土星はクリオネ
ここんとこ望遠鏡や光学歴史ネタばかり。
まるでベタ凪の月夜のようなおそろしいほどの静けさをヒシヒシと感じる。。。
常にこれでええのかどうか...がつきまといながら素人チューニングを経た望遠鏡の完成形がこれ。
もとから怪しい光軸もニュートンリングの出具合を目安に対物レンズは組んでみた。
モノクロの焼き付けではとかく嫌われたニュートンリングがこんなところで役に立つのかと面白い。
ベタ焼きとかで並べたフィルムの上にのっけるんだが、ただのガラスじゃダメだよこれが要るんだ。
と教えてもらったアンチニュートングラス。名前はパンキッシュで面白いんだけどちょと高いのよ。
なんでこんな名前?なんでこんなに高いの?なんで普通のガラスだと輪っかがいっぱいできるん?
という疑問から少しずつ色んなことを知っていったわ。そういや。
ちょっと知ってしまうとなんでもかんでも興味がでてきて、万物同じ機能のものでも廉価と高価の違いがある。
それはどういう違いなんだ?とかを調べるのが楽しくなってしまう。
ネガキャリアも平面性がいいからとガラスキャリアをがんばって買ったら、ここにもアンチニュートンが入ってる。
でもガラスで挟む仕組みから今度はホコリとゴミとの戦いになったりして、、、
うまい人はどーやってんだーーーーー(@@)!って匙投げそうになったりした。
なんかなつかしいなぁ。。
望遠鏡セット付属の三脚やら架台ハード類は素人の僕が一見してすら粗末な代物だったので
鏡胴に手持ちの写真機材を組み合わせて現時点でできるだけ快適に見れそうな状態にしてみる。
ファインダーは無くぽつーんと台座だけがあった、、、。
仕方が無いので台座の空いてる小さい方の穴と大体の目星をつけ、原始的勘と根性で導入する。
天文の先人からすると、「ビクセンのポルタいっとけよ!」と言いたいとこだろう。
僕もそう思う。ポルタはスマートでカッコイイしあれがあったら嬉しいな。
だが手塩にかけた分ちょっと愛情も湧いてしまっているこの望遠鏡どんなものなのか、それを知っとかないと。
ダメダメならばそれはそれでいいし、もしけっこう見えたらかわいいハンディ望遠鏡だ。
天文素人が興味を示すのはやはりなんといっても太陽系惑星。
望遠鏡で最初に空を見上げるとき、いきなり星雲を探し始めるビギナーはほぼいないだろう。
星雲と聞けば僕などはCMのお線香の歌が先に浮かんでしまう。
空を見上げる機会が増えてメジャーな明るい星や惑星がどこに見えるかとかはなんとなくわかってきた。明るい星以外は全く見えない大阪の空だが逆に見つけやすくわかりやすいのかもと思う。もし急に満点の星空の下にいったら、たぶんどれがどれかわからなくて星座を結べないだろうなぁと思う。
さて太陽系惑星でメジャートップ3といえば、月・木星・火星・土星。
月は超メジャーで毎晩位置も欠け、変化が多くとても面白い星。
ただ、目でも大きく見えてしまうので日常すぎて大きなインパクトには欠ける。
月はクレーターも全体像もとてもキレイに観察できる。
次は木星。これはガリレオ衛星も確認できておぉ!っと感動する。
目を凝らせば模様も見えたように思う。多少プラシーボ効果もあるかもしれない。
木星は衛星の位置が変わるので動きがあり観察するのは非常に楽しく、木星まで見れたらもう充分満足ではある。
次は火星。隣の星なので距離的に短くキレイに見えるかとおもいきや、赤い星というのはわかるのだけど模様だとか天頂の白だとかは全くわからず。だがものすごく赤く明るいので存在を感じれたというのは素直に感動。でもインパクトは薄い。
そして火星木星と同じく都会でも肉眼で見える土星。もちろん肉眼では点。
望遠鏡で見ると木星よりも更に確実に一般受け、子供受けする惑星だ。
何しろ形が独特。ぐるりに輪っかがあるだけでビギナーイメージ的には超インパクト大。
「月のクレーターがめっちゃハッキリ見えるんだよ」というのと
「土星の輪が見えた!」というのではビギナーには完璧に後者の方が「おぉ!グレイト!」となるだろう。
で、さんざんあーだこーだひっぱってきた安物望遠鏡で土星が見れるのかどうかトライしてみると・・・
うーわ、、見えてしまった。。
