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SL人吉 蒸気機関車 8620

九州は大阪からすると、とても遠いという印象がある。
本州じゃなく独立した超巨大な島なので、ある意味九州国と言っても良いような気がする。
特に熊本の阿蘇などは10代の頃に初めて走って、ここは日本か・・・?と呆然とした。
そんな記憶がまだ鮮明に残ってるくらい、その景色はとんでもなく壮大で言葉を失う。
ひとそれぞれ好きなトコはあるだろうから、少年カメラは九州が好きということだ。

現代機器のナビでピピピと入力すると距離がパッと出る。大阪から門司まで九州上陸するのに500kmと少し。
なーんだ、横浜ちょい向こうまでくらいじゃん、と思ってたより近いと小さな驚き。
でも、上陸してから同じくらいかそれ以上九州内部を走る計算になるんだけど、それは移動じゃなくて楽しみだから頭の中では計算に入らない。景色や雰囲気が良いと何もかもが変わる。

さて、その九州の熊本↔人吉を蒸気機関車が走っている。名前をハチロクという。

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人吉駅に入線したハチロク。SL人吉という、とても人気の観光列車だ。
汽車自体は100年前の大正生まれ。すごいね、文化遺産が走ってるようなものだ。


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午前中に熊本を出発し、人吉駅に着いたハチロク。
とってもお似合いの古い機関庫で帰りの発車まで一休み中。
人吉駅のこの風景は非常に良い雰囲気で、時間の進み方が少し違うような気までしてくる。


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出発時刻が近づいてくると、専用豪華絢爛のちょとやり過ぎちゃうか?という客車を連結したハチロクは、ゆっくりとバックで入線してくる。
草混じりの線路がとっても良い感じ。


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もちろんホームは待ってました!と大賑わいの記念撮影大会となる。


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拍子木を鳴らしてお見送りのおじさんがいたりして、見た目とてもほのぼのした出発であるが
もうすでに親子、じーさんばーさんwith孫が大半の乗客ボルテージは最高潮に達しており、客車前後の展望ルームは陣取り合戦が終わっていたりする。

それはともかく、この写真は気に入ってる。


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山間部を走る区間では何箇所かで数分停車。
どこの駅も、タイムスリップしたかのような光景でとても良い。


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キャビンアテンダントのお姉さんも同乗しての2時間半。


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機関士さんとも楽しそうに談笑。
移動中の車内は仕事量としてはとても大変そうだったので、しばしの休憩って感じなんだろうな。


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柵とか余計なものが無ければ、本当に昭和初期とかそういう時代になりそうな感じ。


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発車数分前になると、鐘を鳴らして帰ってこーぃ!と合図、牧歌的ですな、乗客は羊(笑)


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引きが足りないので残念ながら広角でパチリ。少し歪みがイヤだが山間部にハチロクは本当によく似合う。


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客車は3両、真ん中の車両にビュッフェがあり、簡単なものや土産を買うことができる。
コーヒーは凝った紙コップで310円也。
シートには木製の折りたたみテーブルが全座席にあるので、駅弁に限らず、後半疲れたときに教室で寝るような感じで睡眠をとるのにも重宝する。


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最前部、最後部には展望ルームがあり、予想通り終始こういう状況で占拠されてしまう。
子供を連れていれば免罪符となるが、一旦この状況になってしまうと、なぜだかこの空間での連帯感みたいなものが自然発生し、赤ん坊や子供失くしておっさん単体でこの地に足を踏み入れるのにはかなりの勇気と根性が必要となる。

「お譲りあってご使用ください」というアナウンスはあるが、当然ながら馬の耳に念仏。。。

150分間の旅のうち、10分だけでいい あとの140分は好きに使え

「只今より10分間、大人の方のみの展望室使用時間となります。お子様連れの方は一旦座席へお戻りくださいませ」と車内アナウンスで言ってくれないか、JR九州。

大人だってちょっとは景色みてワーワー言って写真撮ったりしたいモン。(←熊本だけに 語尾)



八代から熊本へは、平野をとても淡々と走る快走路になる。
動物園のようだった賑やかな車内も半分ほどの音量になって、乗り心地の良すぎな客車のカタンコトンという音に紛れて、空調が整ってて開けることが憚られる窓からは、微かに汽笛が聞こえる。


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熊本駅に到着したハチロク。
昔から女は車や鉄道にほぼ興味を示さず単に移動物体や手段と捉え、最重要項目といえば快適かどうか。
それは21世紀となった現代でも変わらないという図。


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そして乗客の大半が着いたとたんに「A列車だー!」と走っていく。
名残を惜しむだとかそーいうのは無い。実にあっさりして今風だ。


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しばらくするとDE10ジーゼル機関車がやってきて、ガッシーン!と連結。
興味津々の女の子は珍しい。


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ピィ♪(じゃあ行くよ) とジーゼルが鳴らすと ボォー!(頼むわー) っとハチロクが応えて
静かに引っ張られていく。


