AF-500FTZ 使い方 PENTAX <いまさらシリーズ>

まだフィルムカメラしか無かった時代のストロボの中で、AF時代に登場したPENTAX最上位機種AF-500FTZ。
Z-1とかには右肩に装着するなかなかのアバンギャルドなシリーズだった。
このストロボも曲線ばかりでエルゴノミクスデザインが流行った良き時代を反映している。
当然現行デジ機種には非対応だが、Mと内臓スレーブがあるので、まだ使えるっちゃぁ使える。

スペックは ASA(ISO)100 35mm位置でGN36 このクラスでは普通である。

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スイッチの意味は写真の通り。もうこの頃からクイックリリースが採用されている。
メインSWが中央OFFというのが実にマズい。使い手と人間が操作するということを無視した非常に使いにくい設計だ。
通常使用は下の段を右に、上の段を左にすればほぼ問題ない。M発光に切り替えるにはこの状態からモードボタン。

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スレイブモードでの表示。Mのレシオは 1/1、1/2、1/4、1/8,1/16、1/32 
もう少し幅が欲しいと思わせる淡白で潔いレシオの少なさはペンタックの伝統でもある。

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側面には外部電源端子(ナショナル同型に変わったのがこの頃から)と、どうしてもオフカメラでTTLで撮りたい人向け5PのTTL延長端子。

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前面にはAFスポットビームが右側、スレイブ受光もここに納められている。
ストロボ調光性能はイマイチで低かった反面、スレイブ受光感度は無駄に高い。
後ろからの照射にも確実に反応するので向きに神経を使わないで済む。
今も昔も、どこか変なところが抜きん出ているメーカーである。

まかり間違っても今わざわざ求めるひとはいないだろうが、昔使ってたよなぁとガサゴソと引っ張り出して
使い方がさっぱりわからんようになった人にはちょっと役にたつだろう。
ただ、もしそういう人がいたとしても10分ほどいじって、発光するのを確認したら、、、
これを今どう使って良いのやら見いだせずに、電池を抜かれ、また長い眠りに入るに違いない。




 



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# by shonencamera | 2017-01-30 16:28 | ストロボ系 | Comments(0)

MG8000 EOS80D非対応に涙す

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昨年末にEOS80Dをメインカメラ、EOS7D2超広角用としてイベント撮影をした際、EOS80Dに装着していたMG8000が撮るにつれて調光しなくなり暴れだした。フル発光が数回確認できた時点で「何かおかしい」とすぐに予備の純正に交換。EOS80Dを手に入れてからのテスト撮影では暴発は発生確認することはなかった(たまたまだったのかもしれない)。
もしテスト段階で暴走確認できていれば、もっと早く知っていただろう、
もうEOSの新しいボディにはMG8000は対応しないという事実に。

外部電源PS8の電源コードにも新旧があり、Canon用は無償交換するとのことをたまたまHPで知り、僕のは2本とも旧タイプであり、うち一本は皮膜も剥けてしまっていたので交換お願いに発送する際に、MG8000もいっしょに発送してチェックしてもらおう、と思って返ってきたのが
「申し訳ないが 80D 非対応」との知らせであった。

送り返されたMG8000とチェックシートを読んでから、HPを検索してみると、確かにあった。

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現時点でオンカメラ(ホットシューに直接のせる普通の使い方)で使えないのは

EOS-1D X Mark II / 5D Mark IV / 80D

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とある。なので、これから出る新機種もきっと対応しないだろう。
1DX、5D3、7D2、70Dまでが最後の対応機種ということだろう。

機械的な難しいことはわからぬが、長らく続いてきたEXストロボの制御系統などが、カメラボディ側で大きく変わった可能性が考えられる。純正だけを認識するものなのか、またそういう商業的な面ではない変更なのか、そこらへんはわからない。

世界で唯一の最強で最高であり他の追従を許さなかったマシンガンストロボ、
同時に今までかつて無いほど最低な操作系のこの変態ストロボは、カタログ落ちしてからとうとう現行機種に使えなくなってしまった。。

ほぼ全てのショットをストロボ発光で撮影するイベント写真屋には頼りにしていた利き足をもぎ取られた感もあり、正直非常に痛い。。7D2がまだ対応ということが救いといえば救いだが、7D2も発売当時の喝采と栄光は一瞬で落ちてしまい、誰も想像しなかった非常に苦しい立ち位置のボディとなっているので今後のボディ選択に悩むことになりそうだ。

NISSINジャパン社は今回のMG8000のチェックや過去簡単なトラブル対応にもすぐに対応して頂き、またPS8のケーブル交換などアフターにも誠実に対応してくれる珍しく印象の良い会社と感じている。外部電源ケーブルを各種追加で購入してケーブルだけでも数万円分買っている側からすれば、売りっぱなしで損傷すれば終わり、新しいの買ってくださいというのがデフォルトになりつつある世の中で頼りにできる会社ともいえる。

MG8000の後続機種は考えていないようでそれは「そうか...」と受け入れてきた、採算が合わぬだろうのは解る。
MG8000が今後の新しいボディに対応しないのであれば無理を承知でユーザー救済の意味も含めてE-TTLがしっかり対応するNEW MG8000を考えてはくれぬかと望む。
もし考えてくれるならば、旧型でも今までの中で最強のスペックだった基本性能を維持、できることならそれ以上に特化、強化することにエネルギーを注いで欲しい。

純正より先にNISSINが流行らせようとした合法の無線系は真っ先に具現化した結果も志も素晴らしいが
MG8000を使うスナップ一枚百円~という商業写真屋は、結局ONカメラで撮りまくるのが現実であり、無線などほぼ使わないので搭載しないで欲しい。
そういう用途が必要な場合(ほとんど無いがもしあれば)違うストロボを使うか違うアプローチを考える。
例えば本来の性能以外の付加価値的要素が壊れ、それが原因で撮影続行ができなくなる可能性が少しでも増えるのは避けたいのだ。
ライブ現場での多灯やオフカメラは、やはりまだ有線ケーブルでの使用が一番トラブルが少ない。
スタジオなどでタイムラインをカメラマンがある程度掌握できる撮影現場と比べると、ライブ撮影の実際は要求も環境も全く異なるのだ。

ただひたすらM / E-TTLの指示に忠実に発光し続けてくれるストロボ、それが最強最高のストロボであり
過去全てのクリップオンストロボの中で、MG8000がぶっちぎりで一番それに近かったのだ。

そういうストロボの意味を知っている、作ってくれるのは、世界でもNISSIN以外に無いだろう。





 

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# by shonencamera | 2017-01-15 02:40 | アクセサリー系 | Comments(2)


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