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世の中のとても面倒くさい仕様 DELLのスマートACアダプター 

世の中ではパソコンはもはや必要不可欠なもので写真にもパソコンやフォトショップなどの編集ソフトは無かったらどうしようもないものとなっている。無くてはならないモノのもっと根底のことを言えば「電気」で、これが無いと仕事どころの話ではなく世界中が超大混乱に陥るが話が壮大になってしまうのでそこまで掘り下げないとしても、パソコン無けりゃ仕事になんない、というくらいにカメラ本体と同じくらい大事なものとなってしまっている。

たぶん仕事でパソコンを使っている人はメインマシンとサブマシンと2台以上所有しているのが普通だと思うが、僕もメインマシンにはデスクトップ機でサブマシンにノートPCを24インチモニタに接続してデスクトップ機のように使用中。処理速度は当然デスクトップ機の方が購入当時のレベルではハイエンド・ハイスペックなので数年経っても安物ノートとかとは比べ物にならないほど速いのだが、日常ユースやそれほどスペックを必要としない仕事などでは案外ノートPCをデスクトップ機のように使う方がとても使い勝手が良かったりして重宝するのです。

そのノートPCからあまり見かけない警告が出ました。

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なんだこりゃ? と思いますよね。そりゃそうです。誰も付属のACアダプターなんか気にもしてません。購入したらコンセントに挿して、プラグをPCに挿す。それくらいでしょう。持ち歩きとかする人は抜き差しを頻繁に繰り返すでしょうが、本体に書いてあるアレコレなんか見たこと無い人がほとんどでしょう。

ですがどうやらとにかくACアダプターに問題があるようです。もちろん純正なんですけどね、、やれやれ。

ここで思い浮かぶのが、電圧があぽーんして要求される電圧(僕のノートPCの場合は19.5V)が出ていない、または0Vで御臨終、という単純なものです。
ほとんどのスイッチングACアダプターが中華製になってからは、いきなり死んでしまうACアダプターによく遭遇しますので「また中華か」という具合で特に感情も何もありませんが、作業中にこういう不具合が出るとそれを対処する時間仕事ができないので少しご機嫌は斜めになります。同じモノがたちまちすぐには手に入れられないので旧型のノートPCのACがちょうど同じ電圧だったのでそれを結線して使おう、そうしよう、これで万事メデタシメデタシだ、そう思ったのですが、ここでようやく発見がありました。

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なんと、数年前のノートPCですがACアダプターがスマートACアダプターになっていました。通常エレ系では真ん中のピンがDC+(センタープラス)で外側の露出している部分がDC-と相場はほぼ決まっているのですが(楽器のエフェクターなどはセンターマイナス)真ん中の細っそいピンこれがID端子、どんな種類のどんなワット数のACアダプターが装着されているかとかの情報をご丁寧にもPCとやりとりするそうで、こんなに細いピン端子になっています。
じゃあDC+はどこにいったのかと言えば、内穴の内枠(表現が難しいです)がDC+となっていたのです。なんてこった。。


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で、電圧を確認しながらID端子をON/OFFしながら動作様子をチェックしましたら、確かにIDが短絡していると警告ダイアログが出ます。しかし電圧はIDのON/OFFにかかわらず絶えず出力しています。たぶんきっと、マシン要求が90Wの個体に、プラグ端子が同じで65Wやそれ以下のACアダプターを挿して、不具合が出てクレームや最悪は発熱発火だとか、そういうことがおこった為(クレームや保証か?)にこんな面倒くさいバカ仕様にしてしまったのかもしれないなぁと想像しました。ID端子をつけてのメリットなどはDELLにも記載ページがありますが、AC接続時にそんな細やかな電源管理など今まで必要と感じたことがありませんでしたし、過去機と今とで「あぁ、IDついてありがたいなぁ~、さすがDELL、ひと味ちがうねぇ~うんうん。。。」とかも一切感じることはありません。

このIC端子採用のおかげで他の19.5v前後のACアダプターを用いての電源のみ起動&バッテリー充電できなくなったというわけです。
つまり純正以外は使えねーよ、バッテリーがすっからかんになったら充電すらできねーよ、ということです。

...めんどくせー仕様にしてんじゃねーよ!

