ちょいと嵐電

忘年会が京都であり、少し早く出てちん電の友達(?)である嵐電に寄ってみた。
ずいぶん前に鉄道好きの友達のお供で嵐山から一度乗ったことがあるが、あまり覚えていない。
電車というのは乗ってしまえば例えば内装にめっちゃ凝りまくっただとか、明らかにわかりやすい特徴(特別車だとか観光列車、逆にめっちゃ古くてボロいとか)でも無ければ一般人からすれば電車というのは極論で言えば箱に椅子と吊革、吊りパイプなので基本的に大差はない。(鉄的に細かいとこではあるんだろうけど、やっぱしそういうのはあんましわかんないのだ)

実際嵐電に乗ればそこは地域住民の足そのものであり、時間帯もあってかけっこうな混雑ぶり。鉄道としては実に良いことだ。
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西大寺三条から山ノ内までの併用軌道の直線に、起伏がある交差点を見つけ、テクテク歩いてちん電がやってくるのを待つ。
10分弱くらいで左右からやってきてくれるが、冬の待ち時間は少し身に染みる。おっさんのソロは特に手持ち無沙汰度が高い。

阪堺では近づいてくればほぼ踏切の音が聞こえてくるので「構え」の合図がわりになったが、この直線は踏切が無い。
気を抜いていると低い走行音とともに突然 ぬー! っと現れて少し焦る。

バックに山を入れることができるのは今までに無い背景で眼も心も踊るが、問題は生憎の天気。
今日は朝方には雪も振っていたそうで空が雲に覆われ気味になってしまい実に残念。
人物外撮影では順光やトップ光の時間帯は画にならぬので昼寝でもしとけ、が掟なのだが鉄では違うようだ。
順光バリバリの方が気持よく元気に走って見えるし、冬であれば昼から3時半くらいまでがベストのような気がした。
これもまたデータとして蓄積し、今後に活かせる貴重な体験だ。

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同じ箇所を反対側から挑むと道幅が非常に広く、歩道からの200mmでは角度的に抜けが少し悪い。
長玉でもっと距離をとって撮ると背景だけをもう少し右に振ることができるだろう。
しかしちょうどいいタイミングで右折待ちのスクーターのおばちゃんが比較対象として絶妙の位置にワンポイントで入ってきてくれた。
絶妙の名脇役となりとてもありがたい。


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しかし併用起動というのは車も同時に走るので、タイミング次第ではこんな隙間からかろうじて覗く・・・ということもある。
というか、むしろそっちの方が多い。阪堺といっしょでこればっかりは撮影側がどんなにがんばってもどうしようもない。


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起伏地点より少し四条大宮寄りには、緩いが印象的なS字カーブがあり、歩道からしっかりと斜め王道的なショットで捉えることができる。
まぁ図鑑のようで面白味には欠けるが、それにしても紫芋のような車体は初めて見るとなかなかインパクトがあるわ。


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この日は太陽は雲で覆われてしまい早くも終了間際の合図がきこえてきて、欲張って持ってきた機材の重さは筋力トレーニング用ウェイトに変化する合図でもある。
そんな中、ノスタルジック感溢れるこんな車両も走ってきた。少々あざとさを感じるもののやっぱりこういうのは一般的には目を引くよなぁと思ってたら


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まさにそう思って待っていた人も居るようで、、、 その情熱が少々溢れすぎであった。
いい画を撮りたい気持はわかるんだけどね、危ないしストレートに迷惑。
実際、このあと信号が青に変わって出発してもねばっていたので(動画だろうな)、、案の定軽自動車に鳴らされていた。

しかし京都のドライバーは優しい。
ハンドルを握った状態での気の短さでは天下一品の大阪ならこんなに待ってあげない。目の前に現れた時点でロックオン即発射。
ドン!っと10mくらいふっ飛ばされてしまう。(←ウソだよ、ウソ)
それか、誰も接触したくない感じの怖い怖いおっちゃんが運転席から降りてきて、轢かれた方がマシだったと後悔するようなことになる。
(これはちょっとホンマ)
まぁ仕事じゃないんだから命かけてまで撮ることもないし、安全に誰にも迷惑かけずに写真を楽しみましょう。


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嵐電の停留所はここだけかもしれないけど、ものすっごい狭く、ここでずっと待つのは罰ゲームレベルである。
乗降時はどうすんだ?と様子を見てたら、このナローな停留所は言わば乗るときの踏み台みたいなもんで、電車が到着するまでは歩道側で待機、到着したら乗る人はわらわらと電車に集まって、そこで列をつくって順に搭乗という流れみたいであるが、このプラットホームをもってしても尚且つまだけっこうな段差があるのだ。バリアフリー化に関しては絶望的だが逆にこの強烈な段差が味とも言えると感じた。もし阪急や近鉄、大阪環状線などでこの段差があるとしたら、車内案内ではやかましいほど叫び散らかすだろうレベルだよなぁ、と想像してしまう。

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どーんよりと雲雲になってしまった色の無い世界、けっこう大きな交差点をガイーン!と通過していく。
空がどうしようもないので流して流すことにする。当然画は映えないがよくみりゃ広告とかは地域的なものが出てて面白ね。