ハチロクが元気に動いてて、ピッカピカに磨き上げられててとてもイイ。
通常の駅に入線する光景も、それだけでとても楽しいしオモシロイ。

でも、客車はやっぱり窓が開けれて、煙の匂いや草の匂いが味わえた方がいい。
トンネルやー!っと慌てて窓をバッチャンバッチャンしたりとか、そーいう原始的な客車の方がイイ。

あまりにも快適すぎる客車、旅でそれが必要なら、普通の特急を選ぶなぁ。
せっかく蒸気機関車だったのに、そこがいちばんガッカリしたSL人吉。

でも集客と道中の安全を考えれば、今の時代はしょうがないか。売れてナンボはどこもいっしょだもんな。

また大井川に行きたくなった。
あそこのひび割れだらけで、ガタピシうるさく、扇風機しか無いオンボロのオハ35は
何にも無いんだけど、どうしようもないほど良い。
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by shonencamera | 2014-08-27 13:59 | プチ鉄 | Comments(2)

NISSIN Di466 小型TTLクリップオン Micro Four Thirds System

(追記)ストロボ名をおもいっきり間違っていました。Di422ではなく、Di466です。
どこかに機種名書いてあったっけ?と実際にしげしげとみてみると、頭部にしっかりDi466と書いてあるのを発見。そして一枚目の写真にもデーンとプリントされてますね。はい(^_^;)。
今まで全然目にもとまりませんでした、興味が無いモノに関してはホントにこんな程度の可愛がり様なのです。
どーもすいません
(↑全然実感も何も込めてませんが重ねてすいません)



買って何気なくずーっと使っているが、とあるプロカメラマンさんとのストロボ話で盛り上がった際に、そういえばNISSINのストロボだったよな、と思い出したのがコレ。

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MG8000でリアルクソと言いたい放題言いましたが、決してNISSINが嫌いなわけでは無いのですよ。だけどMG8000への評価が変わったとかは一切無いです。発光部以外は使うにつれ、クソ度がヒシヒシと伝わってきて、操作系など今ではできれば触りたくないほどで、今まで買ったストロボの中でぶっちぎりでワーストNo1に君臨していますが、発光部だけはベストNo1なので使用頻度も断トツでTOPなのです。不思議ですね。

そのNISSIN、他もちゃーんと買ってるんですよ。買ったけど速攻売ったのもあります。これは生き残ってるDi422です。
感情と現場での需要は違いますのでそこは混ぜこぜにしません。簡単に言えば、現在は純正かNISSINか、の2つくらいしか選択肢が無いという現状なのでこうなっているわけです。純正が使う側からしたらアカンと判断したので、使用に適したNISSINを選択した。ただ、それに全然満足はしていない、ということです。

逆にユーザーから言えば、2つしか選択肢無いんだから自己納得レベルもっと上げて100%出して気張れよ、と思うのです。良いなと感じたものは良いですし、メーカー自体の信頼度や期待度も自然と高まります。
その逆の場合は当然金出して買って幻滅してるんだから言いたくなります。


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この小型TTLストロボは実にシンプルです。
TTLストロボなので専用です。キャノンとニコン、そしてマイクロフォーサーズとあり、これはマイクロフォーサーズ(名前長いよ...)用なので、僕にはOM-D用となります。
マイクロフォーサーズは規格が統一だかなんだか知りませんが、パナソだとかそーいう他の機種にも使えるようで、それは非常にグローバルでユースフルで2社の機種を使い分けてる方などには有益ですね。こういうのはとても良いです。
ただ、これはNISSINが偉いわけじゃなく、マイクロフォーサーズの規格の結果なので、褒める箇所では無いのかもしれません。


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サイズは最近のデカデカになったクリップオンを触り慣れていると、とてもコンパクトに感じます。
小さなOM-Dにつけてもこのくらいの大きさなので、違和感はありません。
大きさや重さについても感じることは個人差がとてもある、ということに気づいたので、とても一般的な許容範囲の大きさと言えばいいでしょうか。面倒臭いですね。僕らの感覚で言えば小さく軽いです。でも年をとるとさすがに580クラスを2台3台と放り込んで歩くと、帰り際に捨てたくなってきます。だから若い時とおっさんになったときとでも感覚が変わってきますね。ただ、サンニッパを手持ち流しはいつまでもできる身体で居たいという僕の筋力レベルで今まで書いてるので、記事いっこにこだけ読んで何かを得たとか思ったら間違う可能性が大です。

さぁ、説明が非常にめんどくさくなってきましたのでやめますね、飛ばしますよ。


写真が前後しますが、電池室はカートリッジタイプの上位互換です。
ただし今後これが継続されるかどうかはNISSINの胸先三寸なので、カートリッジタイプは便利!とメーカーの言われるがままにスペアを何個か買って用意してても、代替わりした機種ではシレーっと無かったことにされて、後ろで木枯らしが吹くような寂しい思いをする可能性もあります。昔はよくそーいうのがありましたのでそんなことでめげてたら人生やっていけません。何かを信じるときは0か100かと思って相手ではなく、自分を信じるのです。何かがあって、恨みつらみをもつようなら最初からそれをしなければいいのです。