世の中の余計なお世話の要らぬ仕様がまた増えたのですね。。こういうのはいつの間にか侵食が進み生活の中で当たり前になってしまいます。
ほとんどがもう誰も気にもしてないくらいに浸透してそれがデフォルトになってしまうのですが、実はバカが増えたのでその対策として発生したものがほとんどです。
代表的なものでは右折矢印信号も判断能力の薄い、もしくは欠落した利己的なオレが地軸バカが早く曲がりたい一心で通常なら起こり得ない事故を連発する為に、日本中全員一律で右折は右折矢印が光る一定時間だけ、ということになりました。なので夜など前からは犬っころ一匹通っていない時でも右の矢印が出ない限り道路交通法ではたとえ恐ろしく長い信号で1分前後自分以外1台も来ないことが明白であろうが、何がどうあっても右折できなくなってしまいました。

こういうケースは通常判断能力と分別を持つ通常人からするとアホとしか言いようが無いのですが、これで一定の結果や効果が過去比較で出てしまうと世間的には改悪では無く改良と認識されてしまいます。集団生活をしているとこういう「LOWレベルに合わせたルール」というのを余儀なくされます。

車本体でも今は一気に踏み込んでも発進しないコンビニ突っ込み防止機能だとか自動ブレーキなどの溢れるほどの安全装置ラッシュとなって、高齢化日本がよく現れている現象です。日本中で年寄りの比率が爆発的に増えたのでヒューマンエラーを機械で回避する一時的な策ですので、人によっては無用の長物であり、老人であろうが能力が維持できている人にも無駄なおせっかい機能でもあるのですが、これだけあちこちでジジイやババアが店舗エントランスや集団登校の子供たちをLet'sデストロイしまくればさすがに何か対策をせねばいけなくなった結果でしょう。

怖いのは、これが一般的デフォルトになってそれで育ったり慣れてしまった人間は、回避能力や瞬間判断能力が欠落したり著しく低下します。全国規模で「まぁ何かあったら車が判断して止まってくれるしー」というのが標準装備で育ったらそりゃその部分の人間本来の危機意識なんかは発達するわけがありません。親がいつまでも子供のクソまみれのケツを拭いてるのと同じことです。なので、、きっといつか事故などの言い訳で「車が止まってくれなかったんだ、オレは悪くない」というような驚愕のニュースがしゃーしゃーと流れることになるでしょう。

便利になるとその分良くなる面もあり、そして同時にアホになる部分も必ずあります。昔人間が作れたモノやできてたコトが、今の人間に作れない、できない、というのもいっぱいあります。歴史的に大きな改革や開化というような事例はほとんどの場合人間生活を豊かにしていきますが(動植物や環境はその犠牲となることがほぼ100%ですが)、一般生活などでの改良や小さな進化のような場合は、ほとんどが余計なお世話的なものが多いです。

これらの呼び名は昔からいろいろありその一つが「フールプルーフ」と言うのですが、直訳すると「アホを防ぐ」です。バカが使っても大丈夫なように、という前もっての防御策のことです。なぜこういうのが必要になったかというと、間違った使い方をして壊れたり何かが起こったりすると、アホなヤツほど「これを作ったヤツが悪い!」と言って大げさに騒ぎまくって超めんどくさいクソ輩になるからです。企業にとってはそんな知能の低いバカ野朗がまさかうちの製品を使うとは考えもしないことで、こっちが被害者だよ、、と本当は全国紙の全面広告で言いたいのですが訴訟や風評など一番やっかいですので、じゃあ私達開発者が想像を絶するような間抜けがよりによって残念ながらうちの製品を使ってしまう場合でも、不具合がでないように、と操作などでミスが起こらないように機器側のメカニズム的に仕組みをこしらえたのがそれです。で、こういうバカに対して費やした開発費用、増えた部品代など、それらも当然製品コストにのっけていきますのでどんどんと値段が上がっていきます。

