<   2016年 07月 ( 4 )   > この月の画像一覧

土星はクリオネ 

ここんとこ望遠鏡や光学歴史ネタばかり。
まるでベタ凪の月夜のようなおそろしいほどの静けさをヒシヒシと感じる。。。

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常にこれでええのかどうか...がつきまといながら素人チューニングを経た望遠鏡の完成形がこれ。
もとから怪しい光軸もニュートンリングの出具合を目安に対物レンズは組んでみた。
モノクロの焼き付けではとかく嫌われたニュートンリングがこんなところで役に立つのかと面白い。

ベタ焼きとかで並べたフィルムの上にのっけるんだが、ただのガラスじゃダメだよこれが要るんだ。
と教えてもらったアンチニュートングラス。名前はパンキッシュで面白いんだけどちょと高いのよ。

なんでこんな名前?なんでこんなに高いの?なんで普通のガラスだと輪っかがいっぱいできるん?
という疑問から少しずつ色んなことを知っていったわ。そういや。

ちょっと知ってしまうとなんでもかんでも興味がでてきて、万物同じ機能のものでも廉価と高価の違いがある。
それはどういう違いなんだ?とかを調べるのが楽しくなってしまう。
ネガキャリアも平面性がいいからとガラスキャリアをがんばって買ったら、ここにもアンチニュートンが入ってる。
でもガラスで挟む仕組みから今度はホコリとゴミとの戦いになったりして、、、
うまい人はどーやってんだーーーーー(@@)!って匙投げそうになったりした。
なんかなつかしいなぁ。。

望遠鏡セット付属の三脚やら架台ハード類は素人の僕が一見してすら粗末な代物だったので
鏡胴に手持ちの写真機材を組み合わせて現時点でできるだけ快適に見れそうな状態にしてみる。
ファインダーは無くぽつーんと台座だけがあった、、、。
仕方が無いので台座の空いてる小さい方の穴と大体の目星をつけ、原始的勘と根性で導入する。

天文の先人からすると、「ビクセンのポルタいっとけよ!」と言いたいとこだろう。
僕もそう思う。ポルタはスマートでカッコイイしあれがあったら嬉しいな。
だが手塩にかけた分ちょっと愛情も湧いてしまっているこの望遠鏡どんなものなのか、それを知っとかないと。
ダメダメならばそれはそれでいいし、もしけっこう見えたらかわいいハンディ望遠鏡だ。

天文素人が興味を示すのはやはりなんといっても太陽系惑星。
望遠鏡で最初に空を見上げるとき、いきなり星雲を探し始めるビギナーはほぼいないだろう。
星雲と聞けば僕などはCMのお線香の歌が先に浮かんでしまう。

空を見上げる機会が増えてメジャーな明るい星や惑星がどこに見えるかとかはなんとなくわかってきた。明るい星以外は全く見えない大阪の空だが逆に見つけやすくわかりやすいのかもと思う。もし急に満点の星空の下にいったら、たぶんどれがどれかわからなくて星座を結べないだろうなぁと思う。

さて太陽系惑星でメジャートップ3といえば、月・木星・火星・土星。
月は超メジャーで毎晩位置も欠け、変化が多くとても面白い星。
ただ、目でも大きく見えてしまうので日常すぎて大きなインパクトには欠ける。
月はクレーターも全体像もとてもキレイに観察できる。

次は木星。これはガリレオ衛星も確認できておぉ!っと感動する。
目を凝らせば模様も見えたように思う。多少プラシーボ効果もあるかもしれない。
木星は衛星の位置が変わるので動きがあり観察するのは非常に楽しく、木星まで見れたらもう充分満足ではある。

次は火星。隣の星なので距離的に短くキレイに見えるかとおもいきや、赤い星というのはわかるのだけど模様だとか天頂の白だとかは全くわからず。だがものすごく赤く明るいので存在を感じれたというのは素直に感動。でもインパクトは薄い。

そして火星木星と同じく都会でも肉眼で見える土星。もちろん肉眼では点。
望遠鏡で見ると木星よりも更に確実に一般受け、子供受けする惑星だ。
何しろ形が独特。ぐるりに輪っかがあるだけでビギナーイメージ的には超インパクト大。

「月のクレーターがめっちゃハッキリ見えるんだよ」というのと
「土星の輪が見えた!」というのではビギナーには完璧に後者の方が「おぉ!グレイト!」となるだろう。

で、さんざんあーだこーだひっぱってきた安物望遠鏡で土星が見れるのかどうかトライしてみると・・・

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うーわ、、見えてしまった。。

第一印象は「ち...ちっさ!(←すごく小さいという意味)」
素人からしたら、倍率100倍近くったらもう図鑑みたいにドーン!輪っかバーン!と見えると思ってたのだが、15億km彼方の土星はそうそう甘くないようだ、こんなもんである。(これでもトリミングしてる) 目で見てるぶんにはもっと明るくエッジも鮮明に見える。
まぁ考えれば15億km離れたとてつもなくでかい物体の1時間20分前の姿を、ウン十年前の塩ビの筒で作ったチャチイ望遠鏡で覗けてしまう、という事実自体を考えるとものすごいコストパフォーマンスである。