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上下バウンズだけのストロボは買う時に微妙に「オレってバカかなぁ?」という気持ちにさせてくれるんですが、Di422もそのうちのひとつで、上下に振れるだけでもまぁありがたいかとは思うんだが、なんで左右180度でいいから振れるようにしないんでしょうね?その左右首振り機能の部品だけで数千円高くなっても、たぶんみんな「そっちの方がいい!」と喜んで払うと思うんだけど、なんでコンパクトクラスとかミドルクラスって上下だけが多いのでしょう?すごくこういう箇所はいつも作ったヤツ、OK出したヤツの頭の中を不思議に思います。


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操作パネルはどこかで見たことのある旧型の使い回しです。
シンプルなのであのカラー液晶のように発狂することもありません。
ON/OFF共通の作った人は便利かと思ってるが実際にはクソアホかと思うほど使い難い(注1)ウンコな電源ボタンを押しますと、パワーズームの動作ギア音が昔のSF電子銃のように鳴り響き、ものすごいチープさを倍増させてくれます。しかし、この価格帯とこのサイズでズーム連動を実現しているのは特筆ものですが、音がある意味すごい個性的なのでこの機種の特徴なのにすっかり忘れていました。もちろんカメラ側でズームすればその都度電子光線がビビビ!と発射(発音)されます。

(注1)基板の内部回路として1ボタンの方が安価にできるそうです。スイッチ式にした場合にはスイッチ以外にも別の部品等も必要でコストがかかるということで、コストダウンでの結果なのかもしれません。しかしやはり金は余分に払うからファンクションやモードや電源は自分の意思で瞬時に機械式に切り替えるタイプにしてくれと、使う側からの意見からすればそれに変わりはありません。

操作は電源ボタン・モードボタン・シーソー式の左右ボタンの三箇所だけです。

左から電源オン後のTTLモード ここではシーソーボタンは調光補正となります。使い勝手は珍しく良いです。
モード切り替えは左上のLED自体がボタンとなり、押す度にモードが切り替わり、発光色でモードが変わったことを知らせます。

スレイブ2種類とマニュアルですので迷うことはありません。この際のシーソーボタンは単なるパワーの切り替えボタンになり、このボタンは実に感覚的に使いやすく、何度も書きますがNISSINにしては珍しく褒めるべき箇所です。


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今どきのストロボなので小さなバウンズ時のアイキャッチパネルや、広角ワイドパネルも内蔵しています。
出入りの感触はグッグッグ...と少し悲しい気持ちになる、と書けばわかりますか?

価格が価格なのでよくぞこの値段でこの機能、と言いたいトコロですが、今の時代で言えば性能はフツーのような気がします。むしろ日本企業製品ならば質的にもーちょいここをあーして、ここをどーして、とか思っちゃうのは贅沢でしょうか。

電源がちゃんと4本使っているのでチャージも早く連打もOK、TTLも良いんだか悪いんだかあんましよくわかりませんがそこまでちゃんとチェックしていません。ド外れが無いみたいだし、こんなもんだろ、という感じで使っています。

もう少し真面目に書けよ、と申されますか、そうですか。。。では
室内接近戦で子供を撮る場合ですが若干オーバーで強くなる傾向があり、そこで露出補正調光補正で適正とすると、そのまま引いた画面構図で全景に持っていったショットでドアンダーのジャブを喰らいます。ですので、補正は使わずにワイドパネルを引き出すとかなりまともな配光になります、どういうわけかは知りませんし、追求もしていません、そうなります。(ただ、1分間あたりの撮影枚数がべらぼうな数値での話です)
もともとのGNが実質22しかないので(メーカーは最大ズーム時のGNをうたいますが、昔ながらの35mm時で比較します、これは絶対そうでないとダメです)光量や配光の質などは望むのがお門違い、と最初から思ってないといけません。で、頻繁に出し入れするそのパネルがひっかかってムカつくわけです。

見た目に液晶などなく、大事にしよう、という気にさせない質とルックスですので、購入当初から文字通り奴隷的に使っています。今のところ使える奴隷です。愛着は湧きませんので奴隷にピッタリです。エジプト時代、大きな石の上でムチをバシバシくれてやるようなそんな超上から目線での使い方ですが、文句も言わずに働いてくれていますので、一般使用であれば長い間全く問題なく使えるんじゃないでしょうか。

色気を出して縦位置バウンズしたい!とか思わなければ大丈夫です。それに、もともと光量がショボイので、バウンズでちゃんと結果がでるかどうか・・・。バウンズ時は、ほぼフル発光のオンパレードになるでしょうから多用すれば寿命は明らかに縮まることでしょう。ドストレートに真っ直ぐ光を浴びせ倒す為の、ポン炊きストロボでは優秀なストロボです。


