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コンパクトカメラ OLYMPUS XA

久しぶりにFATBOYのホコリを払い火を入れ走る。
遅まきながら今年の初走り。
少し走るといろんな感覚が蘇ってきて、身体も慣れてくる。
走るコトだけで気持ちがイイ。気持ちがイイので止まれない。止まれないから写真が無い。

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単車なのでいつもは諦めてコンデジにするが、この日はポーチに入るXAを。
フィルムはキツキツにいれても4本。
昔のパトローネにTMXの番記、そういや出始めに使っていたっけ...

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少し気になってたトコを探しに行った。
もう陽が傾き始めてたが写真が好きなヤツには美味しい時間。
ラスト付近で携帯にもカメラがあるのを思い出して数枚撮る。
HPの小さい写真ならこれでも見れる。しかもカラーだ。

XAは今でも超コンパクトなかわいいスタイルのスナップカメラ。
クラムシェルと呼ばれるレンズバリアはすぐにキャップを失くしてしまう僕のようなヤツにはちょうど良い。
これでマニュアルが使えたら最高なのになぁ。
超コンパクトの元祖Rollei35も良いがレンズが準標準なので少し長く、長いにもかかわらずピント目測式がちょっとイヤ。
Rollei35が30mmくらいの広角だと良いのになぁーと。。。
コンパクトカメラはいつも微妙に合わない。
だからイロイロ買ってしまって結局あまり使わない。

さすがに短時間で4本も回すとXAの機能的な面とアバウトなファインダーが辛くなる。
巻き戻しの時に、必ず2~3回クランクから指先がぷるりんっ!と離れてしまうのもXA。

レンジファインダーはライカも含めてどうも下手くそになる、苦手だ。

単車の時用のカメラバッグ、ポーチを真剣に探してみよう。
広角と標準が収まれば単車で出かけても楽しさが増すだろう。
気に入って入るが壊れても悲しさ度合いが低いカメラは数台ある。

粘ったので帰り道は水平線に夕陽が沈むのを見ながらの帰路となる。
めちゃくちゃキレイだけど日が沈むと寒さが容赦なく襲ってくる。
やはり太陽は偉大、写真でもそうだし単車でもそう感じる。
暗くなってからの単車は寒さが重なって苦痛、どうしても弾丸ワイドオープンになる。
家に帰りたくてしょうがなくなるのだ。
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by shonencamera | 2013-04-30 04:41 | その他のカメラ・レンズ | Comments(2)

LXというカメラ

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10代の頃にスポーツ写真のカメラマンのバイト面接に行った時
「何使ってんの エルエックスぅ?ペンタか。 ・・・あの変な音するカメラ使ってんだ。」
と、顔色も育ちも悪そうな社員か社長か誰かが、マイルドセブンの煙を唇を歪めながら横からぷぅーっと吐き出して
「なんでF3とかF4にしなかったの、君、かわってるね」と言った。

あの歪んだ唇と吐き出した煙、何故か関東弁の言葉はすごく鮮明に覚えてる。
彼曰くの横走の変な音のするLXは、彼だけじゃなく普通の人からもそういう感じの立ち位置で見られていたカメラだ。

それは雑誌の扱いでも当時からそうで絶賛されることもなく、かといってこき下ろされることもなく
いつしか時代はAFになりそれでもずっとラインナップされて、とうとう生産中止だというときに
「いつまでも作って欲しいカメラなのに残念」などと、たぶん使ったこともないヤツに少し持ち上げられて消えた。

LXを買う金額でキャノンF-1かニコンF3が買えた。
だから余計に「何で?お前バカじゃねーの?」って理解できなかったのだろう。
こんなこと書いても今じゃみんな信じないだろうが
当時のニコン、キャノン使いはニコンキャノン以外を本当に穢多非人扱いしていた。
それを選ぶヤツ、使うヤツも同様に理解ができなかったのだろう。

プロはもちろん特にセミプロを自負する輩はそれがひどく、カーストかアパルトヘイトかと思うほどで
僕も噂には聞いていたがその面接の前に、とあることで伺った高名な藍染職人さんが重度のニコン使いで
それまで物腰やわらかくいろいろと説明をして下さってたのがカメラ話になると途端に豹変する様を見て
なんと人間わからないものだ...とびっくりしたことがあったので、あぁ、まただよ、と思ったものだ。