狭い視界の中で移動する土星を見ていると何やら似たようなものが浮かんでくる。。。 
なんだったっけ・・・

「ク、、クリオネ!!!(笑)」

とてもヤバい。
ちょっと笑っただけで振動が伝わりせっかく導入した視界から土星がどっかに飛んでってしまいそうでヤバい。
でも、もうクリオネにしか見えない。
でっかい水槽に入れられてパタパタと飛んでるように見える、あのクリオネのように、静かにスイーム...と移動してる輪っか付きの星。
こんな変わった惑星が毎日夜空に浮かんでるってだけでインパクトでいえば最大級だと思う。
ガリレオも最初見た時はびっくりしただろなぁ。なんじゃコレ?!って。

何しろ最大倍率までしてもこんなちっさくしか写らないのに操作は普段の撮影の1/100ほど出来る限りソフトタッチにしないといけなく、たとえばピント合わせるだけで上下左右にブレまくってすんっごいタイヘン。ピントすら数ミリじゃなくてそれを更にほんの微かに・・・という気持ちでフォーカスしないと行き過ぎてしまう。

なんちゅー世界! 

そういや写真でも600mmまでならまだ1脚でもいけるんだけど、それを超えて800mm以上になると似たようなことになる。5kgオーバーの大型三脚をもってしてもファインダーの中は壮絶な微ブレが止まらず、風が吹けば更に増幅される。効かないAF(昔の話)→MFの指先人力根性微動フォーカス。おもいきり自己との戦いだったが、望遠鏡の世界はその要求される細かさが更にマイクロ化するような感じ。

指を離してもまだ鏡胴や三脚に余震ブレが残ってて、ビヨヨンビヨン...。。それが収まって土星の輪っかがクリアに確認できるまでに更に3~5秒ほどかかる。(三脚や本体、実はこんなに振動してんだ・・・)
そしてようやく鑑賞できるようになった土星はあっけないほど速い速度で視界(見かけ視界)から消える。それの繰り返しを自分が疲れるか納得するまで何度もやっていく。
自動で追っかけてくれる電動ガイドとか欲しくなる気持ちがちょとわかるわ。(非常に高価らしいが)

でもそんなにすごくめんどくさい作法を繰り返しても(指先でチョン、チョン!ってつついて追っかけるのだが、これがまたなんか安っぽくて楽しいのだ。まぁ今だけだろーけどさ)、この惑星は何度も何度も視界導入してずーっと見てたくなるほど面白くて魅力的な形をしている。小さい子供に見せたら最高のインパクトを残して天文の世界に憧れる子供も出てくるかもしれないわ、こりゃ。

まぁ800円の望遠鏡で意外にも土星まで見ることができたので充分に日本製望遠鏡の性能を示し、分解と検証、ガリレオ、ニュートン、ケプラー、ケルナー、アッベにツァイスと光学の大御所の再勉強のキッカケにもなり、十二分に元はとりまくった結果に。興味の無い人にも「へー土星かー」くらいは思ってもらえたかなと思う。

<ここからが本来の少年カメラ↓>

僕が木星や土星と同じくらい驚き感動したのは、倍率が100倍近くなると三脚のブレの収まり度合いや指のほんの些細な力の入れ具合などでレンズを通した合焦画像がどれほどブレの影響を受けるか、それをリアルタイムに知ることができたこと。これは「おぉ!」と素直に感動する。

押す箇所や操作の具合でブレの種類が変化し、収束時間にもいろんな面が影響するということ、それに非常に驚いたという点である。フィルム時代から天文のジャンルの人は収差や三脚、剛性などをよくしっていたし、うるさかった、その理由をほんの少しは知ることができたと感じる。

これは写真撮る人でだいぶつっこんだ人(僕も似たようなものだと思うが、知ってるつもり、聞いた話を自分のものだと思ってしまっている人とか)は、みんな経験したほうがいいんじゃねーかと思うほどで、ブレを無くそうと今では光学シフト、画像センサーシフト、電子式と様々なブレ対策が機材の中に当たり前のように入っているので今では撮影側からの積極的能動的なアプローチが要らないと言えばそうではないだろう。そのブレの原因や仕組みを目と身体で感じることは撮影者として意識にあるかないかで通常撮影でもずいぶん違うように思う。構え方、シャッターの押し方、三脚の使い方、などなどそれをフィードバックするポイントは無数にあると思うのだ。




 


 
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by shonencamera | 2016-07-14 14:44 | 天体・その機材他 | Comments(4)

安物望遠鏡から エルンスト・アッベ、ツァイスに...