スレイブ機能は便利ですが、ひとつ持っていればなにかと便利!と思われるかもしれませんが、4本の電池を装填するとそこそこ重いので、コンデジでちょっとした集合とるし、、、とバッグに忍ばせたりとか、考える時もありますが、今のいままでそんなことしたことがありません。せっかく仕事じゃない日なので身軽で過ごせる、と嬉しい日なのに重くてジャマだからです。プライベートフォトでもコレを持って行くならコンデジじゃなくてOM-Dを持っていくでしょうし、もっとちゃんと撮らねばという場合はEOSで2灯とするでしょう。ですので自分のパワーと手持ち機材、撮影状況などでシュミレートして機材は考えるべきです。
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by shonencamera | 2014-08-23 00:00 | ストロボ系 | Comments(7)

ゼンザブロニカ S2 <説明書005> ファイナル

さて、BRONICAの銘機S2ですが、オーナーからすれば世間の扱いなどどうでもいいこと。
S2に限らず、どーのこーのという意見のほとんどは、使ったことすら無い人が勝手に言ってることです。
ちゃんと使った人の正直な意見は、良い点やそうでない点が言葉や文章からもだいたい解ります。
そうでない人の意見は、よく読まなくても感情のぶちまけというのが感じれます。
どちらも感じれない場合は自己感覚スキルが低いので自己能力を先ず上げねばなりません。
カメラ以前の問題です。

ブロニカユーザーは決してハッセルやローライレベルの賛辞を欲してるわけではありません。自分が気に入ったカメラを、できればずっと快調にバチャン!バチャン!といい音をさせて、撮る喜び、持つ喜び、撮った写真で自分が幸せな気持ちになって、できたら誰かが喜んでくれるような写真(たぶんほとんどが身内)を撮りたいだけだと思うのです。

発言力のある人、影響力のある人、一般人に対して人気のある人、などが何か言うと、正しかろうが間違ってようが、それが通ってしまうのが世の常ですし、そういうムーブメントなどは何かでとりあげられてたとしても一瞬で燃えて短期間で何も無かったかのように消えてしまいます。そういうのに関係なく、良いものは昔からずーっと良いですし、愛されます。カメラに限らずトラッドになった事柄全てが、人に愛された理由があるからで、それは時代を経ても変りません。

ブロニカの説明書はこの回でラスト、アクセの説明や値段、正式名などが貴重ですが、特筆すべき点がないのでサラリと載っけておきます。著作権とかで何か問題あれば教えてください。ただの1ファンが他の知らないファンに「おお、そうだったか!」とか熟読して楽しんでもらう為に載っけただけなので、もしそれがダメだというのであれば、つまんない世の中だと思いますが対応します。

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ベローズアタッチメント、というアクセは魔性のアクセですね。
どうしても使ってみたい、という欲求が抑えられない時があります。
ほとんどの場合、手に入れて使ってみるとメカ的愛着は更に増すのですが...。(各メーカー同じだと)

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現金正価 というのが時代ですね。

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by shonencamera | 2014-08-20 00:00 | ブロニカS2 | Comments(2)

ゼンザブロニカ S2 <説明書004>

レンズが大好きな人は多いですよね。
ブロニカンの間でも「コレずっと探してんだー」とか、いろいろあると思います。
何年も探してて遭遇したときのあの驚きとか、なんか気が抜けてしまうあの感覚とかは字では表現できませんよね。
で、その時、たまたま手持ちが足りなかったりした時の行動は、誰しもみな同じだと思います。
更に、想定よりもかなりの諭吉が必要だった時はその場で「こらアカンわ」と諦めがつくのですが、数枚諭吉くらいだと、一旦は諦めようと思いつつも何度も考えなおし、いや一期一会だ、、、とか、喫茶店に入っちゃって考えたりなんかして、、、もうちゃんと家に帰れないのです。ジタバタしてしまいます。忘れよう、見なかったことにしよう、なんて思っても見たらもう記憶から消すことは不可能なのが人間です。

で、もう中古屋には行かない、行かないったら行かないんだー(TOT) とか言いつつまだあるかどーか見に行っちゃう。無かったらホッとしながらも、今だったら買うな、とか(じゃあそんとき買っとけよ) もう心がグワングワンと大変なんです。 少々例えが適切じゃないですが、女に惚れたときより一途かもしれませんね。
レンズは部屋が汚いだとか、今日な何の日だか覚えてる?とか言いませんから。

欲しいものを心から捨てる、というのがいちばん気軽に生きていける秘訣かもしれません。
ただし僕が知ってる方法の中で一番実現困難な方法です。僕は死ぬまでできない自信に溢れています。

なので、オススメは、とりあえず欲しいものは全部買っとく。これは史上最強です。
物欲がほぼ無くなります。だって全部買っちゃっうんだから。
おかーちゃんが「アンタ、子供の給食代がぁぁあぁ~」と足にすがりついても、「ええぃ!はなせぇ!」と、子供がいようがいまいが、奥さんにも手伝ってもらうと昭和的どうしようもないオヤジの三文芝居ができて臨場感UP、効果的です。