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当時の最高峰はファインダーが交換できるのが当たり前でありアイデンティティでもあった。
LXが出た当時の流行りはボディ内ダイレクト測光、同時期発売のニコンのF3も同じくボディ内測光。
ファインダーを交換しても受光素子はボディ内にあるために全てのファインダーでAE撮影ができるというのが売り。
今じゃ交換してまで撮影なんかもう誰もしないが。

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LXは最高峰でありながら視野率100%では無い。
これもまた100%マンセーにはこき下ろす格好の標的になった箇所である。

買う前に各社SSの展示ボディで、いろんな高級機のファインダーを覗いて僕はちょっとがっかりして考えてしまった。

ニコンもキャノンも視野率100%で緻密さは感じたんだが・・・

小さいのだ、画面が、ファインダー像が。(倍率ですね)


OM-1やMXで慣れてしまった眼と身体には、視野率100%で選ぶとこんなに小さくなるんだ・・・と
もとから視野率を最重視していなかった僕は安心してあの大きなファインダー像のLXへの想いを更に大きくした。

デフォルトのスクリーンとFA-1で十分に最高のファインダーだが、何しろペンタックス初のフラッグシップである。
実に色んなファインダーが用意されてた。
数あるファインダーの中でもとんでもなく見やすいのがパッと見が顕微鏡みたいになるコレ。

名前も倍率の数字も知らんが視界全部が昔の映画館の最前列に座ったかのような超巨大スクリーンになるものすごいファインダー。
(これとウエストレベルファインダーはLXでも視野率100%)
ただしウエストレベルの上に逆像だからローライやハッセル、二眼とかに慣れてない人はクラクラ~としてきっとまともに使えない。



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LXはネームがココにしか書いてない。前から見たらプリズムにあるPENTAXしか見えない。
すごくお洒落で奥ゆかしい、こういう感覚は後光がささねばいけないニコンやキャノンには真似ができなかっただろう。

LXはスペックでは当時からそれほど大したことは無いし、フィルムを入れないで空シャッターだけでは全くわからない。
でも、フィルムを入れ、実際にシャッターを押して、そして巻き上げる。。。
そうすると、このカメラのすごさがわかるだろう。
滑らかさは群を抜く。
例えて言えばあのジャリジャリ感覚ながらも長年故障もせず健気に動くMXに、これでもかと言う程ベアリングをいっぱい詰め込んだような感じ。

そして最後まで撮り終えた後にチリチリチリチリ~と巻き戻す。
この時にも他では味わえない超精巧精密さを味わえる。
中身のことはさっぱりわからなくても、指先に伝わるあの感じはLX使いだけが味わえるウルトラシルキーフィーリング。

これを知ると他は砂が最初から噛んでるような、ギアの山がわかってしまうような粗雑感があって全てが冷めてしまう。

巻上げ巻き戻し系のこの類を見ない精密感は、他のどのカメラでも味わえたことはない。
程度の良いライカM3のダブルストロークは近いが、ニュルゥっと滑るようなあの感じはまた少しジャンルが違う。
LXのカチッと感がライカのそれには無い。強く扱うといとも簡単に壊れそうな儚い感じがある。それはそれで良い。

LXは滑らかでいて頑丈極まりなく、よっぽどガサツで荒い使い方をしない限り壊れそうにない。
しかしカメラ自体の精度が良いと使っていて感じると、人間は不思議と「良いものだ」と感じ、丁寧に扱うようになる。
たぶんそれが人間として意識しないでも自然な行為であろう。
だから、カメラだけでなく工業製品というのはあるレベル以上のものでないといけない。

フィルムカメラは手動操作が多く、その時のフィーリングがすごく大事だしそのカメラの個性であり味だ。
このカメラはいろんな面で損をしてきたような気がするが、ずーっと大事に使っているヤツはたくさんいると思う。
LXはそういう他を貶さず静かに愛でてくれる人のところで、いつまでも幸せに過ごすカメラなのだ。



で、その藍染職人さんが「どんなカメラが欲しいと思ってるの?」と僕に聞くので(もうややこしいので持ってないフリをした)
「35mmならライカM3、ブローニーならローライかハッセル」と言うと
これまた饒舌になり褒めちぎって僕もいつか買おうと思っているんだと言った。
ちょっと面白くなった僕は「タムロンってどうなんですか?」と聞いてみたら 
ほんとに漫画みたいな呆れた表情をして鼻から息を蒸気機関車のように出しながら
あんなのレンズじゃないっ!!!!
と、本気度いっぱいで少し大きな声で教えてくれた。