車でも大きな大きな改革がありました。ギアチェンジ時のクラッチミートが下手、またはできない→オートマチック車 
マニュアルミッション車の代表である軽トラでもオートマが当然のようにラインナップされてしまうようになりました。
軽トラのATはとにかく乗りにくさでは天下一品なのですが、それをありがたいと感じている人がいるから世に出ます。
カメラのフィルム時代にはあの手この手で「オート化」競争が激しく日本はそういう改良は得意中の得意ですので、フィルム装填から露出からASA感度合わせ、ピント合わせまで、とにかく操作のほとんど全てをオートマチックにしてしまいました。良し悪しはともかく、何かを達成してしまうと次に着手する目標を見つけないと死んでしまいそうな、そんな感じでしょうね。止まると死んじゃう、まるで遊泳性の魚のように。

DELLのACアダプターの不具合で、こんなことまでしてんのか的発見もありましたが、それって、今もニュースでわいわいしている「いい歳した酔っ払いのデブ同志のケンカ」と同様に一般人にはひたすらどーでもいいことでしかありません。加えていえば横綱の存在意義や意味、しきたりや威厳など、いくら志願してやってきたとはいえ外国人に性根から理解してもらえると思っている方がアホすぎです。朝青龍などの言動を見ていれば相撲に興味が無い一般人からも、一発当ててお金と自国での名誉がメインと容易に感じますし、それにまさか関係者が気付いていないというのも考えられないことです。もともと神事であれば頑なにそれを守り通すべきであるのに妙なところで興行的な営利がチラチラどころか見えまくっているのも、興味をもってずっと見ていないものから言えば極めて興ざめです。そもそも女性はまだ土俵に上がれないくらい厳格なのに力士では外国人がOKなのかも、一般人にはいまいちピンときません。外人のおっさんが酔っ払って酒場で騒ぎを起こすとか、日本全国各地の酒場で夜な夜な大なり小なり確実に発生してることです。長きにわたり全国ニュースのトップを飾り続けるだとか、日本はいつの世も天下泰平ですなー、とそういうふうに見られてて恥ずかしく思っている人などは日本ではマイノリティーなんでしょうね。


話がそれましたが、たかがノートPCのACアダプターって、、、 普通のDCプラグで良くねーか?
という素直な気持ちを強くしてしまった、ということでした。




   





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by shonencamera | 2017-11-29 01:59 | 徒然事 | Comments(1)

カナレ 極細ギターケーブルは快適だった

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アコースティックの楽器の調子を出せば次はエレキと相場は決まっているのかどうかは知らないが、次なる真夜中の一服タイムのお題はギターケーブル。確か手持ちであったはずだがどこにいったか行方がわからなくなって久しく、もし発掘したとしてもケーブルやプラグの素性も気にしないで買った(または付属してたか)ものだろうのでこの際、無駄に音系でテンション上がっている今の機会に作ってみた。夜中に静かに気分転換がてらにやる作業としては本当にちょうどいい。去年くらいにハンダ付けの本を発見→熟読→練習という過程を経てたぶんココじゃないかなというポイントを勝手判断だが会得してからというもの、ハンダ作業がちょっと楽しいというのもある。

どこで悩むかといえばケーブル本体。生粋のギタリストは材質や音質、アンプとの相性やらでどうのこうのと悩むだろうが、ドラマーが家で遊びで弾く場合はただ単に太さで悩む。写真の右がカナレの4mm、左はモガミの5mm。音云々よりもコンパクトでジャマにならないケーブルが欲しかった。更にその音云々のレベルはどっちでも良いとは言えできるだけ下げたくない。

現物合わせと見た目と触診、しばしの腕組み思案の結果、当初から考えていたカナレGS4に決定。実際に4mmのケーブルを触るとコレほんま大丈夫かと思うほど細い。

プラグには定番のF15では隙間が気になるかもなのでアンフェノールのストレートとL型にした。エンド部が見事に誂えたようにケーブルとフィットする。グラウンドに引っ掛けがあるのは優しい配慮のアンフェノール。端子へのハンダのりも良くジュワ~っと伸びてくれて気持ちが良い。