第一印象は「ち...ちっさ!(←すごく小さいという意味)」
素人からしたら、倍率100倍近くったらもう図鑑みたいにドーン!輪っかバーン!と見えると思ってたのだが、15億km彼方の土星はそうそう甘くないようだ、こんなもんである。(これでもトリミングしてる) 目で見てるぶんにはもっと明るくエッジも鮮明に見える。
まぁ考えれば15億km離れたとてつもなくでかい物体の1時間20分前の姿を、ウン十年前の塩ビの筒で作ったチャチイ望遠鏡で覗けてしまう、という事実自体を考えるとものすごいコストパフォーマンスである。
狭い視界の中で移動する土星を見ていると何やら似たようなものが浮かんでくる。。。
なんだったっけ・・・
「ク、、クリオネ!!!(笑)」
とてもヤバい。
ちょっと笑っただけで振動が伝わりせっかく導入した視界から土星がどっかに飛んでってしまいそうでヤバい。
でも、もうクリオネにしか見えない。
でっかい水槽に入れられてパタパタと飛んでるように見える、あのクリオネのように、静かにスイーム...と移動してる輪っか付きの星。
こんな変わった惑星が毎日夜空に浮かんでるってだけでインパクトでいえば最大級だと思う。
ガリレオも最初見た時はびっくりしただろなぁ。なんじゃコレ?!って。
何しろ最大倍率までしてもこんなちっさくしか写らないのに操作は普段の撮影の1/100ほど出来る限りソフトタッチにしないといけなく、たとえばピント合わせるだけで上下左右にブレまくってすんっごいタイヘン。ピントすら数ミリじゃなくてそれを更にほんの微かに・・・という気持ちでフォーカスしないと行き過ぎてしまう。
なんちゅー世界!
そういや写真でも600mmまでならまだ1脚でもいけるんだけど、それを超えて800mm以上になると似たようなことになる。5kgオーバーの大型三脚をもってしてもファインダーの中は壮絶な微ブレが止まらず、風が吹けば更に増幅される。効かないAF(昔の話)→MFの指先人力根性微動フォーカス。おもいきり自己との戦いだったが、望遠鏡の世界はその要求される細かさが更にマイクロ化するような感じ。
指を離してもまだ鏡胴や三脚に余震ブレが残ってて、ビヨヨンビヨン...。。それが収まって土星の輪っかがクリアに確認できるまでに更に3~5秒ほどかかる。(三脚や本体、実はこんなに振動してんだ・・・)
そしてようやく鑑賞できるようになった土星はあっけないほど速い速度で視界(見かけ視界)から消える。それの繰り返しを自分が疲れるか納得するまで何度もやっていく。
自動で追っかけてくれる電動ガイドとか欲しくなる気持ちがちょとわかるわ。(非常に高価らしいが)
でもそんなにすごくめんどくさい作法を繰り返しても(指先でチョン、チョン!ってつついて追っかけるのだが、これがまたなんか安っぽくて楽しいのだ。まぁ今だけだろーけどさ)、この惑星は何度も何度も視界導入してずーっと見てたくなるほど面白くて魅力的な形をしている。小さい子供に見せたら最高のインパクトを残して天文の世界に憧れる子供も出てくるかもしれないわ、こりゃ。
まぁ800円の望遠鏡で意外にも土星まで見ることができたので充分に日本製望遠鏡の性能を示し、分解と検証、ガリレオ、ニュートン、ケプラー、ケルナー、アッベにツァイスと光学の大御所の再勉強のキッカケにもなり、十二分に元はとりまくった結果に。興味の無い人にも「へー土星かー」くらいは思ってもらえたかなと思う。
<ここからが本来の少年カメラ↓>
僕が木星や土星と同じくらい驚き感動したのは、倍率が100倍近くなると三脚のブレの収まり度合いや指のほんの些細な力の入れ具合などでレンズを通した合焦画像がどれほどブレの影響を受けるか、それをリアルタイムに知ることができたこと。これは「おぉ!」と素直に感動する。
押す箇所や操作の具合でブレの種類が変化し、収束時間にもいろんな面が影響するということ、それに非常に驚いたという点である。フィルム時代から天文のジャンルの人は収差や三脚、剛性などをよくしっていたし、うるさかった、その理由をほんの少しは知ることができたと感じる。