ひょんなことから望遠鏡をバラし、アクロマート玉を自分で掃除しながら、仕組みを勉強させてもらい、同時に生じたいろんな疑問や今まで知ってるつもりでこの先もそのまんまでいったであろう事柄に触れることができ、またその収獲の多さと書けばきりがない文章の長さに驚いている。また、僕の大好きな写真のレンズと望遠鏡の歴史がものすごく密接で、名前は知ってたが調べてわかる事情や人名がクロスすることが増える度に
「のわー!そうだったのか」とか「うぉー!それが発端なんっ?!」
とか、まぁひとりでうるさいったらありゃしない。。

それほど自分的には近年まれに見るほどの内部燃えでボーボーに近いのだが、一方たまに見に来てくれる人にとってはきっと近年まれにみるほどつまんねー記事だと書いてる本人の僕がそう思う。いつも好き放題書いてるのを楽しみにしてくれてる一部の人には「なんでぇ、学校の授業みてーじゃねーか」と言われそうな気がするが、しばらく続くと思うので辛抱してくれ。

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これは望遠鏡のアイピース、接眼レンズ。かつての代表のK:ケルナーとOr:オルソスコピック(たぶんプローセル型)。
サイズは24.5mmでそれをツァイスサイズと言うそうだ。

ツァイス?(ここでもツァイスが出てくるのか。。そしてアッベもケルナーもそういえば。。。)

かつて、と書いたのは写真の世界と同じでもう今ではこの細いサイズ(24.5mm)のアイピースは時代遅れとなってしまったからだ。ライカもLレンズからMレンズ、ユニバーサルM42スクリューマウントは専用バヨネットとなったように(同じ意味では無いが時代という意味で)現在では31.75mmのアメリカンサイズ、そして2インチ50.8mmサイズの大口径が主流となっているから。

大きくなってきたのは写真レンズのように電子接点を持つ為やスクリューマウントの固定位置のバラつきを改善するためではなく、倍率をそのままで見かけ視野競争が激しくなった為とも、光学的に余裕があるからとも聞くが僕にはその詳しくはわからない。ただこの小さいツァイスサイズで通常の玉であれば視界は40度くらいだったのが、ナグラー型などの登場で一気に視界80度以上という超広視野の時代となり、今では110度、120度とかいうのも出ているようで、覗いたらひっくり返ってしまうだろうな。

そんな超広視界型現代接眼レンズの代表のナグラーが出たのが1980年代。なので100年ほどは視界40度前後が普通という認識でみな覗いてきたのだろうか。ちょうどこれしか知らない僕が当時の一般天文ファンに該当する、手持ちのツァイスサイズ以外を知らないから不満もなにも特に持ちようがない。ただ、見かけの視野が撮影者や覗いてる本人に及ぼすイメージングパワーはカメラのファインダーで散々経験しわかっているので、もしこれが一気に80度くらいまで広がったとしたら・・・と想像したらそれは毎晩どこかの山の頂上で覗きたくほどすごい世界だろうなぁと思うことはできる。

しかしその先駆者であるケルナーやアッベ。そしてサイズとして出てくるツァイスネーム。。。
カールツァイスの歴史を調べてみなくちゃいけないわなぁ・・・

ケルナーはツァイスの師匠格の人物だったようで、実際に工場で灼熱の溶融炉と格闘してレンズ用のガラスを造り、その手伝いをカールツァイスがしていたそうだ。ケルナーとツァイスは直接的な師弟関係でいきなり繋がって驚いた。しかしそれからのツァイスの縁というか人との繋がりというか、これはもう奇跡に近いようなことが続くことに更に驚くことになる。

ツァイスの師匠ケルナーの名前が冠されたこのアイピースは、見やすくて実にキレイに結像する。ケルナー式は1850年くらいにできたそうで、写真のものは30年以上前の日本製である。ツァイスサイズのアイピースは硝材の進化はあると思うが、基本的に大きな革新は無いと思う。眼視用という前提をもってしても160年以上経てもしっかりと実用OKというのはおそるべきことである。