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音は、ドラマーには正直よくわからん。しかしラインケーブルかと思うほど軽快な細いケーブルで全然遜色ない音はさすがカナレか。八の字巻もやりやすく巻いたらその厚みというかコンパクトさに驚く。比較がマイクケーブルだが左が6mmの標準的なXLRケーブル、かさばり度でいえばおおよそ1/3くらいにコンパクトとは言い過ぎではない。モガミのケーブルの方も今度はNEUTRIKで作っておこう、比較できるとこれまた面白い。まぁ、、何本も作ってもいつ使うのかわからんが。



 

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by shonencamera | 2017-11-22 12:00 | 音楽のコト | Comments(0)

EOS80DでMG8000を使う方法 

マシンガンストロボMG8000はもう新しいEOSではTTL調光に対応しない、という記事を前に書いた。
ボディ自体は新しい方が何かと都合が良い場合が多く、苦々しい思いをしていたのだがフト閃いた方法を実戦で試してみるとなかなか良い使い勝手だったので紹介してみよう。

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コンソールのモードセレクト画面で、MG使いならばほとんどの人が「TTL」か「M」を選択すると思う。


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ここでAVを選択する。AVといってもゆとり世代はさっぱり浮かばないかもしれないが、昭和世代ならば懐かしい響きの「外光オート」と言えば合点がいくだろう。

EOS80Dはシンクロ速度が1/250と中級機種なのに高速で優秀なスペックをもっている。
なのでカメラ本体では基本SSを1/250に固定して(Mでもいいしシャッター優先オートでも良い)絞りの出具合でストロボ側のAV値を変化させる。

そうすると、TTLを用いなくてもMG8000で文字通りマシンガン撮影をすることが可能となる。

考えてみればごく普通の自然な組み合わせなんだが、TTLで楽な撮影が染み付いてしまうとこういうことも浮かばない身体に成り下がってしまっていたようだ。便利になると人間アホになっていくという好例である。


実戦ではピーカンの屋外スナップで1日約5000ショット、2日で約10000ショット用いた。
仕事撮影なので作例をUPできないがMG使いならば結果は容易に脳内で想像することができるだろう。
ISOは当然100固定、SS1/250だとFは8を中心に5.6~11の間でほとんどの撮影となる。
なのでストロボ側を6.3や7.1程度にしておき、EOSの親指のサブダイアルで絞りを状況や+-1.0でコントロールしながら撮ると、ほぼ適正となる。
太陽に対して順光か逆光か、対象が女の子か男の子かでダイアルのさじ加減は変わり、これが適正というのは数値では言えないが、MG8000が外光オートを搭載してくれていたので新機種への自己対応も可能であったというわけだ。
屋内のイベントではもっと楽かもしれない。つまりストロボ光だけでほぼ全てを撮影するケースだからだ。この場合はもうフィルム時代の昔と全くいっしょ。露出セイムイコール光量は全てストロボ任せで良く、撮影は構図とピンに集中できる。加えてオーバーヒートの心配も要らなくなる。

また、書きながら思い出したが、EOSボディのモードでマニュアル・シャッター優先に加えて、メニューでAVストロボ使用のSS速度で1/250固定を指示していれば絞り優先モードでも同様の結果が得られる。設定の多様化で色んな組み合わせができるようになったので、頭の柔軟さを駆使すればもっと違う方法で色んな撮影ができるかもしれない。

今回は、かなり実用的だがかなりマニアックで数える人しか「おぉ、そうか!」と膝を叩いてくれない記事だと思うが、MG8000がまだ現役で活躍できる方法としてはなかなか良い案ではないだろうか。これで例えば新型ボディを持っているんだが、MGじゃないと撮れない過酷な現場なので旧ボディを持っていかねばならぬ、というアホなセレクトもしなくて済む場合が多くなる。

まぁ、NISSINじゃなくともどこかがMG同程度のタフでシンプルなストロボを発売してくれれば良い話なのだが、もうそんなこともこの先おそらく無いだろう。



 



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by shonencamera | 2017-11-19 03:29 | ストロボ系 | Comments(2)

