モトレボ パート3 #61 予選

続いて我らがHIROの(しっかり背中にそう縫ってあるし)チキチキマシンモーレツ号の出走。

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来たきたぁー!この肘の角度、上半身のクィっという入り具合、もうずいぶんと見慣れた憧れのフォームなのだが今見ているのは久々に見る本気度100%のマジフォームなのだ。やっぱしカッコイィ。キレイなんだ。



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モーレツ号のこのトラディショナルちっくなカラーリングは今でもとても認識しやすく見栄えがする。チカチカするよな派手なものではなく安心感があるしなによりツナギとコーティネイトされているので写真的に安定している。これってプロレーサーマシンなら当たり前のことなんだけどアマレーサーではなかなか作るのも大変だしデザインやカラーリングにまではなかなかしっかりと手間も暇も加えれない、というのもわかるんだけどね。もうずいぶんと前の話だけどはじめてこのマシンを見たときに「カッコええなー!」と思ったことを思い出す。



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1枚目の連写ショットではない。次の周回なんだけどほぼ同じラインで入ってくる。フォームもなにもかもが同じ、これってすごいなーと思う。バックマーカーが入ってくれると途端にレースっぽくなって撮る側からすればすごくありがたい。



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ガンガン流します。流す時に一番気をつけているのは「ピントの芯」。これは流す時の肝で要なポイント。どんなジャンルも好きなように撮ればいいのはいいんだけど、一応全てのジャンルで押さえるべき必須ポイントというセオリーはある。モータースポーツの場合、ヘルメットが露出しているフォーミュラマシンだとか2輪とかであれば先ずメットにピンがきていないと基本的にNG。違う表現を狙っている場合はこの限りではないけどね。

流し撮りはモータースポーツなどの高速動体撮影では必須の撮影方法。これにチャレンジしだすとフィルム時代では金がいくらあっても足りなくなった。フィルム代と現像代がすごいのだ。36コマ回してもOKショットは1~2枚あるかないかとかになるし、全コマさよーなら...というのも当たり前だった。だから練習で飛行機を撮りにいったりするときなど「今日は2本だけ」とかわざと自己規制をしたり。そういう今では考えられないくらい1コマへの根性の入れ方が違ってたように思う(だって2本だったら72回しかシャッター押せないので、人間って制約があるとその中で必死に100を出そうとするので、今みたいに32Gカードぶち込んだらほぼ無限ショット~♪みたいな自由よりある意味では良かったのかもしれない)そういう意味でデジタル一眼レフというボディの登場は初期投資額がものすごかったが、その場で悪い箇所の修正ができるという意味では金には変えられないほどありがたく画期的な発明品だった(出た当初は今のキスデジの1/4以下の性能だったけど値段は20ウン万円とかした)。

最初は流すシャッタースピードをどれだけ落とせるかとか、そういう数字へのチャレンジをしていったりするんだけど(みんなそーじゃない?)それがある程度自分的に納得いくくらい安定した結果が出せるようになってくると目標が変化していって、構図だとかAFやMFの微調整とか自分が写真に何を出したいかとわかってくるので、そのポイントへの自分との戦いになっていく。



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逆光ハイライトだけを撮る、のを連発してたら「お前何撮りにきたんじゃー」と怒らるかなぁと思ったのでマシン重視のも一枚。フィルム時代じゃここまで出なかっただろうなぁ、でもなんかちょっとウソっぽいね、キレイはキレイだけど。今はプリンターもデジタル化されてるので厳密に言えばモノクロを手焼きするとかくらいしか銀塩プリントって手にすることができない時代(まぁ中にはカラーも自宅で焼いてますよ、という猛者もいるが一般的ではないので)そういう時代に育ったらこーいうのでも全然オッケになっていくんだろう。価値観デフォルトの位置が少しずつ変わっていくのは世の常だし。