これは写真撮る人でだいぶつっこんだ人(僕も似たようなものだと思うが、知ってるつもり、聞いた話を自分のものだと思ってしまっている人とか)は、みんな経験したほうがいいんじゃねーかと思うほどで、ブレを無くそうと今では光学シフト、画像センサーシフト、電子式と様々なブレ対策が機材の中に当たり前のように入っているので今では撮影側からの積極的能動的なアプローチが要らないと言えばそうではないだろう。そのブレの原因や仕組みを目と身体で感じることは撮影者として意識にあるかないかで通常撮影でもずいぶん違うように思う。構え方、シャッターの押し方、三脚の使い方、などなどそれをフィードバックするポイントは無数にあると思うのだ。
まるでベタ凪の月夜のようなおそろしいほどの静けさをヒシヒシと感じる。。。
常にこれでええのかどうか...がつきまといながら素人チューニングを経た望遠鏡の完成形がこれ。
もとから怪しい光軸もニュートンリングの出具合を目安に対物レンズは組んでみた。
モノクロの焼き付けではとかく嫌われたニュートンリングがこんなところで役に立つのかと面白い。
ベタ焼きとかで並べたフィルムの上にのっけるんだが、ただのガラスじゃダメだよこれが要るんだ。
と教えてもらったアンチニュートングラス。名前はパンキッシュで面白いんだけどちょと高いのよ。
なんでこんな名前?なんでこんなに高いの?なんで普通のガラスだと輪っかがいっぱいできるん?
という疑問から少しずつ色んなことを知っていったわ。そういや。
ちょっと知ってしまうとなんでもかんでも興味がでてきて、万物同じ機能のものでも廉価と高価の違いがある。
それはどういう違いなんだ?とかを調べるのが楽しくなってしまう。
ネガキャリアも平面性がいいからとガラスキャリアをがんばって買ったら、ここにもアンチニュートンが入ってる。
でもガラスで挟む仕組みから今度はホコリとゴミとの戦いになったりして、、、
うまい人はどーやってんだーーーーー(@@)!って匙投げそうになったりした。
なんかなつかしいなぁ。。
望遠鏡セット付属の三脚やら架台ハード類は素人の僕が一見してすら粗末な代物だったので
鏡胴に手持ちの写真機材を組み合わせて現時点でできるだけ快適に見れそうな状態にしてみる。
ファインダーは無くぽつーんと台座だけがあった、、、。
仕方が無いので台座の空いてる小さい方の穴と大体の目星をつけ、原始的勘と根性で導入する。
天文の先人からすると、「ビクセンのポルタいっとけよ!」と言いたいとこだろう。
僕もそう思う。ポルタはスマートでカッコイイしあれがあったら嬉しいな。
だが手塩にかけた分ちょっと愛情も湧いてしまっているこの望遠鏡どんなものなのか、それを知っとかないと。
ダメダメならばそれはそれでいいし、もしけっこう見えたらかわいいハンディ望遠鏡だ。
天文素人が興味を示すのはやはりなんといっても太陽系惑星。
望遠鏡で最初に空を見上げるとき、いきなり星雲を探し始めるビギナーはほぼいないだろう。
星雲と聞けば僕などはCMのお線香の歌が先に浮かんでしまう。
空を見上げる機会が増えてメジャーな明るい星や惑星がどこに見えるかとかはなんとなくわかってきた。明るい星以外は全く見えない大阪の空だが逆に見つけやすくわかりやすいのかもと思う。もし急に満点の星空の下にいったら、たぶんどれがどれかわからなくて星座を結べないだろうなぁと思う。
さて太陽系惑星でメジャートップ3といえば、月・木星・火星・土星。
月は超メジャーで毎晩位置も欠け、変化が多くとても面白い星。
ただ、目でも大きく見えてしまうので日常すぎて大きなインパクトには欠ける。
月はクレーターも全体像もとてもキレイに観察できる。
次は木星。これはガリレオ衛星も確認できておぉ!っと感動する。
目を凝らせば模様も見えたように思う。多少プラシーボ効果もあるかもしれない。
木星は衛星の位置が変わるので動きがあり観察するのは非常に楽しく、木星まで見れたらもう充分満足ではある。
次は火星。隣の星なので距離的に短くキレイに見えるかとおもいきや、赤い星というのはわかるのだけど模様だとか天頂の白だとかは全くわからず。だがものすごく赤く明るいので存在を感じれたというのは素直に感動。でもインパクトは薄い。