アコギの仕組みが面白い

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さて、アコギの弦は張り替えられた。しかし毎回感じる「アコギって弾きにくいよなぁ。。」という感触は弦を変えてもボディをきれいに磨いても変わることはない。仕組みが変わっていないので当然といえば当然だが、素人にはそれがわかんない。

ペグを外したことがきっかけで弦がどういうバランスで張力を維持し、ブリッジではあんな原始的な方法でエンド部が固定されているというのを知った。知らないこと(気にもしていなかったこと)を知ることはとても面白い。じゃあここはどーなってんだ?という興味がわくのも自然なことだ。

同時に何故僕のアコギは弾きにくいんだろう?という疑問がわいてくる。もともと安価だから各部の造りやパーツがそこそこ、というのも大きい要素だろうが、人間がつくったものなので少しは弾きやすくするということは可能なんじゃないかと、そういう方向に考えが向いてくるのはとても良いことだが、写真作業中にこういう状態になるのはあまり良いことではない。休憩時間というのが作業時間を上回る可能性が大きくなってはいけない。



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弦を外して掃除した時にブリッジに埋められてた白い部位が簡単にはずれてしまうことに驚いたのを思い出した。ここはサドルというパーツでネックの先に埋まっている同じような素材に6本の筋が入ったナットいう部位とで開放弦の音程が決まり、そしてこのサドルのハイトで弦高を変化させることができる、ということを知った。

おぉ、なんと! ここで弦高が変えれるのか!(開眼) 
・・・で、それってもしかして... 削るん??(苦笑)

検索すると出て来る出て来る。本当にそうみたいだ。エレキではヘキサゴンレンチでクイッと変化できる弦高は、アコギでは職人のようにサドル本体の高さ自体を削って低くする。これもまぁ当然といえば当然なのだが、そういう仕組とそんなことをやっても良いのだ、ということを理解すると俄然もっと興味がわいてくる。


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更にもうひとつチェックした方が良いらしいのが、ネックの反り。まっすぐ~やや順反りが望ましいそうで、目視で職人っぽく片目で見てみると素人目にもけっこう反っているのがわかった。順反りが激しいと弦高が強烈に大きくなるらしいので現状に合致する。じゃあまずはネック矯正だなと。でもいいのか?こんなの初めてやるので壊れるんじゃねーかと少々怖い。

サウンドホールから覗いてそこにネックのヘックスを発見。少しずつ回しては反りを計測しながら回していく。途中 パキン!...パキン! といい音がするので毎回ビビるが、今まで何もしていなくてただ弾きにくいと感じてたのが少しでも変わるならやり続けるしか無い。目視ではもうわからなくなってきたので金属定規をフレットに当てて度合いを見てみる。今まで定規とフレットの間に微かに空いていた隙間が無くなってきた。いいぞ~。

これでまず弦を張張り通常チューニングテンションをかけた状態で反りを測る。前よりずっと良い感じだが、この状態で弦高というのを測ると3.0mmを超えた値が計測された。一般的に弾きやすいとされる弦高は2.5mm~2.8mmだそうだ、実際にエレキを測るとそんな感じの値が実測された。ではこれを目指してみよう。

数値で考えればとてもよく理解できる。
こんな感じ、ではなく、キチンと数値として出す定量的で論理的な方法というのはとても大事なことだと、ここでも痛感する。

さてようやくサドルを削るという作業に着手するしかなくなってきた。怖いんだよね、やったことないことや知らないジャンルのことで、指導も何もないままに不可逆的なことをやってしまうというのは正直ドキドキする。やってみたら案外どーってことないことが多いのはわかっているんだけど。まぁ...腹をくくりましょう。
まずサドルのデフォルトの高さをノギスで測ってメモ。紙やすりの荒番手をまな板の上に置いて、シャコシャコシャコ...と、できるだけ均一に削っていく。ある程度削っては測定、削っては測定を繰り返すと、おおよそ全高で1mm弱程度下げれたので装着。そしてまたチューニング、ネックの反りを測って、弦高を測る。エレキであればそのままですぐに各弦を調整できるのだが、アコギではけっこう手間がかかる、しかしなんだかこういう手間が実に面白い。