さて流しですがクリッピング重視にした場合は意外に楽。フィルム面に対してマシンがほぼ平行になったときがシャッターチャンスだしAFも黒一色、白一色とかそういうマシンじゃなければキャノンじゃなくても1D系じゃなくても合焦しやすい。もし光が乏しい場合に浅い絞りにしかできない場合でもピンは平行にちかければ全面に合う。各社どんどんとAFが超音波モーター式に変わっていってるのでどんなメーカーでもよっぽどじゃない限り不満は無いだろうが、もしオリンパスとかで果敢にサーキット撮影を試みる場合は素直に置きピンにしよう。仕事用にバリアブルモニタが都合良いと判断してそのとき出たばかりのE-620とかを買ったことがあるがAF性能とか各部動作の俊敏性に眩暈を覚えるほど絶望的だった。今はどーか知らないけどEシリーズは気の毒になるほど前途が危うい予感がする。種類だけで言えば使ってみたいレンズも2~3本あるほど贅沢なレンズラインナップだが、ボディがついてこないのはフィルム時代よりも悩ましい(AF時代のペンタとかがそーだったね。結局MZ-1はモックアップは見たことがあるけど出なかった)。



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そして午後からは決勝レースだ。予選を撮り終わった時に、自分はすっごく眠いのを思い出した。。。
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# by shonencamera | 2010-11-29 10:53 | レースとか | Comments(2)

モトレボ パート2 #62 予選

さて予選が始まりますとライダーと同じくカメラマンも出番なんですが
プレスゼッケンが無いので一般人と同じく外からなんとかかんとか写さないといけません。
サーキットで撮影する時にインフィールドに入れないということは、すなわちめっちゃくちゃいろんな、というかほぼ全てのことが制限されてしまうということになり、ナイスな撮影可能ポイントというのは数箇所しかなくなるのでそこでどんなふうにしてどんな絵を撮るか、というのがめちゃくちゃ大事になってしまいます。みんな同じトコで撮るので、似た絵になるんですよぉぉ。。。

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まあとにもかくにも奥さまの走り。毎度お馴染みの便所コーナー入り口。300mmにエクステンダーx2をぶち込んでますので入り口でこんだけぱっつんぱっつんの構図。こーなると・・・



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クリップではもうハミハミ状態(笑)。レンズはズームじゃないのでどうしようもありません。今回はどこに重きをおくか、あれもこれもと欲張るよりはココ!という決めたとこだけに根性入れます(でも、バラエティに欠けてしまうのはしょうがないとはいえ実に悩ましい。高画質な場合はズームのつぶしの利き具合というのも超強力な武器です)



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そう、いつも仕事で撮ってる走行会写真では絶対撮れないこーいう絵が撮りたかったのよ。ゼッケンが読めないと仕分けのSちゃん「・・・堪忍してくださぁ~ぃ」って泣きはりますので。 で、今回は撮れるもんなら撮ってみやがれと前を遮る金網デスマッチをものともせず超望遠で撃ちぬきます。一日振り回したらけっこうなバーベル状態のサンニッパ+エクステンダーは半逆光もなんのその。さすがじゃ、よしよし、愛ぃヤツめ。と自機自賛。こういう光線状況ではもう機材の潜在パワーがモノを言う。伊達にむっちゃ重くてアホほど高いわけじゃないのである。



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後続が来ない、よっしゃラッキー! こういう構図がしたいんじゃーというパーツ配置の場合、AFでは不可能なんで鉄ちゃんよろしく置きピン。上手いライダー、速いライダーは同じラインを通ってくれるので可能な技。上のバトル風とはまた違った、パワーを振り絞ってるのも伝わりつつ静寂もある、というなんというか正に日本の文化 「侘・寂」 。写真に利休や珠光が入るあたりが少年カメラなのである。。。 

というのはどーでもいいが、こういうのが撮れたら、やっぱし気持ちがいい。素直に嬉しい。
嬉しいからまた次はどんなん撮ったろー!って気持ちになるんだ。
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# by shonencamera | 2010-11-29 05:42 | レースとか | Comments(0)


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