアレコレや、撮ってからのトリミング作業など、そんなものは見る側からしたら知らないしどうでもいいことで「あんた、プロでしょ?!」となる気持ちもわかるので、、この時期は頭かきむしり時期になるのです。

でも、一生懸命撮っているというのは見る人がみれば伝わるものだと思っていますし、子供らの表情が言わずも全てをあらわしていると思っています。もしそれがほんとうに写せなくなったら、ワシももう終わりだな、って感じです。

またどっかいきましょ。もうじき作業終わります。
Commented by full_break at 2017-11-18 00:15
大変なお仕事ですが、こどもの頃の遠足や課外活動って長い人生ではちっちゃなことなのに大きな思い出になってると思います。素敵な一枚撮ってあげて下さい!

全くレベルは違いますが、高校卒業アルバムでクラスのスナップ写真のページを撮影からレイアウトまでさせてもらいました。40人ほどですが全員入っているか何度も確認したつもりです。実際はどうだったんでしょうか....よく任せてくれたもんです。しかし自分にもいい思い出です。

※どっか撮影などええとこ連れてって下さい(^_^)v
Commented by shonencamera at 2017-11-18 01:49
撮影が重なり残り未処理データが100GBを超えたら心折れて全て放り出したくなりますが、この子たちの思い出アルバムをオレが手伝ってんだょな、と思い出して思い直したりしています。

大きくなってからの卒業アルバム制作というのは、普段気にもしない紙媒体がどういう苦労の末に作られているのかを体感するとても良い機会ですね。けっこう大変なんだ、、と気付いたら世の中に当たり前にある事柄の全てにその裏や過程というのが同様にあるんだろうなと思いをはせることができます。それを知って生きるのとそんなこと知るか~、で生きるのとでは雲泥の差があるはずです。

full_breakさんがすごいのは、フィルム撮影を継続していることです。しかももうカメラはかなりの数に増殖していることでしょう。ええとこかどうかはわかりませんが、ぷらぷらとカメラ片手にうまい定食屋探しにどっかいきましょう。


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