少年バイク ~ 組込開始 ~

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たそがれる犬張子ちゃんに「なぁ、何見てんの?」って聞くと「...めっちゃ全力疾走してはる師匠」

と、アホなこと言うてるうちに師走も師走、大晦日です。すごいです。
いや、ほっとっても大晦日はやってくるので別にすごくないんですけどあっという間にやってきました。

ということでとっとといきましょう。
じゃじゃじゃじゃぁ~ん! と、めっちゃ懐かしい昭和なSEでご登場は↓
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コンバトラーVもお辞儀してくるVツインの勇姿!
「ひれ伏せ、愚民どもょぉ~!うわっはっはっは。。 待っておれ、でぶっちょボブ!!」(←じょーだんだよーん)
と言っているようで、久しぶりに拝謁する神々しいお姿に僕がひれ伏してます。
(録りためた三国志を一気に見てるのでその影響出てるかも...)

そーなんです、ヘッドまで組んじゃったのでだいぶと単車らしくなってきました。
そしてゴロンゴロンとあちこちに点在するパーツASSY類が
どこか東南アジアの手入れされてない遺跡かという感じだった僕の部屋も
すこしばかりのスペースができあがったのでした。

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今回はピストン・シリンダー・シリンダーヘッドを組み上げます。
ピストンピンは前に記しました通りスパイラルリテイナーリングです。
これ、お初やったんですが最初の2本までは買ってしまったことを後悔するほど難儀しました、実は(;´Д`)
コツを掴んだら時間は1/100くらいに超短縮できてチョイナチョイナ~♪っと前後のシリンダーを組みます。

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<今回のコダワリその1>
ヘッドガスケットに、MLSがようやく純正ラインナップされていたので迷わずこれのセットにしました。
国産やハイパワースーパーバイクではもう当たり前のMLSガスケットですが今も昔もハーレーのデフォルトは昔ながらのコンポジットガスケットで、これは通常使用であれば強度や性能的に問題は無いのですが、外した時にへばりつくんです、ベリベリリ~!っと。これを剥がすのがとても面倒くさくスクレッパやオイルストーンで要らぬトコロまで剥がしてしまったりしがちです。あと、MLSは当然強度面で飛び抜けていますから圧縮あげた時にも安心です。ただしお値段約3割ほどUP。。。 そうそう、オイルラインのOリングも「案ずるな、付けなくて良いのじゃ」と書いてて
「ほんまかよぉ~~~~(@@)/」と疑心暗鬼になってしまいます。

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はい、キレイにOHしたヘッドをドーン!ドーン!とのっけていきます。
この写真、けっこうしんどいんですよ(笑)こんな持ち方してるから手プルプル~してくるし。

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<今回のビックリドッキリメカ!>
そう、我らが国産・丸京(KTC)のデジラチェです。ニョホ~~~♪ しかもー

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新品です。未使用です! でも~~~~~~・・・

買ったのはもう今を去ることずいぶんと前。デジラチェが出た最初の型だからハンドル部はビーム型と同じ(なんていう方式か知らん、たぶんみんなが使いにくい~!って言うタイプの動くハンドルのん)。
僕はビーム型トルクレンチで育ってきたのでなんとも思わない。今はスタビレーとかのものすごい良いプリセット型が出てるけどそれまでのプリセットタイプは値が信用できなかったからだ(基準自分での話)。

このデジラチェ。いろいろあって「じゃあひとつ置いてってよ」って営業に言ってから途端に僕の奇想天外大航海時代の幕があがってしまったので、箱のまま開けもせずに今に至ったというわけで、新古品というか発掘モノなんですねー。早速つかっちゃいましょー(^^)!今日のこの日の為に買ってたよーなもんだ。

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<誰の為になるんか知らんけど TIPS シリーズ>
いくらデジラチェでもスタビレーのむちゃエクスペンシブなトルクレンチをもってしても、
一番大事なのは前からちょいちょい書いてる「ネジ山・座面」だ。
とにかくトルク管理をするのにはトルクがかかる箇所が舐めても良いくらいキレイでなければいけない。(そこまでせんでも...)
ちーさいいーさい砂粒ひとつ噛んだだけでトルクレンチの意味が無くなっちゃう。
だからネジで言えばネジ山。雄山も雌山も。そしてフランジ付きであればそのフランジ面も。ゴミは当然、カジリも無いようにしなきゃ意味が無いのだ。ネジだけじゃなくてその締め付け対象となるパーツの座面も掃除してカジリがあればペーパーやコンパウンドなどでならしておく。エアがあれば脱着する箇所をプシュー!と一吹き。スナップオンなんかに投資するよりはノーマルKTCにしてエアガン揃えて認識と自己管理を改める方がはるかに素晴らしい仕事ができる。

そしてごく薄くスレッドコンパウンドなどを塗って更にウルトラスムースを目指す。
トルクが要らぬところに逃げたりしないように。
ひと手間惜しんでテキトーな出来になってしまうのが許容できるならばこんな面倒くさいことはしないで良い。

さて実際にある程度走行した車体を組み上げる際の確認方法は?というと、例えば今回のヘッド締め付けであればヘッドボルト4本ともが先ず指で抵抗なくほぼ全てのボルト全部が同じ感触で指先ではこれ以上無理、というところまで抵抗なくスルスルスル~っと締め付けれないと何かがオカシイ、ということだ。だいたいその時点で(ボルト経や先っちょの摘みやすさにもよるだろうが)ベース・ヘッドガスケットくらいならしっかりと密着するくらいのテンションがかけられるはずだ、指先だけで。エンジンの最重要箇所のひとつだけに、何かおかしい・・・!と指先や感覚が感じたら、手間と思わず再度フリダシに戻って一から確認するくらいでないといけない。 まっ・・・ダイジョーブっしょー!っていってしまうと、壊してしまって結局フリダシに戻るくらいならまだ良いがマイナスになってもっとえらいことになってしまうこともある、ちゅーかたぶんそーなる、からじっくりとひとつひとつ確認して納得してやっていくべきなのである。

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そうして本気で締めあげてよっしょ完璧の大晦日ピース。 段階的に15、25、37、とちびちび締めて行って、最終的に55Nmで締め上げるんだけど、「ええぃ、これでも吐かぬかぁぁぁ~!ピシィ!吐かぬと更に地獄がまっておるぞぉ~」みたいにじわじわと拷問してるような感じを想像すれば良い。
あの短いデジラチェのハンドルでラストの55Nmはけっこうキツかったがこれで一晩放置して明日また角度増し締めを行なってヘッド完了である。これを超えたらもうあとは細かいパーツを組んでちょいちょいと調整したりするだけなので、僕のメンドクサ病が突然出ない限りそう遠くないうちに走りだすことが可能だろう。


さて今年もいろいろと想定内外のことがあり、楽しくそしてのほほんと暮らすことができました。ありがとうございました。
新しく知り合った方々も最近ご無沙汰な方々も昔からずっと友達の皆様もごきげんよう。

良いお年をお迎えください(・∀・)

少年カメラ
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by shonencamera | 2011-12-31 18:40 | 単車系 | Comments(2)
Commented by blue_harley at 2012-01-02 18:33
でぶっちょボブです〜(^-^)/
今年もよろしく!
首を長〜〜〜〜〜くして待ってるでえ〜〜!!
Commented by shonencamera at 2012-01-03 22:01
はーぃ(・∀・)/ こちらこそヨロシクっ!
ろくろっ首になるまで待って頂くことになる・・・(^_^;)
ウソです。がんばりまっさ~!


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