カールツァイスはその後顕微鏡の制作工場を始めるが理論的に計算し完成された理想の顕微鏡の作成に、イエナ大学の非常勤講師だったエルンスト・アッベに協力を申し込む。顕微鏡を作り始めてから20年後に、自分の歳の半分のアッベに相談したというのだからそれまでは試行錯誤での制作だったのだろう。天才でありながら人としてもこれ以上ないほど素晴らしい人物のアッベが加わったツァイス社は理論に基づいた完璧な顕微鏡を完成させてしまう。その後アッベはツァイス社で今の光学の礎になるような強烈な業績を数々残していく。もちろんアッベの次にはレンズ製造の天才ショットもそこに加わって、ツァイス社は人の面でも結果の面でも1900年ごろにはもう世界の頂点に君臨する。簡単すぎて申し訳ないが(何しろ光学のほとんどの進化がここにあるので僕などのにわかでは書ききれない...)
こんな感じで、顕微鏡から始まり、ドイツにたまたま天才が同じ時代に生きていて、そして縁があって繋がった。ものすごい人徳であり偶然であり必然だったのだろう。日本では御先祖さまのお導きだとおばーちゃんは言うだろう。
ちなみに前回書いたテッサーレンズは、アッベの弟子2名が発明。1902年のことだそうだ。天才には天才が慕って自然と集まってくるのだろう。この弟子をはじめツァイスは写真レンズ部門でも今だに名前を残す伝説とも言えるレンズをこれでもかというほど発明していく。どんだけすごかったんだろう。。。

ガリレオ望遠鏡ができた頃は、日本は関ヶ原の戦いの後、徳川幕府が開府し6年が過ぎた頃で、大阪冬の陣の5年前である。

アッベ式のツァイス顕微鏡が完成した1872年、日本では大政奉還後5年、前年に廃藩置県が公布、廃刀令の前年なのでまだぎりぎり刀をさしていた時代である。

鎖国とは日本独自の文化を作り上げた面やその当時、どの地にも地元民がいるのに勝手に「発見!」とか言って次々に植民地として好き放題、自分たちの民族以外は家畜同然という価値観でいた欧州の大国から国民を守ったという大事な面もある一方、全く他所からの情報が入ってこないという孤立という面もあり、良いか悪いかなど後で生まれた当時を知らぬものが言うべきことでもないのは当然だが、その当時にその決断をしてそれを長きに渡り維持していった日本人の強さというのはすごいものである。

ここらへん、いちいち時代時代の比較をすると非常に興味深い。

日本の光学技術やカメラ機械、そしてそれ以外でも世界トップクラスはいくつもあるが、ほんの100何十年前はまだこんなものだったのだ。写真光学ではツァイスに追い付け追い越せを目標にして、大量生産時代の昭和にはとうとう肩を並べるほどになり、ついにはツァイスだけでなくライカもコストダウン、大量生産の波に乗れず大衆のニーズに合わなくなり、一眼レフで勝負をかけた日本の安くてそこそこの品質のカメラが世界を変えてしまうようになる。ツァイス傘下の合同企業であるツァイスイコンもボディ生産を縮小し、ツァイスレンズを日本でライセンス生産を許可するまでになった。そのボディのネームも過去の栄光であるCONTAXブランドで高級路線を計るうまい方法だが、中身はヤシカであったのはおっちゃんであれば誰でも知っている。当初ツァイスはPENTAXに話をもちかけた。結局SMCレンズとの競合を懸念して断って、それでヤシカに白羽の矢が向いたが、もしPENTAXがツァイスレンズを受け入れていれば、いったいどんなことになっていたか想像しただけで楽しくなる。MF時代~AF初期のPENTAXは、地味ながら強烈に真面目なレンズ造りをしてものすごい写りの良い名玉が数多く残っている。ただとても残念なことにその高性能レンズを活かすことができるボディを結局最後まで完全に作ることができず、AF時代には今のデジボディと同様にどんぐりの背比べとしか思えないボディを出しちゃ消え、出しちゃ消えしてどんどんと3流に落ちていった。このあたりはフィルム時代からの同胞オリンパスと非常によく似ている。Eシリーズなどは今だに使いたい高性能レンズがわんさかあるのに、それも夢の跡となってしまいM3/4ではPENで巻き返してある程度の地位を得ているが、やはりボディが弱いというのはOM時代から続いている伝統ともいえる。

さてツァイス、ジジイを筆頭にRTSとツァイスレンズは最後の最後にAXが出るまでMFで闘いぬいた。まぁ戦うといっても、ゴマメのようなものでほとんどのユーザーであるCanon、Nikonからは「...コンタックスだからなぁ~」と、実際のところは特別出場枠での戦いのようでもあった。ただ、稀にCONTAX使いでものすごい写真を撮る漢が現れるので、やはりそれなりに高いだけあるな、とは思ったりするが、包み隠さずに当時感じたままを言わせてもらえば、写真ジジイのコレクションとして所有して自慢する、出先ですごいですねーと言われる喜びに溢れる人の方が強かったように思う。その点ライカは頑なに古典カメラを守ってステイタス性をあげたが、今だに残るライカユーザーはホンモノが多く残る。もちろんカメラなのに傷ひとつ無いピカピカでコレクションしている人も同じくらいまだ居るだろうが、本気でガシガシと撮っている人が多い。ユーザーに誇りを持たせ続けることができるカメラやレンズを造るというのは、製作者もまたそれが勲章であり誇りになろう。