もうすっかり懐かしい10代終わりの頃の話である。

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by shonencamera | 2013-04-27 06:14 | PENTAX LX | Comments(18)

CSI NY8に出てきたROLLEIの謎

***ほんとうにどーでもいい話なのでスルーするのをお勧めします***

撮影から戻った夜には、部屋着に着替えてひっくり返り録画した映画やドラマを見るのが常だが
今見終わったCSI NY8 14話 「ラナグレゴリーの瞳」の冒頭にRolleiflexが出てきた。

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ドラマCSIは最初期からファンなので全てを網羅。
中でもNYを舞台にゲイリー・シニーズ演じるマック・テイラーが正義感溢れる捜査官役で出てる。
最初にCSI NYの予告編を見たときは「えっ?!ゲイリー・シニーズTVドラマに出るんだ」と驚いた。

マックの携帯に殺人現場の画像が送られてくるところから物語は始まる。
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これがマックの携帯。遺体で写っているのは今の殺人事件。

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そして資料室で昔の殺人事件を調べるマック。

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そして同じ場所での現場写真を見つける。時は1957年。

当時のシーンに変わって当時の警官が到着し検証を始める、ここで現場写真を撮ってた鑑識課だろうか
その担当者が使っていたのがRolleiflexだった。

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へぇ~っとローライ好きの性としては身を乗り出してしまう。
先ずはフラッシュの取り付け位置が右ではなく左が普通。コレでは巻上げるときに大変難儀する。

そして「あれっ?コレ、フレックスじゃなくてコード?」
と、変なトコロが気になってしょうがなくなったしまったのだ。

もうそうなってしまってはしょうがない、こちらも検証をコマ送りで始めてしまった。
1957年だからRolleiflexで言えばE型が出る前、しかし最新式などは導入されないだろう警察の備品では
それより以前のモデルが相応しいだろう。
その通り外観からはRolleiflexのオートマット、つまり3.5のA型かB型かと思われた。

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しかしフラッシュが光って外観がハッキリと確認できる唯一のコマをよく見ると
シャッター・絞りの∞のダイアルが見られず、どう見てもコードのようなフロントパネルなのである。
シャッター位置もこの位置ではコードのシャッター位置だ(フレックスは右)。
ただコードであればピントノブの位置から5b型となる。
ピントフードASSYをフレックスの部品取りから移植したとするとこの形も説明はできるが。。。

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しかし手元が確認できるコマではどうもなんだかフレックスだ。
ストラップ金具からしてほぼ確実にオートマット。

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画面の端の端で見つけた!やっぱりネームはフレックスである(どこまで追求するねん)

まぁ突っ込みどころをついても、そんなことよりドラマの内容を見て下さいと言われるだろうが
鑑識君の撮影スタイルにしてもウエストレベルじゃなくスポーツビューファインダーで撮るスタイルなのに
ファインダーは内蓋を折りたたんでない。これではノーファインダー撮影かミラーレスデジカメの液晶撮影になる。

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そしてマックが資料室で見ていた過去のファイルの写真は、残念ながらスクエアではなく長方形。
焼付け時にトリミングされたということもあるかもしれないが。。。

原題はFlash Pop (←この意味が調べてもわかんないんだけど誰か知ってたら教えて下さい)
フラッシュバルブを一枚撮る度にリリースボタンを押して自然落下させるシーンが効果的に使われていた。
この撮影ではシャッター音が9回鳴っていたので現場には9個の使用済みフラッシュバルブがコロコロと遺体のまわりを転がることになる。
現場現状維持、現場保全はいくら1957年としても大事だったろうからきっと主任から大目玉をくらったことだろう。
だが、撮影担当は撮り終わると小言も言われずにスタスタと歩き去る。もちろんそこにはフラッシュバルブは散乱していない。

結局謎は深まる一方で解決もスッキリもしないが、誰も何も困らない。地球は静かに回っていてCSIは相変わらず面白い。
些細な点が見終わっても気になって、Rolleiflexヲタはドラマの倍の時間楽しめたのであった。