さ、アホなこと言うてないで説明書いきましょう。かなり後半になってきました。



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この仕組は面白いんですね。つまり、レンズはただのレンズだけ。
レンズとヘリコイドが別々になってるのは大判カメラ、あとはSL66とかもそうですね。

■スクリューマウントについて
ここなどなんてすごい時代なんでしょう、メーカーが経やピッチを明記して自作レンズをつけれます、と書いてある(笑)
アクロス・ザ・ユニバースですな。


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さあ、このうち、どれをお持ちでしょう? などとアンケートをとってみたくなるラインナップ。
コンプリートしてればキングオブブロニカンです。

ボディは作れたがレンズまでは作れなかったブロニカはレンズを外注に出します。
なのでボディはひとつだけど色んな会社のレンズが使えたりしました。
そういうトコも面白いカメラです。

日本光学、東京光学、ノリタ光学、富岡光学などなど。。。

で、日本光学(Nikon)だけはネームがニッコールとわかりやすく堂々と君臨してまして
その他はゼンザノン銘柄になるので、レンズや裏事情に詳しい人しか素性がわかんないんです。

広角は良いレンズに恵まれました。
50mmのニッコールなどはとても良いレンズです。
(50mmの姿写真は後期型と思われるので、この説明書も後期なのでしょうか)
40mmも貴重で写りもかなり良いレンズです。

自分のレンズ、中身はトプコールだったり、どれがどれか色んなサイトがあるのでいろいろ自力で調べていくのも、これまたオモシロイのです。


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ヘリコイドは75mm用の距離目盛なので、他を使うときは換算して使いましょう、ということです。


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S2以前のS用との互換性だとか、そういう説明ですね。
そういえば、レンズ脱着の際にヘリコイドを全部繰り出して交換を怠ると、ミラーに擦りが入ることがあります。
でしたよね?CROWさん。(と、呼んでますがいらっしゃいますか?)


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ピントフードはいろいろ交換できます、と。
ハッセルでもプリズムファインダーをついつい買ってしまいますが、正像になるだけで見え具合はたいていウエストレベルの方が良いのです。で、結局あんまり使わないで肥やしになることが多いです、重いし。


それよりも、OHに出した際にピントグラスを交換してもらいましょう。
当時のは今からするとかなり暗く、若い人ならいざしらず、中年からジジイユースだと辛くてしょうがないです。
オッサンが金に物を言わせるのはこういう時です。つまらん物や女に金をかけてもレスポンスはマイクロです。
その点、スクリーンはかければかけるほど幸せになれます。(上手い写真が撮れるかは知らん)
金があるヤツはRB用のインテンスクリーンを奢りましょう。
富士のGX680用もカットすれば使えます。
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by shonencamera | 2014-08-17 00:01 | ブロニカS2 | Comments(4)

ゼンザブロニカ S2 <説明書003>

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S2のシャッターは鳩が驚いて飛び立つ、と伝説化されているようだが(笑)、実際はびっくりするほど大きくない。
確かに何かをジャッキリと切り取るような強烈で独特の甲高い音がする。
そしてその時、手にはけっこうな上下的駆動感がある。
シャッター音は重要で、ニーズも両極端だったりする。
劇場で撮る人は音がしない方がいいし、女性を撮る場合はたいてい派手で切れ味が良い音のカメラが都合が良い。
で、どっちの人も一方だけのニーズであだこだ言うから論争に発展したりする。
たいていの些細とも言える争いは不毛でしかない。
そういう面ではEOSの一部機しか知らないが、サイレントモードというのは現代機ならではの素晴らしいメカだろう。それが欲しい人がそれをチョイスすれば良い。そういう選択肢が同じカメラ内でできるというのは素晴らしいことだ。

さて、内部メカに関してはさっぱりだが、フォーカルのシンクロ速度は先幕と後幕が速けりゃ高速が出せる。
この時代、フォーカルでシンクロが1/40。とびきり早いわけじゃなく
例えば6x7で1/30とすると走る距離が10mm短くて済むから結果的に少し速くなってこの値なんだろうか。



>巻き上げの前後を問わず---
との記載に「?」と思った方はよく読んでますね。
昔の機械式シャッターはシャッター形式により、例えば1/500を使おうと思ったらシャッターチャージ前に予め1/500にセットしておかないと、後から1/500にできなかったりしたのです。そういうのが無く「このカメラはいつでもお好きなSSで撮影できますよ」という意味です。


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シャッターダイアルの内側に付いているバヨネットは、アクセサリーをつけるためのもの。
だがそのアクセが今ではほぼ発見不可能である。
新品時にはシャッターダイアルに、半透明のゴムカバーが装着されていた。


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これが<説明書001>で少し書いた裏面のレリーズ穴。


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M級やF級バルブなんて懐かしい単語。
FP級というのは今でもエレクトリックフラッシュで似たような機能をみんな何気なく使っていたりします。
ハイスピードシンクロのことで、超簡単に言えば燃焼時間がとても長いフラッシュです。