レンズ、ボディともに各社その時代時代の生き残りをかけて今に至るが、そのほぼ全ての基礎はツァイスとその技師、研究者、数学者がいなければ今は無い。もちろんツァイスだけじゃなくライカ、VoigtlanderやRolleiなどオリジナリティ溢れる天才がたくさん居ての今であるのは言うまでもない。ただ、日本ではとにかく頭ひとつ抜きん出ているツァイスの神話というのはこういう世界的な光学の礎からきていて、それを細かい改良に改良を重ねて今の強烈で多彩な各社高性能レンズがあるのは間違いない。今ではどうしようもないレンズを探す方が難しい。口コミサイトなどが無かった昔、今で言えば「地雷」とも言えるついつい手を出してしまうレンズが必ずあった。もちろんフィルム一本目があがったときに、ラボのライトボックスで、ちょうど3コマ目をルーペで覗いたくらいに爆死する。

日本でも世界でも全て天才ともいえる人たちが今もより良いレンズをと研究しているのだろう。
でも、100年も前に生まれたケルナーやオルソのレンズで、今も素人には充分感動するほどの天体観察ができるこの古典な光学に触れ、作った天才の歴史を知ることができたのは、本当にありがたい偶然だ。
今のレンズが超高性能なことを考えると、現代望遠鏡もすさまじい性能なのだろう。それに現代接眼レンズをつけた状態を覗いてみたい。でも、天体は写真と違って1番大事なのが機材ではなく見る場所であるという点、光害地のトップランクの大阪市内ではどうしようもなく致命的だ。(まぁ写真も被写体が1番とも言えるが)

歴史であれば1等星しか見えなくともいつでも学習できる。
しっかし、プラナーが100年前に基本的に出来上がっていたとは・・・。
この分野、もっと早く興味を持つべきだったと悔しく思う。





 
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by shonencamera | 2016-07-11 03:29 | 天体・その機材他 | Comments(2)

安物望遠鏡のファインチューニング

分解でひとしきり向学心に燃えさせてもらった望遠鏡は、実際に覗くとコントラストが無く白っぽい視界でちょっと残念な見え具合。

本体内部の内面反射などの塗装具合も想像以上に丁寧だったし、ほぼ中央につけられた遮光環もしっかりしたもので日本製シールも相まってちょっと期待が大きすぎたのか。。。でも胴筒本体がまぁまぁしっかり作ってくれているにもかかわらず、あの白っぽい視界がどうも何か解せない。

高い写真レンズはいっぱい知ってるが、良い望遠鏡の見え具合というのを全く知らないので「まぁ安もんだしこんなもんなんかなぁ。。。」と思おうとしたが、初めて分解した時に感じた点がやっぱり気になってしょうがない。。。
この直感を検証するためにダメもとであれこれやってみることに。

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アイピースと言えば写真屋からすればファインダーにつける接眼ゴムが真っ先に浮かぶが、望遠鏡の世界では最重要アイテムでもある接眼レンズのことを言う。

付属アイピースはH20とF6という昔の廉価定番。サイズはツァイス24.5。
ハイゲンスはMHとかでもよく出回っていた廉価レンズだったように思います。今では古典の古典でしょう。

天体分野は門外漢ながらツァイスやフォクトレンダーの設計の人がからんでくるので、昔の有名どころは聞いたり読んだりでなんとなく知っています。例えばツァイスのアッベはオルソ、プローセルはフォクトレンダーとか。昔はアッベオルソは高級品で見え具合はピカイチだとか。プローセルは今では廉価業界標準となっているようですね。どちらも100年前の設計なので非常に息が長いです。

このH20ハイゲンスは昔のアイピースらしく廉価なれどキチンと作ってるようで、バラして分解清掃しながらも、ここが原因で視界が白っぽくなるということは考えにくいと。なのでアイピース原因説も却下。
ちなみにハイゲンス歴史調べてみましたらアッベやプローセルを遥かにしのぐ300年ほど昔の設計です。
え?さ、さんびゃくねん?!