そして火星木星と同じく都会でも肉眼で見える土星。もちろん肉眼では点。
望遠鏡で見ると木星よりも更に確実に一般受け、子供受けする惑星だ。
何しろ形が独特。ぐるりに輪っかがあるだけでビギナーイメージ的には超インパクト大。
「月のクレーターがめっちゃハッキリ見えるんだよ」というのと
「土星の輪が見えた!」というのではビギナーには完璧に後者の方が「おぉ!グレイト!」となるだろう。
で、さんざんあーだこーだひっぱってきた安物望遠鏡で土星が見れるのかどうかトライしてみると・・・
うーわ、、見えてしまった。。
第一印象は「ち...ちっさ!(←すごく小さいという意味)」
素人からしたら、倍率100倍近くったらもう図鑑みたいにドーン!輪っかバーン!と見えると思ってたのだが、15億km彼方の土星はそうそう甘くないようだ、こんなもんである。(これでもトリミングしてる) 目で見てるぶんにはもっと明るくエッジも鮮明に見える。
まぁ考えれば15億km離れたとてつもなくでかい物体の1時間20分前の姿を、ウン十年前の塩ビの筒で作ったチャチイ望遠鏡で覗けてしまう、という事実自体を考えるとものすごいコストパフォーマンスである。
狭い視界の中で移動する土星を見ていると何やら似たようなものが浮かんでくる。。。
なんだったっけ・・・
「ク、、クリオネ!!!(笑)」
とてもヤバい。
ちょっと笑っただけで振動が伝わりせっかく導入した視界から土星がどっかに飛んでってしまいそうでヤバい。
でも、もうクリオネにしか見えない。
でっかい水槽に入れられてパタパタと飛んでるように見える、あのクリオネのように、静かにスイーム...と移動してる輪っか付きの星。
こんな変わった惑星が毎日夜空に浮かんでるってだけでインパクトでいえば最大級だと思う。
ガリレオも最初見た時はびっくりしただろなぁ。なんじゃコレ?!って。
何しろ最大倍率までしてもこんなちっさくしか写らないのに操作は普段の撮影の1/100ほど出来る限りソフトタッチにしないといけなく、たとえばピント合わせるだけで上下左右にブレまくってすんっごいタイヘン。ピントすら数ミリじゃなくてそれを更にほんの微かに・・・という気持ちでフォーカスしないと行き過ぎてしまう。
なんちゅー世界!
そういや写真でも600mmまでならまだ1脚でもいけるんだけど、それを超えて800mm以上になると似たようなことになる。5kgオーバーの大型三脚をもってしてもファインダーの中は壮絶な微ブレが止まらず、風が吹けば更に増幅される。効かないAF(昔の話)→MFの指先人力根性微動フォーカス。おもいきり自己との戦いだったが、望遠鏡の世界はその要求される細かさが更にマイクロ化するような感じ。
指を離してもまだ鏡胴や三脚に余震ブレが残ってて、ビヨヨンビヨン...。。それが収まって土星の輪っかがクリアに確認できるまでに更に3~5秒ほどかかる。(三脚や本体、実はこんなに振動してんだ・・・)
そしてようやく鑑賞できるようになった土星はあっけないほど速い速度で視界(見かけ視界)から消える。それの繰り返しを自分が疲れるか納得するまで何度もやっていく。
自動で追っかけてくれる電動ガイドとか欲しくなる気持ちがちょとわかるわ。(非常に高価らしいが)
でもそんなにすごくめんどくさい作法を繰り返しても(指先でチョン、チョン!ってつついて追っかけるのだが、これがまたなんか安っぽくて楽しいのだ。まぁ今だけだろーけどさ)、この惑星は何度も何度も視界導入してずーっと見てたくなるほど面白くて魅力的な形をしている。小さい子供に見せたら最高のインパクトを残して天文の世界に憧れる子供も出てくるかもしれないわ、こりゃ。
まぁ800円の望遠鏡で意外にも土星まで見ることができたので充分に日本製望遠鏡の性能を示し、分解と検証、ガリレオ、ニュートン、ケプラー、ケルナー、アッベにツァイスと光学の大御所の再勉強のキッカケにもなり、十二分に元はとりまくった結果に。興味の無い人にも「へー土星かー」くらいは思ってもらえたかなと思う。
<ここからが本来の少年カメラ↓>