だから、、、どーでもいい話だと断ったのにココまで読んでしまったあなた、、、(笑)
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by shonencamera | 2013-04-24 02:06 | 徒然事 | Comments(0)

淀川の赤坂仮橋

大阪の淡路にちょっといいとこがある。もうすぐ無くなっちゃうんだけど。

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まるで子供の頃に遊んだ合わせ鏡みたいにまーっすぐ向こう岸まで。

この橋は大阪の淀川にかかる橋のひとつで、淀川橋りょうという。
ここが特徴的なのは並行して人も通れてしまう。
そのためダブルネームがあり、淀川橋りょうが列車の方で人の方は赤川仮橋と呼ぶ。

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子供の頃から存在は知っていたが特に使う用途が無かったので、車で側を通る時とかにふーんココかぁと眺めるだけだった。
2013年中に人の橋の方が通れなくなるそうで、作業も煮詰まったある日に気分転換がてらバイクで行ってみた。

地域住民の橋になっているのはものの数分もそこにいれば理解できる。ひっきりなしに誰かが、自転車が通る。
普段橋を渡るときにほぼ何も意識せずにただ通過するのは、橋の向こうに目的があるからだろう。
橋だけを目的に来ると橋を渡る前に15分ほどはカメラを構えてはああでもないこうでもないと過ぎてしまう。
ま、しかし5枚ほど撮れば誰が撮っても同じ画になるのがわかるので後はのんびり空中散策。

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線路の仕組み早わかりの写真。
わりと簡素な構造なのね。これであの重たそうな機関車と貨車を支えれることに少し驚く。

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もちろん列車もたまに通ります。
すぐ側を通るので鉄じゃなくても「強そう!なんかすげー!」という気持ちに。男の子は。

子供は特に喜ぶでしょうから、日曜日の昼下がりにはピクニックがてらいってみたらどうでしょう。
などと関西近場紹介ブログみたいな終わり方になってしまった。
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by shonencamera | 2013-04-23 13:27 | 徒然事 | Comments(0)

ニッコール LFトプコール 大判レンズデータ <忘備録>

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LFトプコールは大判用
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by shonencamera | 2013-04-22 09:14 | tips(小ネタ) | Comments(0)

フジノン 大判レンズデータ <忘備録>

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ずいぶん昔のHDDに残していたデータ集から。こういうデータは欲しいその時にはたいてい無いかHDDクラッシュで消える。
総合カタログを持っていれば裏面に一覧があったが、もうそういうのも一切捨ててしまっている。

commentは何かのボディ用のだろう。駒村が扱ってたボディのような気がするが詳細はもうすっかり...。
普通ユースにで知りたくなるのはイメージサークルやフランジ距離か。

HTMLを知らないので画像にて。
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by shonencamera | 2013-04-22 09:08 | tips(小ネタ) | Comments(0)

フォトン2  PENTAX LX 

さあさあ、ノッてきましたモノクローム第二弾


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いいわ、やっぱりこういうのが好きだ。 とても気もちがいい。


僕は直球撮りしか知らんもんだから、やっぱりこれからもただ直向きに撮る。
いつか目指す写真が撮れるように。

それが少年カメラ、僕のモノクロポートレイト。
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by shonencamera | 2013-04-21 00:55 | PENTAX LX | Comments(0)

フォトン  PENTAX LX 

ひょんなことから始まったSL66での撮影は鈍った頭の良い準備運動になった。
やはりフィルム写真の光はいい。

本気スイッチ100にしてLXで撮ってみた。

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2013 少年カメラ モノクローム第一弾
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by shonencamera | 2013-04-18 00:33 | PENTAX LX | Comments(2)

SL66 とりあえずまとめ&オフショット

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SL66で撮ったショットを散りばめながら今どき誰の参考になるのかわからないが、とりあえずまとめておく。

Rolleiflex伝統の「クランク巻いて戻して方式」はSL66でも健在。こだわりのクランク。
これはRollei使いであれば当然のコトだから完全に無問題。
むしろハッセル使いがRolleiそれもSL66のような際物に手を出すとたかが巻き上げだけで文句の嵐になることだろう。
もしそういう輩がいたならばBronicaS2を半日ほど無理やり使わせて、あのぐるぐる巻上げでヒーヒー言わせてやろう。
クイックリターン、フォーカルプレーンの逆襲だ(笑)もちろん仕上げにはペンタ67もオラオラと咥えさせる。
それは新しいスタイルのカメラSMのようで非常におもしろそうだが
別に僕は普段素肌に革ベストを着たりしていないし、アンチハッセルじゃないので勘違いしないように。