感想や感情まで羅列していくといつまでたっても先に進まないので先を急ぎます。
ドローチューブはH20を装着合焦時の位置のままで分離しましょう。

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なるほど、ドローチューブはほぼいっぱいいっぱいまで引き出されている。
なのでドローチューブ本体の外側が観察時に影響はしないだろう。
胴筒そのものも接眼レンズも除外できそう。

だとしたら一番怪しいのは最初にすかして覗いたときに「ん?」と感じたドローチューブ内部か。
内面は成型プラスチックの面がそのまま剥き出しのままだ。


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施工はノギスで採寸して遮光紙を寸法通りに切る。
高品質で高価な植毛紙などはオーバークオリティ、紙の遮光紙で充分だろう。
このあたりのセレクトは人によるのでその人を分析できたりするので面白い箇所だったりする。
カメラでやり始めたら止まらなくなってしまい全ての内部を徹底的にこれでもかというほど貼り尽くす人もいたりする。自己カスタムは微笑ましいが程度によりけり、狂気を感じるまでいけばやりすぎだ。

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これを、くるくる~っときれいにしごいて丸めて放り込む。
位置あわせをしたらスポット木工ボンド接着で固定。
ドローチューブ内部にもひとつ遮光環があるので前部・後部とも同じ作業を行う。

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固定してないので目安だが、遮光紙挿入前後では壁面反射光のアタックの強さが変わる。

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内部パーツでは三脚座固定ネジの頭もユニクロメッキのまま輝いているのでマジックで塗りつぶす。
ここは黒染めネジを使うのが良いだろう(錆びるけど)。
押さえの樹脂パーツもドローと同じ材質っぽくピカピカ光るので、遮光紙を貼り付けておく。

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裏側。これだけ光沢があればちょっと気持ち的に嫌なものだ。


果たしてそれらの成果はどうか?

よし、成功!


ものすごく視界全域でシャッキリした見え具合となり彩度、コントラストともに数段UPした。
見かけ視野は狭いものの周辺までキリリとして、前の残念な見え具合を知ってるだけに作業をした本人が驚いた。300年の歴史のハイゲンスでもめちゃ見えます。今のアイピースで見たらもっと見えるのでしょうかね。

この見え具合なら覗いてて楽しいわ~、と逆さに見える昼間の窓の外をうわ~!うわ~!と覗いてはしゃいでしまいます。まぁ端から誰かが見てたらちょっといかれたヤバいおっさんである。


内面反射はカメラボディやレンズでも昔はよく体感して対策をとるなり、次の型でメーカーが手を加えて出してきたりしてた。それがまぁこんなに強く体感できるとは想定外。カメラも望遠鏡も、レンズを通してその光をいかに効率的に最終出力までもっていくかで性能が決まるから、基本的な面では同じなのだなぁ~と、当たり前のことを再認識させてくれた。この望遠鏡、とても勉強になって更にありがたくなってしまった。



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by shonencamera | 2016-07-03 00:05 | 天体・その機材他 | Comments(0)

安物望遠鏡から学ぶ初歩の光学 2

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さて望遠鏡。ケプラー式の屈折望遠鏡と分類されます。
主要なパーツを並べてみましょう。

本体は6cmx45cmほど、カメラレンズでいえば昔よくあった廉価で暗めの細長い望遠レンズを思い出します。実際、この望遠鏡の記載スペックには「有効径 60mm、焦点距離 420mm」と書いてありますので、MF時代の400/5.6だとかとなんとなく似てるのは的外れではなさそうです。

しかし望遠鏡には写真レンズでは必須のF2.8だとかF5.6だとかの明るさが記載されていません。
写真をメインでやってきた者からするとここらへんがなぜなのかよくわからないポイントです。そこで計算によって求めると、この望遠鏡の明るさはF7くらい、写真レンズとすれば暗い望遠短焦点レンズになります。

塩ビのLパイプのような部品は天頂ミラー。ケプラー式は天地ひっくり返って像を結ぶので、例えば地上を見ると瞬間パニックになります、その天地を戻すミラーです。
そして接眼レンズが20mm、6mmの2つ。2倍のバローと地上用のアイピースも付属。
どれもものすごくトイグレード感が強く、バローや地上用などは販売アピール用でしょう(しかしちゃんと効果はあります、質は置いといて)

意外だったのはこの望遠鏡本体、手にとって操作していると当初の予想より遥かにちゃんとした造りをしています。もちろん各部プラスチック多用してるので質感はチープですが、チープなりに品質を求めた感じが伝わってくるのです。本体には「日本製」のシールが燦然と輝いており、製作会社のプレートもしっかりありました。

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対物レンズ側から覗いてみると、バッフルリング(遮光環といって望遠鏡には大事な部分らしいです)がちゃんとついています。ドローチューブにもちーさいのがひとつつけてあり、内面反射がちょっと気になりますが確かにそれなりに見えそうな感じがします。