僕が木星や土星と同じくらい驚き感動したのは、倍率が100倍近くなると三脚のブレの収まり度合いや指のほんの些細な力の入れ具合などでレンズを通した合焦画像がどれほどブレの影響を受けるか、それをリアルタイムに知ることができたこと。これは「おぉ!」と素直に感動する。
押す箇所や操作の具合でブレの種類が変化し、収束時間にもいろんな面が影響するということ、それに非常に驚いたという点である。フィルム時代から天文のジャンルの人は収差や三脚、剛性などをよくしっていたし、うるさかった、その理由をほんの少しは知ることができたと感じる。
これは写真撮る人でだいぶつっこんだ人(僕も似たようなものだと思うが、知ってるつもり、聞いた話を自分のものだと思ってしまっている人とか)は、みんな経験したほうがいいんじゃねーかと思うほどで、ブレを無くそうと今では光学シフト、画像センサーシフト、電子式と様々なブレ対策が機材の中に当たり前のように入っているので今では撮影側からの積極的能動的なアプローチが要らないと言えばそうではないだろう。そのブレの原因や仕組みを目と身体で感じることは撮影者として意識にあるかないかで通常撮影でもずいぶん違うように思う。構え方、シャッターの押し方、三脚の使い方、などなどそれをフィードバックするポイントは無数にあると思うのだ。
by shonencamera
| 2016-07-14 14:44
| 天体・その機材他
|
Comments(4)
Commented
by
full_break at 2016-07-21 09:51
土星!ありがとうございます!
僕が高校生の頃に覗かせてもらったのが、正にこんな感じだったと思います。
光速で1時間20分も離れてるんですね。
そういうのも驚きですが、お手軽望遠鏡でそこまで見れるのもびっくりですね。
しかも写真まで!
ブレのおはなし考えさせられます。僕の場合は超望遠とかよりも、シャッターボタンの押し方からですが(^_^;)
僕が高校生の頃に覗かせてもらったのが、正にこんな感じだったと思います。
光速で1時間20分も離れてるんですね。
そういうのも驚きですが、お手軽望遠鏡でそこまで見れるのもびっくりですね。
しかも写真まで!
ブレのおはなし考えさせられます。僕の場合は超望遠とかよりも、シャッターボタンの押し方からですが(^_^;)
0
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by
shonencamera at 2016-07-22 14:50
調べていけばものすごい惑星や星雲などのとても綺麗な写真の個人サイトがあり、奥の深さと同時に写真機同様の底なしの機材沼も感じます。。デジ化して天体写真が一番激変したような気がしますね、長時間の露光で成功かどうかは現像後にわかる、というスタイルから短時間露光を何枚も重ねて画像処理によって今まででは考えられなかった被写体を浮き上がらせることができるようになったらしいです。
天文TV番組などの超クリアなCG天体などを見慣れてしまうと、レンズを通して直接覗く星はものすごくショボく見えてしまうのですが(機材やアイピースにもよるのですごい機材ではウソみたいにすごいらしい)リアルな光を覗き難いこと限りない小さな接眼レンズにまつ毛を擦りつけながら淡い光の星を見ていると ショボいのですがリアル感がなんかやっぱり強くて良いです。月はさすがにクッキリと見えますが夜でも大気でユラユラ~、そんなとこが逆にホンモノ感があって古典的なのがやっぱり人間的かなと思います。たぶんこういう感覚は昭和世代で終わるんでしょうね。
シャッターの押し方は一番気持ちが入る部位なのでどうしても余分な力が加わったりしますね。カメラが揺らいでしまうほどの気持ちが溢れる撮り方とかも、逆に羨ましく素晴らしいことだと思います。失敗したとかもその場でわかる時代なので、アカンかったら撮り直せば済むことなので楽しく撮影が一番でしょう。あ... full_breakさんはフィルムでしたね(すげーょ)、1対象に3枚ずつ撮って保険にしましょう。(違う意味でしたが昔のプロの方法でカッコイイかも)