ストラップは不思議なもので純正がどうしても欲しくて探してしまう病気にかかったりします。
発症期間を過ぎれば「お、オレはどうしてあんなに中古屋を彷徨ったのだろう・・・」とハタと気づくときもありますが
そういう時間も愛機への愛情が募る結果となるものです。しかし過多はいけません。
たいていの場合、とち狂ってしまい他の機種やそのユーザーへのイケズや罵りとなる場合が多くみられてしまいます。
静かに愛でましょう。


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220フィルム、ここではなんとニュータイプと呼ばれています。

まさかブロニカでガンダムが絡んでくるとは思いませんでした。
撮影で迷った際には220を詰めて「ワタシを導いてくれぇ!」と念じるとララァがキラキラバックで現れるかもしれません。
ただしその220フィルムをもう手にいれることがかなり難しくなってしまいました。


さあ、次回はとうとう待ちに待ったレンズ系のパートに移ります。
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by shonencamera | 2014-08-14 01:00 | ブロニカS2 | Comments(2)

ゼンザブロニカ S2 <説明書002>

ブロニカS2を実際に手にしたキッカケは、カメラ修理のCROWさんの仕事場にお邪魔したときにそこにあったS2。
この時何気なくS2について聞いて取り出して見せてくれたS2がキッカケになった。
CROWさん、とにかく細部までお詳しい。S2だけじゃなく、ブロニカ全般に長けていて不思議に思うと
なんとCROWさんはブロニカで修理をされていた方だったのです。
(そうだ、持っていかなきゃいけないものをまだ持って行けてない。また参上致します_(._.)_)

そしてS2が急に気になりだした僕のもとに黒のS2がコンニチハと目の前に現れてお持ち帰り。
即CROWさんの手によって推定ほぼ未使用が内部まで完璧完調、にしてもらったのです。

さて、説明書の続き パート2です。

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ここらへんから使い方ですね。
S2を説明なしでフィルムバックを外せる人は尊敬する。僕はわからなくて素直にCROWさんに聞いた。
このリリース方法にびっくりしたことを覚えている。(たぶんこの時点で急に好きになった)

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フィルムインジケーターも可動式で少し凝っています。

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フィルム装填では俗に「お作法」と呼ばれるものは何もない。
ブロニカは中判では珍しくあちこちにフールプルーフを施したカメラ。
ここらへんがスゴイのですが、ハッセルなどを使っている人がわざわざブロニカを使うことも無かったでしょうから
(それは性能面ではなく、ほぼステイタス性のものだったことでしょう)
似たような形状のカメラをことごとく駆逐するようなことが同じ写真好きの間で行われたのでしょう。

また、ユーザーしか会得できないお作法のような何かがあると、それが逆に「おぉ、さすが~使い」などという感じになったりもしました。おもしろいですが人間ってそーいうトコがある。冷静にあとで考えれば単に不便、というものなんですがそれはそうならないトコ全てが銘機なのか神話なのか、はたまたオーラ?なんでしょうかね。

大小そういう類の話は永遠に消えません。デジになってかなり激減しましたが、たぶんいっしょです。
人類の歴史のようなもので、コレはその超々ローカルな部門の話。

ちなみにですが、形状は多少似ててもハッセルC500とS2は写真機として構造的、根本、思想的に違います。
僕はブロニカがボロニカとか言われてただとか聞いても「同じジャンルじゃないのに論点がずれまくりじゃね?」と素直に不思議に思ったのですが、フォーマットが6x6だからこそいきなりの同リング上でのファイトに立たされてしまったのか、もしくはそれほどブロニカDから始まる進軍が個性的すぎたのか、リアルタイムを生きた先輩方の生の意見を聞いてみたいものです。

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機械式の枚数窓などは、何故かホッとします。
半世紀を過ぎても丁寧に使っていれば動く、実用となる、というのはブロニカに限らずすごいことだと思います。

フィルム時代に素晴らしい性能の夢のようなカメラが沢山つくられ、そしてフィルム最高潮時代には叡智の結晶のようなスーパーカメラがこれでもか!というほど各メーカーが出しました。それらは確かに技術の塊で、それこそ猛烈に欲しくて触りたくて撮りたくて、という衝動に駆られるもので、ひたすら熱狂しました。しかし5年、10年15年...と時が経つとそれらはフレキシブルの破断、液晶のニジミ、消失、電子式ボタンの内部破損、強化プラスチックも永久ではなく劣化する、というとても微々たることでただのゴミになる夢の跡というのを経験しました。
これはリアルタイムで経験し、儚いものだと感じています。

ただこれはカメラだけの話ではなく、全ての一般大量生産製品に言えることで、それが良い悪いじゃない。
それが時代の流れです。50年後の製品のことなんか作ってる時に考えるヤツはいない。