結局2回ほど脱着測定を繰り返して、目指す弦高になった。前とは比べ物にならないほど弾きやすくなったことに驚くと同時に一層愛着が湧いてくる。

しかし、弾きやすくなったからといって、今まで弾けなかった曲がスラスラ弾けるようになったり、急に娘かという年齢の女の子の方から告白されあれよあれよという間にゴールインしましただとか、ずっと寝込んでた田舎のおじーちゃんが毎日スキップして畑に出られるまでに回復してこの冬はおいしい白菜を送ってきてくれましただとか、競馬で大穴を当ててクルーザーで漫遊三昧の生活ですだとか、そういうことは一切ないのは書くまでもない。




 


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by shonencamera | 2017-11-15 12:00 | 音楽のコト | Comments(0)

ギターの弦

夜中の休憩時などに急にふと気になってしょうがなくなったり、そうだそうだ、と思い立つことがこの時期よくある。
そのほとんどが残念ながら普段日常では必要度や重要度が低い事柄がたいてい多い。

今回気になってしょうがなくなってしまったどうしようもないケースは、長いこと触っていないギターだった。

コードでジャカジャカ程度しか弾けないうえに、忘れたわけじゃなかったが長期保管状態だったにもかかわらず、とにもかくにも弦を張り替えなきゃいけない、おぉワタシは生楽器にたいしてなんて姿勢だったんだ、という申し訳なさと使命感でいっぱいになってしまう症状。つい数分前まではなんともなかったのに、深夜のWEB徘徊などでかすりヒットがキッカケで急に発症したり、クソ忙しい時にそこからの逃避欲求的な心理から急性的に発症する。どちらもよくあるパターンである。

そういう感情がわいてしまうと、もう居ても立ってもいられない、どうしようもない。人間って勝手という良い例である。

こういう時に昔はお店までテケテケ足を運ばないといけなかったが、今はネットでポチればポチったあとは作業に没頭していれば良い。
家までクロネコさんが持ってきてくれるようになった。
便利といえば便利でもうそれが当たり前ともなったが、本質としては本当に恐ろしくえらい時代になった。
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引っ張り出してきて久しぶりに触り、サビサビの弦を外して掃除をする。息抜きにはちょうどいい作業だ。
で、気になったのが前からアバウトな動作だったペグ。
もともとの値段が安いので仕方がないが6つのうち数個のバックラッシュが多く、チューニング毎に嫌な感触で、これはどうにかならんもんかと思うのだ。

なのでちょっと内部を見たくて外してみてみた。


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こうなっていた。タイプでいえばクルーソンというそうだ。
裏はしっかりとカシメられていて根性入れて分解するぞという気持ちを持たない限りちょっとくらいの工具では分解はできても再組立ができなくなる。
なので外側の四角いキャラメルのようになっている(モノコックボディだろうか)を少し調整してガタをできるだけ少なくし、注油穴から少しずつグリスアップをして現状から少しでもなんとかならないかとやってみる。外した4弦用のペグはスラスト軸にも少しガタがあったが(こういうのを知ってしまうと更に気になってしょうがない)、実際に使う状態としてヘッドに装着すると表側のガイドと相まって遊びも減少する。弦を張れば一定方向に常にテンションもかかるので単体で感じるガタも段々とわからなくなる。仕組みを理解してなんてアバウトな造りなんだと思ったが構造的にそういうもんらしく内部進化とかはしていないのかもしれない。根本的に高品質のGOTOHのペグに交換すればまた全然別物になるだろうがけっこうなお値段がするようなのであっさりとこの純正のままでいくのは言うまでもない。

ヤマハFGとはいえJuniorという3/4サイズのギターは本気で弾くギタリストは選ばないトイギターだが、小さい身体には誂えたようにジャストフィット。
ネックが短いのでライトではなくミディアムの弦を張れば音も太く張りが出て、素人がちょいと弾いて歌って遊ぶには十分な音が鳴る。


オイルで各部手入れしてもらって新しい弦を張り替えピカピカになったFGを横に置く。いいね、なんか気分が良くなってきた。
ちょいちょい触りながらまたモニタに向かうのでした。あと少しだ、がんばろう自分。