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対物レンズは樹脂ではなくガラス。ユニットASSYを筒に差し込んでネジ止め、というとても合理的なつくりになっていて、先端の大きなまわり止め自体がレンズそのものの位置あわせ&固定の役目をしているようです。
カニ目がありますが手で回すと、あっけなくレンズがコロン、と出てきます。

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こんな順番で入っていました。凸レンズ+スペーサーリング+凹レンズ


あれ?2枚、、これだけ?? (←正直な瞬間インプレッションです)

たった2枚で望遠が可能というのがすごいもんだなぁと、分解したレンズを前にしばらく感心して仮組しては眺め、またバラして逆に組んで覗いてみたり、一枚だけで覗いたり・・・ ひとしきり楽しんでしまいました。
例えば凸レンズを逆さにつけてみたところ、ものすごい収差でソフトレンズ化します。
バルサム張り合わせではなく、分解できてしまうのですね。
分解式となると掃除などには楽ですがちゃんと芯は出るのか無用に心配してしまいます。

しかしおもしろいです。今まで歴史本やカタログのレンズ構成図でしか接することがなく、正直全然興味がわかず、わかったような気だけで単語だけ覚えていましたが、アクロマートってこういうことだったのですね。
そして写真レンズでは存在しない接眼レンズでの拡大で最終出力→眼視観察。という点が非常に興味深いですね。この接眼レンズ(アイピース)にも焦点距離があり、交換することで倍率を変化させることができるのも写真レンズには無い点です。さらに最初は焦点面が空間の中にあり、それを更に接眼レンズで合焦させて拡大する、、という理屈を理解するのに時間がかかってしまいました。写真機の場合はその対物焦点面がすなわちフィルム面(画像素子)なのですわな。

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にわかでの知識ですが屈折望遠鏡は昔のようにアクロマートで焦点を長ーくして(収差が問題なくなる)F値でいえば暗いものが主流(なので昭和イメージとして細くて長いのがイメージとして定着)、今の屈折望遠鏡のトレンドは短焦点の大口径で、眼視よりもデジタルでの撮影に特化しているようでアポクロマート、それも2枚ではなく3枚を使ったアポクロトリプレットがハイエンドにラインナップしているようです。4枚、5枚などの挑戦的な望遠鏡もあるようですが、量産でコンスタントに品質を維持するのが難しいとかでまだそれほど主流にはなっていないような記事もありました。

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写真レンズでトリプレットといえば古典的名作で中央は抜群に高画質ながら周囲が残念な結果になり、今ではそれを逆に新鮮と感じて好んで集めてしまう人も居るほど味のあるレンズです。中古屋のスプリングカメラなどでノバーとかついてて、同タイプなのに隣のテッサー付きより安かったりするのを見たことがあるでしょう、それがトリプレットです。もっとわかり易いネーミングではトリオターなどとそのまま名前になっているものがあります。標準レンズの焦点を諦めて中央のみ特化して望遠にふったライかのレンズもありますが、あと1枚足した4枚玉のテッサーが中央に加えて周囲の品質もあがったので一気に超人気となり中級のスタンダードとして普及しました。フィルムのコンパクトカメラはもう消滅してしまいましたが凝った造りじゃない普通のフィルムコンパクトはほとんどテッサータイプとなるほどでした。二眼などにも多用され、ボディやタイプが違うのであれこれ手に入れて撮り比べなどをしても、とてもキレイな写りなんだけどなんか全部同じような写りだなぁ・・・と思ったことがあります。そりゃそうですよね、ほとんど同じテッサーなんですから。

レンズ構成名前だけでとらえれば、そんな非常に懐かしいトリプレットがハイエンドの現代天体望遠鏡でウン十万円の値段で販売されていることが面白いなぁと感じました。もちろん超高性能レンズを用いての10cmを超えるであろうレンズ玉、アポクロマートですので、古い小さい小さい口径の写真機レンズとは比べることはおかしいのですが、ネームの響きが懐かしく心に響きます。

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キャノンのEF400/5.6という発売が1993年ですので中途半端に古い設計ながら今だに根強い人気がある単焦点望遠があります。このレンズでさえ7枚のレンズを使っていますので色んな面で写真レンズとは違うアプローチが必要なのでしょう。主目的が眼で見る観察(今は撮影の比重が高いユーザーの方が多いそうですが)、平面に結合させて静止画を残す為だけに特化したレンズ、という目的なども違いとしてあるのでしょうか。