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ピントノブや各操作系は人間いつか慣れるので割愛。二眼のそれと位置関係はいっしょだ。
巻上げてシャッターを押す時までに添える手を入れ替えなきゃいけないのも同じ。

ストラップは重いカメラなのでつけたほうが良い。
純正の金具は必ずしも必要でないので気にせずそこらのストラップで代用できる。
巻上げ側のストラップが12回の操作のうち数回じゃれてくるので本気モードの際は少々イラつく。

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使い方など基本的操作は検索すれば昔からMJとかに載ってるからコレも割愛。
フィルムバックを触る時は必ず巻上げてから、というのはHasselblad流に言えばゴールデンルールだ。
ただ、ひとつしか持って無い場合も多いだろう。意味も無く外さない限りややこしいことにはならない。

フィルムバックは120/220両方使えるが圧板そのままなので220は使用も可能であると受け取ろう。
だけど220を今使う人はかなりレアなので問題にならないだろう。

コマ間はRolleiらしく無く毎回安定せずバラバラ。広い時もあれば泣きそうなほど狭い時もある。
総じてHasselbladのマガジン末期のように13枚撮りができそうなくらい狭い。
刃先がプルプルと揺れるが、ハサミで切る時のスキルをあげる練習だと思おう。

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もしかしてアオリ機能の実例を期待した人もいるかもしれないが
ああいうものはフツーの撮影の時にはほぼ使わない。(というか...すっかり忘れていた、すまぬ)
あおりを使ってじっくりと時間かけてたら女の子からブーブー文句が出る。
ジジイになった時に花や景色を三脚アダプターとレリーズを使って楽しんだりしよう。
それか、またアオリを使うがためだけにまた何か考えて撮ってUPしよう。
でも正直アオリたかったらビューカメラを素直に使ったほうがいいと僕は思う。
あちらは前も後も好き放題の自由自在だ。

フォーカシングスクリーンはRolleiflexらしく非常にピンの山掴みやすく交換する必要は特に無い。
このあたりはHasselbladの見失うスクリーンとは勝負にならないほどデフォルトで圧勝だ。

フィルムエンドでピョコン!と元気に出てくるフィルム巻上げノブであるとか
フィルム入ってますよインジケーターとか、アナログな精密感のある機械式ギミックがとても人間的で微笑ましい。
使えば当時のいろんなことを想像し、撮る心地よさも当然ながら、触ること自体も楽しめる美味しい機械式カメラだ。

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壊れた時のことが怖いのは僕も同じ。だが心配するな。
SL66のPLとSMを買い付けてゴッドハンド カメラドクターCROW氏に贈呈した(無理やり押し付けた)。
だからよっぽどの破壊壊滅状態でなければ一般メンテナンスの心配は無い(キッパリ)。たぶん。

ピン甘もブレもボケもひっくるめて楽しむのが、しばらく経ってからしか見れないじらされるフィルムの良さだ。
一コマ一コマに一喜一憂して何度も楽しもう。

そしてまたフィルムいっぱい詰め込み気になるあの娘に声をかけ、ポイと車にのっけてどこかにレッツゴーだ。
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by shonencamera | 2013-04-17 00:43 | ローライフレックス | Comments(0)

SL66 ROLLEIFLEX  Sonner - Attention Please -

レンズの名前は夢があって楽しいから好きだ。
ツァイス王道ならプラナー、ディスタゴンとくれば次はゾナー。
ビオゴンもいつか使ってみたいなーと思わせるから よし、稼ぐぞ!という気になる。

これがもしライカであれば生活すら危うくさせるほどのレンズドラッグ沼が待っている。
EFレンズでは大絶賛の嵐になる最新設計レンズも、ライカでは写り過ぎるというわけのわからないインプレまで登場する世界である。
ズミクロンで揃えたかと思えばまだその上にズミルクスがあり、もしノクチまでいけばもう精神はもちろん家庭崩壊は間違い無い。
それを敢えてエルマリートで済ますことができれば真のジェントルマンだが、少なくともそういう姿勢でライカを使えるようになるには
長い年月と大量のお布施を要しひと通りの大口径の洗礼を受けなければその境地にたどり着くことはほぼ不可能に近い。
とまあ良くも悪くもそれほど有名レンズには魅力があり、人間の自制心とかはよほどの精神力を持つ人じゃない限り簡単に揺らぐということだ。