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S2は巻き上げをグルングルングルン!といっぱいしないといけません。
ユーザー目線ではかわいい箇所でもありますが、ユーザーじゃない人からすれば格好の指摘箇所にもなります。
巻き上げ最後に強い抵抗があり、それを超えるとシャッターチャージも巻き上げも完了となります。
この時、最後まで猛烈なスピードでガッシーン!と止まるまで巻くと修理直行便になる可能性が大きくなります。
まぁビンテージを手荒に扱う人は今はいないでしょうが、現役の時には多かったそうです。

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ブロニカの6x6がSQになった時には、カタログを見ただけで「うー、、、要らんなぁ」と感じました。フォーカルプレインを捨ててハッセルと同じ土俵に立ってしまえば、全てがハッセルを超えなきゃならない。よっぽどこのレンズがとびきり良い!とかならまだ話はわかるがプラナーの地位は揺るぎなく、AEが追加されてもやはりSQの位置はSQでしかなかった。ペンタ67の場合は全てが他に無い個性の塊、最後の最後に67llが出るまでAEは645の役割だったので住み分けがキッチリできてたし、67は67のまま完璧に永遠だった。だからあれほど長い間生き残ったのだろう。このS2も強烈な個性を持つだけに、その後の性能的には上であろうSQよりも長く愛でられるカメラとなっているのだと思う。思い切り原始人間的な主観だがそうそう間違っていないと思う。
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by shonencamera | 2014-08-11 02:51 | ブロニカS2 | Comments(2)

ゼンザブロニカ S2 <説明書001>

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全く興味を示さない人か、今も愛でてる人のどちらかにしか分類されないと思われるブロニカ。
中でもS2は人気の型(ブロニカンの中では長続きしているという意味の人気)。
写真は僕の黒の方の愛機で、愛機というわりには使ってやれてない。
というのも、とても良すぎる状態で手に入って、あまりにも綺麗なので使うに忍びない...という
何をやってんだかという自体がずーっと続いて今に至ってしまっている。
白(正確にはグレー)のボディの方は元からボロで、僕も気兼ねなく使えるので良いが
元からボロいのでどこがどう劣化したかわからない。そういう方が楽しめて幸せかもしれない。

さて、ブロニカS2、発売が1965年らしいので僕はまだ影も形もない。
子供の頃にすでに型遅れになって中古屋の棚に陳列してる時から存在は知ってたが
僕の照準はモードラが装着できる35mm一眼レフなので、「あ、S2(笑)」って、それくらいのものであった。

<当時の印象を思い出すと・・・>
S2を子供の頃から今まで通じて使っている誰かの姿を目視できたことは、数回しかない。
中判を使うカメラオヤジさんたちはどういうわけだかブロニカならETRがめちゃめちゃ人気だった。
ブロニカをセレクトするというのはかなり当時からニッチ路線だったような気がする。
イメージ的に国産メジャーはペンタかマミヤの67/645だった。
ブロニカだけが66の一眼をずーっと作ってた。
6x6の異端児であるマミヤ6も更にニッチだが(レンジ機)、何故か持ってる人はおじいちゃんばかりだった。

大人になってから6x6という真四角のフォーマットに惹かれて、気がつけば日本を始め様々な国のスクエアなカメラに興味を持ち、いつしかほとんどのモノを実際に撮影してしまっていたというのめり込み様になっていたが、S2はかなり最後の方で手に入れて、そして使って感心した。

その僕の感想あれこれよりも、S2の当時の説明書が台風で何にもできない為季節外れの大掃除をしていると出てきたので、ネタもないことだし少しこれで引っ張ろうと企んでスキャンした。先ずは表紙から。


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知ってる人には懐かしい表紙だろうが、今ではインパクトと勇気の塊のような昭和の近代美術館に飾ってそうな表紙だ。

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表紙を開けていきなり飛び込む目次。目潰しかと少し驚くショッキングなオレンジ。とても良い、好きだ。
オレンジはこの時代を象徴するような色だと思う(←麦茶のグラスとか蛍光灯のプラカバーとか)

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システムカメラですよ、こんなにいっぱい装着できますよ、どんな撮影にも対応できるんですよ
と、そういうアピールが無ければ認めてもらえなかった時代。どこの大手メーカーもこういうアクセ大集合は必ずあった。で、その中で一般ユーザーは革ケース以外ほとんど買わないし(ファインダーは別)買っても使わない。
面白いのはマシンガンのストックのようなアクセ。超望遠レンズをブラさずに撮る為のモノ。僕も実物は知らない。

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S2の特徴を簡単にまとめている。120/220の兼用フィルムバックは便利だが、圧板は120位置で固定。

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各部の名称、役割その1

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その2だが、底部のレリーズ穴がなかなか良いのだ。

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フィルムどーのこーのと書いてあるが、フィルムバック自体は当然1種類しかない。
ポラホルダーはプロ機の証で中判の憧れだった。


** 説明書スキャン画像は、クリックすると1200に拡大される、、と思われる。 **
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by shonencamera | 2014-08-09 23:59 | ブロニカS2 | Comments(4)