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で、やっぱもうダメ、さすがに限界の光量になったのでカメラをしまって嵐電とJRを乗り継いで京都駅に向かう。
バスの方がいっぱつで行けそうなんだけど京都はバスがめっちゃややこしく、どのバスに乗ったらどこに行くのかさっぱりわからない。
(勉強してない、する気が無いとも言う)


「おー、ひさしぶりー!元気そうやん」と言い合ったらいっぱつで当時のあの頃に戻る。これもまたいつも不思議だなーと同じことを言い合いながらスタートするのも毎度のこと。時間が足りなくて喋り消化不良で名残惜しみながら解散するのも毎度のこと。深夜に近い京都駅も大阪駅もどこも同じようにゴキゲンさんになった赤ら顔がニコニコふらふらと電車を待って、乗り込んでいた。もうあと少しで今年も終わりだ。







    







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# by shonencamera | 2016-12-30 19:20 | プチ鉄 | Comments(2)

USB5V電源 今さら...自作モバイルチャージャー

随分前の出回り始めならいざしらず、今や2千円台で容量のでかい充分な性能の携帯電源がポチった次の日には届く2016年の暮れに
わざわざ作るか、、モバイルチャージャー。

しかし目的(内容)はチャージャーではなく降圧DC-DCコンバーターなのだ。(モバイルバッテリーは3.7V→5V昇圧)

難しいネーミングだが簡単に言えば6V~30Vくらいの直流電圧を降圧させて5V変換するという代物だ。
出力出口は今やグローバルスタンダード化しているUSBソケット限定。
この基板は贅沢にも入力電圧のモニターがあり、出力5Vは一定で最大2Aまで取り出せるシンプルな回路、性能的には充分であり非常にコンパクト。
基板には親電源ON/OFF SW、USB側同様SWがあるがぶっ挿せば即稼働状態にしとけば使い良いので中華によくある無駄なオーバークオリティだ。

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これの良いところは、入力電圧の圧倒的な懐の広さ。30V以上までOKだそうだ(そんな機器は見当たらないが、ある日突然どうしても今すぐに24vトラックからバッ直で5Vを出さないといけないシーンに出くわすこともないとは限らない ...たぶん無いな)

現実的にはDC18-19VくらいまでOKなら充分である。
使用中に入力電源のコードが外れてしまいアホな自爆ショートの可能性があるこの青い電源端子は便利とは思うが好きではない。
なのでとっとと外してコードを基板直付、ディーンズのコネクター限定式とした。それの完成形が上。

共立エレで一番小さい汎用ケースを買ってみたのだが、それでも大きくガバガバで加工も少々めんどくさい。
なのでタバコの空き箱で箱をつくってみた。雨には弱いが通常使用で数ヶ月くらいの耐久性はあるだろう。

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ディーンズコネクターでピンときた人はRC好き。
使用スタイルがコレ。あまり遊ばなくなったラジコンのバッテリー(7.2v、7.4v)がなんかの電源に使えないかなぁと思っていたがこれで保管死滅させることなく第二の人生をおくらせてやることができる。電池というのは使わないとどんどん性能が落ちていき、気がつくと死亡してしまうので、できるだけ回転させておきたいということだ。

この用途は様々考えられる。スマホや携帯の充電だけではなく、DC 5V入力の機材などを出先で電源確保に困ることなくコード無しで使用できる。

親電源のRCのバッテリーはニッカド、ニッケル水素、そしていまはリポ、リフェと進化を遂げているが、コネクター形状さえ一致すれば全てのバッテリーが使用でき、またリポの2S、3S、4S...どんな電圧であろうが全てOKというのも素晴らしい。親電源さえ充電済みで容量のでかいものを数本用意すれば、長時間撮影、星空泊まり撮影、ネイチャー系に目覚めてヒマラヤの白ヒョウを徹底密着!などで、ものすごいパフォーマンスを発揮するだろう。(白ヒョウはやんないけどさ)

NICD、NIHMは安定・安全なバッテリーだが6セルとなると非常に重くなる。リチウムイオンは中くらいの重さ、最大のメリットはリポバッテリーにある。ドローンの一般化で2000mAh以下の強くて軽いバッテリーが非常に安価で求められるようになったので、このコンバーターと組み合わせれば体感できないくらいの重さ、例えば上に見える2S/1300mAhのバッテリーは60gほどであり、自作コンバーターが15g、セットでも80g切る。

現代軽量電池であるリポであろうがリチウムであろうが容量を欲張れば携帯には適さない重量となる。
デカイほうがいいわ、とスペック2万mAhのモバイルバッテリーを買って大きさと重さにやっちまった感を抱いた人も少なくないはずだ。

1300mAhとだけ聞けば圧倒的に小容量で使いものになるんか?と思うだろうが、127灯の撮影用小型LEDライトを光量MAXで連続1時間光らせることが可能なので(現代のLEDなら基板効率が向上してるのでもっと良い結果になる)、現実的には2000mAh以下というのが重さ、大きさ、値段の面でも一番実用的だ。

能書きはともあれ、なによりも個人的には死蔵化していたバッテリーを撮影等に活かせることがありがたい。



 

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# by shonencamera | 2016-12-28 21:00 | tips(小ネタ) | Comments(0)


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