少し前のローライ散歩

試写ネガのスキャンするには時間がちょと無いので
少し前に夕方~夜にかけてローライぶらさげて梅田を散歩した時のショットで茶を濁したりして。

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このショットの前に一枚建物だけを撮ってるけど、こっちの方がいい。スポッティングは時間かかるので堪忍してくれ。


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市役所の中にコンビニがあるのを初めて知った


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そして食堂は夜までやってるというのも初めて知った


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なんかガーゴイルの楽屋かと思うよーなショットだ


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どこかで誰かが撮ってそーな、あんましどーでもいいショット。こういう椅子好き。


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ローライのカラーも大好きだけどモノクロってものすごくトーンがいい。優しいというかほんとになんともいえない。でもモニタでどこまで伝わるんだろう。 この子が写真を本格的にやりはじめたのが今年の春。ハッセルを嬉しそうにぶら下げて、でもまだぎこちなかったけどすっかりハッセル子ちゃんになった。ま、まだまだ壁はいっぱい出てるようだが「バライタの黒が・・・あーだこーだ」とか言ってたりするので可愛いやら頼もしいやら。ガシャポンハッセル嬢はローライの

          ..............チャッ...。

という奥ゆかしいシャッター音に「ちさっ!」と驚いていた。 稼動ミラーとかありませんからねぇ。
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# by shonencamera | 2010-12-13 03:24 | ローライフレックス | Comments(0)

ブローニーフィルムのコマ間隔のハナシ

自家現像している人には釈迦に説法だろーが、コマ間隔という大事なポイント。
気にしちゃいね~人にはなんにもわかんないだろーが現像する度に毎回とってもとっても気になるコマ間隔。
実はこれ、カメラの現状の具合を測る非常に大事な点なのだ。

たまたま修理上がりの試写現像をダダダとやったので比較してみよう。
写真にわざわざめんどくさいのにテキストで書いてあるが5機種の比較となった。
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トップ部からみてみよー。湿気が少ないのですでに乾燥が始まっているのとコンデジの広角湾曲の威力ですんごいパースがついているが、謀らずも全て6x6だったという、スクエア大好き少年カメラっ!というのがモロに噴出している。
1枚目への送りが非常にゆったりと取っているのが新たに戦力加入したブロニカS2。
逆にイソイソと早くから1コマ目を開始しているのが天下のハッセルブラッド。(おぃおぃ、平面性やばくない?)
そしてチェコスロバキアの独創的なTLRであるフレクサレット6と王者ローライフレックスが同じくらいの幅。

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何が面白いかって、エンド部が見物なのだ。

王者ローライは本当に毎回感心するんだけどフィルムの長さをしっかりと均等に使っている。スタートマークなんかいらないよーという魔法のようなオートマット機能を機械的メカニズムで完成させたのが何十年経ても今でも完璧に機能している。この辺りが正に王者と呼ぶに相応しいのだ。ちなみに機種は3.5Fだが、クセナーやテッサーなどを搭載した初期・中期タイプ(2.8でも3.5でも)のオートマットでも、コマズレや不等間隔などは今まで手放した個体も含めてローライフレックスでは痛い目にあった経験が無い。僕がローライを盲目的なまでに信頼して愛でながらも使い倒すのは、そういう信頼の裏付けがあるからなのだ。絶対裏切らないから王者なのである。

そして試写機種のひとつ、フレクサレット6。日本の二眼レフが全てローライのコピーをしまくったけど(例外としてミノルタは少し、マミヤはかなり独自性があるが)このフレクサレットは何もかもがオリジナル。機能的な性能はローライと比べては可愛そうになるが、ひとつひとつの動作だとか仕組みだとかはお国の国民性も見えてきそうな、そんな素晴らしいカメラだ。コマ間隔は恐ろしく均等でローライに負けないどころか少しだけコマ間隔が広くてハサミでちょん切る時にすごくやりやすい。OHあがりたてなのでコレがフレクサレットの100%の性能なんだろう。そして修理屋さんの腕の良さもこういうところに出るのだろう。パーフェクト、完璧だ。

ブロニカS2は少しだけコマ間隔がバラつくが重なりもせずに全然OKな状態でエンドまでいく。素晴らしい。ハッセルの500シリーズの前のフォーカルプレン機、打倒1600を目標に作られた完全メカニカルな純国産機はウン十年もの時をものともせずに非常に気持ちの良いパフォーマンスをしてくれた。もちろんこの個体も修理屋さんのゴッドハンドにかかっているので、そのお陰で僕はただ気持ちよくフィルムを巻いて写すことができるのだ。

そして天下のはずのハッセル君は最初のイソイソ状態をしなくていいのにキープして、13枚目もいけるじゃん!ってくらいのエンド状態(笑)。 これはボディもバックも少年カメラの最初の彼女のハッセルで撮ったものなのだが、僕が使っているハッセルの3つのバックでもほぼ同じくらいのコマ間隔と1コマ目位置である。新品完璧状態の時なんかはるか昔なのでもう覚えていないが、このコマ間隔にいつも泣かされている。はさみでちょん切るときにめちゃくちゃシビアで時々「うわー...ちゃんと真っ直ぐ切る自信が無いよ、コレ」ってヤバいときがあるのだ。

