少年バイク ~ 謹賀新年 ~

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皆さま、あけましておめでとうございました。
今年もすでに3日目にはいっております、遅まきながらどうぞ変わらぬご愛顧を。

さて気づいた方がいらっしゃるかどーかわかりませんが、
フロントエンドが組み立てられてこの角度からならすっかり単車らしくなりました。
この正月は、昔に戻って単車三昧です、ええ歳こいて。
とはいえ初日の出じゃー!とかね、伊勢に詣でぞー!とか、そーいうのじゃないとこが少年バイクです。

そして、撮影機材を使って日が落ちても根性の備蓄さえ残っていれば作業続行できるように
「灯り」がともりました。ナイター可能です!文明開化です。なんて素晴らしい。。。

で、唯一楽しみにしてくださってる方が毎回エールくださってますので(^_^;)焦りつつもやってますが
現状報告を兼ねて お待ちかね(誰が...)の今年最初の少年バイク、はじまりはじまりぃ~~~~♪

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さあ、いきなり開胸されていますコチラ、エンジンの特性を決めてしまうカムシャフトでございます。
上に開いておりますリフターブロックの穴から覗き込んでカジリなどがなければ、本来あけなくて済むのですが
使うパーツのいろんな事情で、開けよっか・・・(できたらそら悪くなってないのに開けたくないんですが)
という判断になったのでご開帳です。せっかく開けましたのでスラッジなど壊滅大作戦してキレイキレイに。

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EVOの普通のいじる手順とは違うんですが、手術中の1コマ。
なんやごちゃごちゃと器具が突き刺さってますねぇ。
赤い柄はタペットがスコーン!って落っこちてこないようにする道具です。
そしてハーレーのプッシュロッドと言えばよく見る木製洗濯ばさみ(ほんとはちょっと先っちょが違うんやけどね)
今はプッシュロッドが落ちないように使用しています。
イレギュラーな組み方は止むを得ずなので、クリアランスの制限でこれで組めなかった場合がっくり肩を落として普通に組むしか無いな、と思っていたのですが、うまくこれでいくことができるのがわかったのでリアも組んでいきます。

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年末に灰皿の上で撮ったJIMSのアライメントツール、ロッカーボックスにも使いますがココで使うのが本家です。
めっさ狭っぃ狭い箇所なのでイライラしますが、リアはもっとイライラします。

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ロッカーボックスで2つ使うのでココでもちょっと贅沢に対角2個使用しますが、本来はエンジン側のあの箇所だけに一個だけ使います。あそこはオイルライン(穴)があるのでキチンとその穴がつながるようにしないとタペットはおろかヘッドまでオイルいかないようになるので実はけっこうシビアコンディションな箇所なんですねー。
手前のサブアライメントツールは一度指でねじ込んで位置が決まれば取り外して3つの12Pネジをねじ込み、それが終わってから奥のツールを抜いて本来のネジと交換します。一生懸命にけっこう本気度高くやらなアカンとこで、はじめてやる人には達成感も充実感もあるでしょうけど、僕は「こんなトコ、ダウエルorガイド付のボルト入れたら済む話やないか?」って。。。 ツインカムになってからのエンジンのことに関しての情報はほぼ0に等しいくらい知らなかったんですが、いろいろ確認や調べ物をしていると検索でひっかかるのでフムフム、、と読んでいると、このリフターブロックというパーツがエンジン内部に組み込まれた設計になったようです。それこそ革新ですね。オイル管理や回し方とかでここにダメージ負わしたら逆にそれはやっかぃそうですが、組込の際にかかる手間と神経エネルギーを考えると良い意味での国産原動機に近くなった進化と思います。

ただ、このリフターブロックが見える側はハーレーにとってはデザインの一部、しかもメインの見せ場と位置するトコロです。ただでさえカムが増えて太ってしまったカムカバー部からのデザイン的には美的感覚の個人差あるので人それぞれでしょうけどV字のあのグラマーなラインの重要なポジションを担ってるパーツとも言えると僕は思います。だから性能だけを考えて四角いアルミを削ったごつくたいビレットのリフターブロックとかには、よっぽどハイリフトなカムで「あいつを倒す!」とか無い限り(←無いっちゅーの)あまり触手が伸びません。

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さて、リア側も同じようにプッシュロッド共々組み込んでいきます。リア側のボルトアクセスのタイトさはひとりごとで「ニョォォォォォォ~、、たのむわぁ~」とか言いたくなるほどで、指だけで、ソケットだけで、とかは無理なのでボールポイントやユニバーサルなエクステンションを駆使していきます。それでも回すのは指だけです。ここで指で回せなかったり、字では書けない「・・・ん?」っていう感覚を感じたら、すぐに元にもどして再確認&再掃除です。

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そしてカムシャフトを入れます。リフターブロック外してたら楽勝なんですけど、残したまんまやとフロントの排気バルブがほぼMAXリフトした位置なので、おもいきりタペットの位置を上げきっていないとスコーンと入ってくれません。合マークを合わせるピストン位置がTDCじゃないのが日本からしたら「え...?ホンマ?」ってめっちゃ違和感。とはいえいろんな違和感とか「ええのっ?」っていう箇所はEVOエンジンいじってると枚挙にいとまがないのです。でも、TCやったらどうなんでしょねぇ。なんかいっぺん中身見たくなってきました。

久しぶりにEVOエンジンの主要箇所をいじりながら、あーそうやったそうやった、と、思い出すこと多いですが思い出せない箇所もそれよりも多く、何度も立ち止まっては再確認するなど時間がめっちゃかかってしゃーないですが、その度にしっかりと理解して進めていけるので自己学習という面では良いですね。ただ、単車の本来は走ってなんぼやと思いますので、早く走りっていろんな変更ポイントを肌やケツで、そして音で感じたいなぁーと気が急いてしまいます。

でも、今は気温が気温なので・・・(ノ∀`) 慣らしもなかなか終わらんやろなぁとズバリ予想(笑)。
寒いのはやっぱ限界がありますよ。昔はなんで雪がちらつくのに走りに行ったりできたんだろ~。
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by shonencamera | 2012-01-03 21:50 | 単車系 | Comments(0)


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