兵庫県道521号 道谷三方線 <ダート>

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林道と県道の違いは何か?と明確に説明できないですし、深く考えたこともないのですが
この道は前から行きたく、初期に目指して全く違う山に入って丸一日もがいたりしたこともあります。
ようやく走破となりましたが、特別難しいわけでもなく、ただ単に看板などがほぼ皆無というだけです。
総合的にみれば、僕の下調べなどの不十分さが招いたことです。

スマホはもってませんし、ナビは車では便利ですが単車での利用は難易度が高い。
PAとかでバイクを見れば、装着してはるのをよく見かけますが、僕は案内など使ったことがなく、走行中に見ることもそうそう無い。ナビは止まった時に取り出したり等のワンアクション無しに現在地を瞬時に把握する為のモノという単機能的な使い方をしていますし、これからも単車の時は変わらないと思います。

あれこれ試した結果、ナビの道路は一般的な道路というものを走るには具合が良いのですが、僕のように道中で鹿や猿くらいしか遭遇しない、というような道を走る時にはナビは全くといっていいほど使い物になりません(現在地把握とはその意味)、なのでナビは常に緯度経度を表示する設定にしています。

ではどうやって道を探したり、方向を決めたりするのか、というと。。。
グーグルマップでのGPS確認が一番使い勝手が良い。
なので、ナビに加えて少しデカくて面倒くさいのですが、7インチタブレットを持って行き、ナビで分岐が表示されないような場合にタブレットの出番となります。

止まらないといけない、それが一番面倒臭い→しかしいつも「止まって確認すりゃよかった」と思うことがよくあります、今回も2度ほど間違えました。

だんだんと荒廃した景色になり、車は無理だよなーという景色になってきて道の真中あたりからものすごい生命力の緑の草が生え出したらほとんど間違えで、それもずいぶん末期の状態まできてる証です。(それはそれで嫌いじゃない、そういう道の雰囲気はものすごく惹かれるものがあります)


さて、この県道521、南からの入り口は分岐から始まります。
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看板の「走行注意」が更新されて「走行不能」に(笑)。
担当者の気持ちが伝わります。
しかし通行止めにしないのは、途中までしっかりと林業道路だからです。
あるところから林業の気配がなくなり、ワイルドな道らしい道となります。

途中分岐は数カ所ありまして、間違うと更にワイルドなワールドにもれなく到着できます。
僕はしっかり間違えて満喫しました。

ダート距離は間違え含めて12kmくらいありますから、まぁまぁ楽しく走れます。
一枚目の写真のように、巨木とまではいきませんが、存在感のある木がドーンとか
けっこう素朴で好きな道になりました。
ただ、そこまでの道中も、ものすごく素朴ですし、北に抜けて出た道は舗装路だけに果てしなく素朴です。

そこからはR29にすぐ出てるので、やまめ茶屋からの氷ノ山林道の南入り口へのアプローチに便利です。
大阪から氷ノ山(やまめ茶屋)に最短で行こうとすると、中国→R29をずーっと走らなくちゃいけない何も無いつまらない苦痛を考えると、ずーっと地道でぐねんぐねんと数時間もかけて行くアホな選択の方が楽しさと喜びに満ちています。

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氷ノ山の林道
8月もすぐそこだったので、もう残雪で進軍を断念することもないだろうと思っていましたら
丁度中間地点、東屋がある辺りで8/8まで道路工事で進入禁止でした。
仕方がないので横行林道で迂回、と走りますとそのまま下まで降りてしまい、村岡に行って蘇武山を神鍋まで抜けて帰ろうかと思って登っていると、一気に空が変わって「あっ!」と思う間もなく雷雨。

道はみるみる濁流の川となり、リュックや荷物にカバーをかけている間に全身に水が染みてくる、あの感覚が伝わってきます(笑)。 ただの林道なので為す術もなく、自然にサレルガママの陵辱バージョンの少年カメラ。。。

あの絶望感とか、心細くなったり、びちょびちょだから帰りに飯も寄れないなぁ・・・とか
そんなこと思うのもまた、二輪だけですね。
こういうときはスマホしながら9号線走ってる車を見ては、かなしーくなります。
ま、とにかく家から200-250km、空を仰いだところで何もかわりません。
ひたすら家をめざします。他、何も考えずに。
雨風用のオーバーシャツを羽織っても、中が濡れてるので強制空冷で寒い寒い。

で、今回も450km、ダートはあまり堪能できませんでしたし、久しぶりに走ってパンツまでビッチョビチョ。
何やってんだか、と思いますがオモロイです。

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アンドロイドアプリで、山旅ロガーというのを使いますと、こんなふうに軌跡も全て表示可能でめちゃくちゃ使い勝手が良く驚きました。ドカッティなどの超ハイスピードで使い物になるかどうかは知りませんが、林道や一般路くらいならスマホやタブレットひとつでポンと表示、素晴らしい世の中になりました。ただ単に軌跡とかを知りたいだけなら単体GPSロガー要らないね(高いから少し寂しい)。何にしろありがたいです。
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by shonencamera | 2014-08-01 15:00 | 単車系 | Comments(0)


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