ギアの材質を意図的に変えてて、それが磨り減ってコマ間隔が狭まってくればOHの時期だと教えてくれる、と良く聞くし実際にA12より古いM12だとかはコマが重なってもう文鎮にしか使えない状態になってる(2コもあるんだ(笑)どないもしょーがないよコレ...)けど、他のクラカメを触ってたら余計なお世話としか感じない。OHしようにもハッセルは何かひとつ触ってもらうとベラボウな金額になるし、正規修理の経路を通さないと交換部品が出ないというMacとかBOSE状態なのと、コマ間も重なったりすることもしばしばあったりして(でも何故かその次のロールでは直ってたりする)前から実は正直嫌気がさしているのだ。でもハッセルを使う理由はただひとつ、ツァイスのレンズの写りが好きだからで僕にとってコンパクトさであるとかデザインだとか、軽量、とかは全くどーでも良く、打倒ハッセルをぷんぷん匂わせてるブロニカS2が仲間に加わったので、ハッセルの立場が僕の中ではとっても微妙になってきてしまった。まだスキャンしてないからわからないが、ゼンザノンやニッコールの写りが期待を超えていたら・・・ハッセルは本当に立場無くなってしまうかもしれない。

パーフォレーションが無いから仕方ないとはいえブローニーに限らず全てのカメラでいえることだが、コマが重なってしまう可能性があることほど憎たらしく殺意を覚えることは無い。

遮光の面でも経年劣化のスパンが短いメーカーや個体には愛を注ぐ気が失せる。例えばハッセルにしてもバックを完全に整備に出したら今でも1バック2万~3万円だろう。僕は3つあるのでかなりの投資になる。それならばもう少し足して程度の良いローライをもう一台買うなぁ・・・と僕は思ってしまうので、加えてメインボディもロートルなELMなのでぶっ壊れるまでもうこのままでいいか、と思うのである。 今のハッセル社は昔の面影も誇りも感じられないほど魅力的なカメラを作る会社ではなくなってしまった。もう僕の中ではハッセルは朽ち果てていくだけのカメラでしかない。HシリーズなどはPhaseOneが付いても何の魅力も感じない(ウソっ、買えないけどちょとだけ使いたい(笑))。でも、プラナー、マクロプラナー、ディスタゴンという昔必死の思いで買ったレンズは今でも本当に素晴らしくキレイな絵を生み出してくれる。だからよけいに悩ましいのだ。うー。。。

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そして最後にスーパーフジカシックス

これはもうひっくり返るほど驚いた。これほどまでにパーフェクトな自動巻き止めをしてしまうスプリングカメラは初めてだからである。ツァイスイコンのスーパーシックスもこの点ではフジカには全く勝ち目が無い。昔のフィルムと今のフィルムの厚さ、裏紙の厚さが違うからコマダブりが出る、というのを「そか、そりゃ仕方ねーな」と信じて今までツァイスとパールのコマダブりを許容しながら愛でてきたが、このフジカはそんな新旧の厚みなんか全く関係なくこの結果を出しているんだ。後ろが僕が勝手に絶賛してるローライなんだけど同じくらいの精度と間隔で最初から最後まで負けてない、いったいぜんたいこんな蛇腹カメラがあったとは、あまり期待もしていなかったから余計に嬉しくてしょーがない。ちなみにたまたまフジカだけ珍しくコダックのトライX、同じ現像処理だが何故だかベース色が残ってる。他は全て今となっては懐かしのフィルムになったプレスト400だ。冷凍すれば何年もダイジョブなのよ、特にフジは本当に強い、カラーポジですら色変化が少ないのだ。

フジカのカメラは今のもそうだけどなんとなくもっちゃりしててつかみ所が無い印象なんだけど、写りは日本の写真文化を引っ張ってきたこともあって、数あるカメラ・レンズの中では人肌を出すのは天下一品なんだ(写真館のフジノン大判レンズでの記念写真とか観光地のGW6x9での集合写真とかでは超メジャーだったのよ、きっと誰もがお世話になってるハズ)。でもカメラとしての機能美であるとかメカニカルなそういう面ではそれほど愛でたくなるよな個体が無かった。645とかもコンパクトカメラみたいにAFになったのを買ったことがあった、ブローニーなのに全てが自動化されてて本当に楽チンなカメラで、写りもさすがフジノン!期待を裏切りませんっ!という超優等生カメラだったんだけど、な~~んかイマイチ好きになれなかった。でも、このスーパーフジカシックスはもうこのフィルムを見ただけで僕のお気に入り決定!となってしまった。早く乾燥しないかなー、絵が見たい、猛烈に。
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# by shonencamera | 2010-12-12 13:20 | tips(小ネタ) | Comments(2)


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