天文TV番組などの超クリアなCG天体などを見慣れてしまうと、レンズを通して直接覗く星はものすごくショボく見えてしまうのですが(機材やアイピースにもよるのですごい機材ではウソみたいにすごいらしい)リアルな光を覗き難いこと限りない小さな接眼レンズにまつ毛を擦りつけながら淡い光の星を見ていると ショボいのですがリアル感がなんかやっぱり強くて良いです。月はさすがにクッキリと見えますが夜でも大気でユラユラ~、そんなとこが逆にホンモノ感があって古典的なのがやっぱり人間的かなと思います。たぶんこういう感覚は昭和世代で終わるんでしょうね。
シャッターの押し方は一番気持ちが入る部位なのでどうしても余分な力が加わったりしますね。カメラが揺らいでしまうほどの気持ちが溢れる撮り方とかも、逆に羨ましく素晴らしいことだと思います。失敗したとかもその場でわかる時代なので、アカンかったら撮り直せば済むことなので楽しく撮影が一番でしょう。あ... full_breakさんはフィルムでしたね(すげーょ)、1対象に3枚ずつ撮って保険にしましょう。(違う意味でしたが昔のプロの方法でカッコイイかも)
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full_break at 2016-07-22 22:09
今朝もNHKBSで天文写真のベスト何十?みたいなのを放送していました。仕事だったのでちょっとだけでしたが再放送調べて録画したいと思います。
そういう写真もすごいですが、生で直接ボーエンキョウはリアルでいいですね~
うらやましいです。
なるほど3枚撮りですか。プロっぽいですね。友達とならんで撮るときに試して見ます(笑)
そういう写真もすごいですが、生で直接ボーエンキョウはリアルでいいですね~
うらやましいです。
なるほど3枚撮りですか。プロっぽいですね。友達とならんで撮るときに試して見ます(笑)
Commented
by
shonencamera at 2016-07-28 14:57
コンピューターを使って自動追跡の精度をあげる、高感度で短い露出時間で枚数を多く撮る、沢山のOKショットを重ねて画像処理するソフトで鮮明に、とまぁ昔の何時間もバルブで撮影するというスタイルじゃ無くなっています。しかしその結果、びっくりのキレイな宇宙が地上から個人でも撮れるようになった、みたいです。それでも機材は写真にのめり込むのと同じか、もっとすごい投資が必要ですが、ここらへんはピンキリでどこで自分が納得するかですので人それぞれですね。
天文番組では電波望遠鏡などでの数学的な宇宙物理学が途方も無くてすごくて番組を見てて楽しいのですが、実際に人間がモニタであれ接眼レンズであれ、眼で確認できてなおかつ「おぉ!美しい!」というものが一般人には楽しいです。大阪市内ではめちゃめちゃ明るい星しか見えないので天体に興味を持ってしまうとジレンマになるというのを学びました。
フィルムのAF機最終型くらいになると、セルフタイマーでも「3コマ 1秒間隔」とかのセレクトがあったりして、その当時の写真で楽しもうという進化の度合いがメーカーそれぞれで面白いですよ。集合で3コマ試してみると、毎ショットポーズをキメるナイスな人、全ショット1ミリも動かずモアイになる人などなど様々で楽しかったのを覚えています。当然、配る焼き増し枚数も3倍になります。
天文番組では電波望遠鏡などでの数学的な宇宙物理学が途方も無くてすごくて番組を見てて楽しいのですが、実際に人間がモニタであれ接眼レンズであれ、眼で確認できてなおかつ「おぉ!美しい!」というものが一般人には楽しいです。大阪市内ではめちゃめちゃ明るい星しか見えないので天体に興味を持ってしまうとジレンマになるというのを学びました。
フィルムのAF機最終型くらいになると、セルフタイマーでも「3コマ 1秒間隔」とかのセレクトがあったりして、その当時の写真で楽しもうという進化の度合いがメーカーそれぞれで面白いですよ。集合で3コマ試してみると、毎ショットポーズをキメるナイスな人、全ショット1ミリも動かずモアイになる人などなど様々で楽しかったのを覚えています。当然、配る焼き増し枚数も3倍になります。