F値が書いていないのが解せん、と先に書きましたが、眼視での望遠鏡天体観測では同じ口径(対物レンズ直径)であれば望遠鏡の明るさが違っても同じに見える(眼で見るぶんには)ということから書いてなかったそうですが、最近の高性能アポクロの短い焦点では記載されているようです。撮影がメインになってきたからなのか。ただやはり写真機で育ったものからすれば、F5.6よりもF2.8、それよりもF1.4の方がファインダーが比べ物にならないほど快適になり、写りや立体的に写る具合も同じくらい比べ物にならなかったのです(それで高価な大口径に目覚めていく人も多かった)。そんな覗いているだけで気持ちよい時間と経験を積み重ねてきて、ファインダーの見え具合でおおよその装着レンズの写りが予測できるほど自己基準となっていましたので「眼で見るだけならF値は関係ないよ」と言われてもね、、そうそうすぐには合点がいかなくこんがらがるのです。

カメラでの視界はファインダー内が全てでしたが(今はもう背面液晶に変わりつつありますが)、望遠鏡は接眼部のレンズから出てくる視野世界が全てです。その最初期は出始めのAPS一眼デジファインダー(酷評されていました)を更に井戸の底に落としたくらいの遠く深い奈落のような見え具合だったそうです。
ガリレオ望遠鏡なんてなかなかそこらでホイホイと覗けるわけもないのですが、似たような体験をしたければ、ヨドバシなどで展示されてるケンコーなどの安ものの双眼鏡、それも手のひらに乗るような小さいボディに20倍、30倍などのズームをぶち込んでしまった双眼鏡を覗けば、そう変わらないんじゃないかなーという視界を体感することが可能です。視界はほぼ暗黒に包まれ、その中でほんの少し、明るい丸があり、よーく目を凝らせば確かに拡大された世界が見えますがその見え具合は「....誰やっ、こんなん製品化したん!!」という果てしなく残念な世界です。しかし、何故か一般人にはズームが売れるのだそうです。(他に安いのに小マシな双眼鏡あるしあれこれ覗いたら違いがわかりそうなものと思うんですが...わざわざ売れるのに作らなくするのは商売人としては失格とも言えますので、、どっちもどっちか。 せめてちょっとでも知識入れてから購入しないと金をドブに捨てることになるのはどの世界も同じ)

d0207730_12354939.jpg


たぶんそんな視界よりもっと劣悪な視界であったろうガリレオさんの望遠鏡。ケプラー式と違うのは像が正像なのです。それよりも、じーっとこの図を見ていると・・・面白いことに気がつきます(後述)。

ガリレオがその構造を発見発明したからその名前、と思ってたんですがそういうわけじゃないらしく、ここでもヘーボタン連打の歴史探求となります。そもそもオランダの眼鏡職人が凸レンズと凹レンズの組み合わせで遠くのものが拡大して見えるのを発見して、それをふまえてガリレオが自作した(らしい)のです。だけど、この正立タイプの望遠鏡は何故かガリレオ式と呼ばれてしまい、オランダの眼鏡屋は墓場でちょっと舌打してることでしょう。

そのオランダ眼鏡屋やガリレオが活躍したのが1600年初期、400年も前にもう筒にレンズ入れて遠くのものを拡大して見ていたのですなぁ、加えて1600年代に眼鏡屋という職業があり、眼鏡のレンズというのが流通してたという方が光学の歴史を追っていて何気に驚きでした。
そりゃ遠くを見るよりは、おじーちゃんが孫の笑顔をはっきり見たり、薄明かりの中書物を読んで勉学だとか、日常生活が快適に営めるほうが普通の人には1億倍ほどはるかに大事です(ここらへんは現代でも変わりありません、おかーちゃんはカメラなんかスマホでええやん!というのが98%でしょう)。昔から男子は日常ほぼ無用のものに全エネルギーを集中したくなるものなのでしょうね。

その後とっとと誰かが2枚アクロマートを発明するかとおもいきや、ここで出てくるのがニュートン先生だそうで、、、 もうこういうのを追っていくと時間がいくらあっても足りません。。

さて、望遠鏡を分解してからアレコレといろんなことを再確認、調べなおしたりして、キレイにまとめて書けないくらいかなりバランバランに羅列となりました。800円の望遠鏡ひとつでこれだけ勉強するキッカケになればコストパフォーマンスとしてはとんでもなく良いジャンク買い物であります。どんだけ楽しめたか。

最後にガリレオ式のレンズ図の件です。
ガリレオ式は図の通り、対物レンズが凸で、接眼レンズは凹レンズとなっています。
この凹レンズをですね・・・だんだん対物レンズに近づけていってみましょう・・・

ピターっとくっつけてしまえば...

なんか、まさか、、アクロマートになるんちゃうの?? と思ってしょうがないのです。




うーむ。。。
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by shonencamera | 2016-07-01 02:35 | 天体・その機材他 | Comments(0)


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