 

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by shonencamera | 2017-11-12 23:45 | 音楽のコト | Comments(4)

電車

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電車の写真がきたからといって今回は鉄コーナーでもない。遠足同行撮影の際に乗った車両なんだけど、なんだか懐かしい昭和な香りがする電車だった。

場面展開の際など、シーンとシーンの合間にこういうなんでもないスナップショットを入れておく、閲覧する際に「あぁ、ここからエリアが変わるんだな」ということが自然と見ている人が認識する為に入れる。掲示写真というのは壮大な組写真ともいえるし、パラパラロードムービーかもしれない。学校の児童数にもよるがほとんどが子供がみっちみちに詰まった写真(そういうニーズなんですね、引いた風景に子供がいるような説明的な写真とかはほとんど売れ残ります)が延々と続くので、見ている方も我が子サーチモードで見ているので選びながら閲覧テンションは高いと想像するのですが、人間そういう写真ばっかりだとしんどくなるだろうなぁと、まぁとにかく見やすくする為の捨てショットなのですが、映像でも映画やドラマで必ず入っている短いフィックスの画などと同じようなものです。見ている人(親御さん=お客さんですね)は意識していなく(たぶん)特に何にも感じていないのが普通でそれでいいのです。ただ、人によっては「なんでこんな子供が写っていない写真はいってんの?」とか思っているかもしれない。そういう人は洞察力に優れている人かもしれません。

当然子供が写っていないのと過去統計で買う人はほぼ居ない、とこっちは思っているのですが写真集計しているときは写真の裏の印字で仕分けするので、白い裏面ばかりの荒涼とした作業光景となり、どんな写真をいま仕分けてるのかわからない状態が終わりまで続くのです。時々やたらと枚数が多い番号に気付いて「どんな写真だ?」とひっくり返して調べると、たとえばこういうものが意外とスマッシュ・ヒットだったりして笑ってしまったり、素直に驚くことがあります。こっちをむいてくれない子や、イヤイヤする子だとかを楽しそうな笑顔を撮る為に声かけてよいしょしてアホなおっちゃんピエロ役をやりつつ汗かいて何枚も何枚も撮ったりしてようやくあるレベルのショットが撮れても、それがピン写真だったら親以外は買わないですから、一枚にかけたエネルギー換算でいえば膨大なロスですね。なのでたまにイメージショットでスマッシュが出たら「あぁ、晩飯ちょっと贅沢してお外やなー」とか小市民な喜びの表し方をしたりします。といっても、まぁせいぜいスシローでマグロばっかり延々と食うとかなんですが。。。

さてこのどことなく懐かしい車両は色でいえば阪急だよなぁ、と型式でぐぐってみたら、1960年代から阪急で2000系として走ってた(らしい)車両だそうで、もしかしたら子供の頃に母といっしょに乗ったかもしれないです。(まぁ大阪に住んでたら子供の頃から通算したら誰でも一度は乗ってるかもしんないですわな)

どことなく角のアールが優しい面影のなんでもない普通の電車。でもなんか阪急っぽい色と相まって、優しい感じがすごくします。阪急でお役目を終えて、ここに貰われてきたようです。大阪から少しだけ離れ、ガタンゴトンと少しだけ緑も多くなってくるこのあたりに似合っていますね。長椅子の電車っていうのが大阪市内で育った僕の、電車ですぐに浮かぶイメージなので(大阪環状線の丸目の101系とか)こういう極々スタンダードな電車はなんか安心できていいですね。

ま、これを撮ってるときはそんなことじっくり感じてるわけじゃなく、降りた子供たちが駅前で大集結してるはずなので撮ったらダッシュでそこに向かわないといけなくてそんな感傷にふけったりする暇なんか一切ないんですけど、あとでセレクトしててモニタでこれがドーンってでてきて、あぁそういや撮ったな~ってフォトショで作業しながら大きくしてしげしげ見ていたら、阪急デパートの大きなあの西洋風エントランスホールを思い出して懐かしんだりしています。





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by shonencamera | 2017-11-08 04:45 | 徒然事 | Comments(4)


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