そういう意味ではレンズラインナップがわりと必要最小限なブローニーのカメラ
特にSL66はある程度手に入れるとコレ以上欲しくてもラインナップに無いのでそれは逆に親切とも言える。
ただ、マウントアダプターなどで更に深い境地へズブズブと沈むことができ、名実ともに真の変態になることもできる。
しかしシャブといっしょで一旦そこに行くとなかなか抜け出すことが困難になるのでココでは純正のみとしよう。

SL66には150mm/4と250mm/5.6の2本のゾナーがあり(正確にはリーフシャッター150mmゾナーを入れて3本)
有名だけどあまり実際に見かけない250mmのゾナーをバッグから取り出そう。

ブローニーのレンズに限らないが、例えばレンズが気になってどんな写りをするんだろうと検索しても
たいていは庭の花だとか近所の風景試写だとかの作例が多く(無いよりはマシだが)
ほとんどの人は手に入れたレンズで撮るのは家族とか大切な人が多いだろうのに残念ながら参考にもならない。
特に女の子を撮った写真などはプラナーは時々見かけるが他のレンズで見つけることは困難である。

そういう意味では少年カメラはとても本能的かつ良心的だと自負する。
後で自分で見てすら恥ずかしいほどまっすぐにどストレートに撮影し、その中からもちろん最良と思うものをUPしている。
ガンガン撮られてドンドン勝手にUPされるモデルは特にたまったもんじゃないだろう。

現代的ナウなピチピチ平成ギャルは僕基準からは様々な面における耐性が信じられないほど極度に低く、そういうことでもワイワイ毎度楽しい。
暑い、寒い、虫ヤだ、坂が急すぎ、カーブが続いたら酔う、おなかへった、スイーツの口になりました~...etc
もし核戦争後の荒廃した世界になればきっと生まれたての赤ん坊より先に死んでしまうんじゃないか...と思うくらいなのに
(文句も言いたいこともそれなりに言いながら)毎度よくがんばってくれて本当にありがたい。

僕はそれに対してはただただ直向きに撮ることで応えてるつもりだ。
ではそのゾナーの写真をご覧頂こう。


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ZEISS Sonner250mm kodak 400TX

だいたいブローニーの250mmをふつうは室内では使わない。
かなり無茶苦茶な過酷条件で撮ってるので実際にはもう少しシャープな写りをするはずだ。それでも十分いい写り。
SL66のレンズは総じて何かそこの雰囲気や空気感までも写しちゃう感じがするからすごく好きだ。
レンズのデザインは愛想もへったくれも無く、PlanarやDistagonをニューっと伸ばしたようなただの筒。
そういう無骨なトコも愛機になれば愛でれてしまう。



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”Attention Please” ZEISS Sonner250mm kodak 400TX

ごく普通に屋外順光でも当然見事な写り。このスタイルは空港で制服を着させたくなるな。
期待の声が聞こえてきそうなのでリクエストが多ければいつかそれは言いくるめて実現させよう。
それはともかく、せっかくブローニーサイズで撮ってるのにこんなに小さくリサイズしても立体感は素晴らしい。

このカメラはレンズ繰り出しにはレンズ内ヘリコイドではなくボディの蛇腹を使っているのでHasselbladのような内面反射に悩まされることは少ない。
とはいえできるだけフード、それも蛇腹フードをつければ後で泣いて後悔することも少なくなるだろう。
ただ、ここでも特殊な部類に入るニッチカメラなのでそうそう簡単に純正が安価では手に入らないのだ。

SL66のメジャーなレンズはバヨネットⅥ
そのままではフィルターですらバヨネットタイプを探さないといけない。
というわけで、今でも売っているのかどうかわからないが、SL66→67mm(72mmもあった)変換リングなどがあるので
それらを組み合わせ、Bronicaなどの蛇腹フードをカスタマイズして活用するとわりとイージーにフードやフィルター系の装備を構築できる。
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by shonencamera | 2013-04-16 03:14 | ローライフレックス | Comments(2)


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