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ゼンザブロニカ S2 <説明書005> ファイナル

さて、BRONICAの銘機S2ですが、オーナーからすれば世間の扱いなどどうでもいいこと。
S2に限らず、どーのこーのという意見のほとんどは、使ったことすら無い人が勝手に言ってることです。
ちゃんと使った人の正直な意見は、良い点やそうでない点が言葉や文章からもだいたい解ります。
そうでない人の意見は、よく読まなくても感情のぶちまけというのが感じれます。
どちらも感じれない場合は自己感覚スキルが低いので自己能力を先ず上げねばなりません。
カメラ以前の問題です。

ブロニカユーザーは決してハッセルやローライレベルの賛辞を欲してるわけではありません。自分が気に入ったカメラを、できればずっと快調にバチャン!バチャン!といい音をさせて、撮る喜び、持つ喜び、撮った写真で自分が幸せな気持ちになって、できたら誰かが喜んでくれるような写真(たぶんほとんどが身内)を撮りたいだけだと思うのです。

発言力のある人、影響力のある人、一般人に対して人気のある人、などが何か言うと、正しかろうが間違ってようが、それが通ってしまうのが世の常ですし、そういうムーブメントなどは何かでとりあげられてたとしても一瞬で燃えて短期間で何も無かったかのように消えてしまいます。そういうのに関係なく、良いものは昔からずーっと良いですし、愛されます。カメラに限らずトラッドになった事柄全てが、人に愛された理由があるからで、それは時代を経ても変りません。

ブロニカの説明書はこの回でラスト、アクセの説明や値段、正式名などが貴重ですが、特筆すべき点がないのでサラリと載っけておきます。著作権とかで何か問題あれば教えてください。ただの1ファンが他の知らないファンに「おお、そうだったか!」とか熟読して楽しんでもらう為に載っけただけなので、もしそれがダメだというのであれば、つまんない世の中だと思いますが対応します。

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ベローズアタッチメント、というアクセは魔性のアクセですね。
どうしても使ってみたい、という欲求が抑えられない時があります。
ほとんどの場合、手に入れて使ってみるとメカ的愛着は更に増すのですが...。(各メーカー同じだと)

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現金正価 というのが時代ですね。

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by shonencamera | 2014-08-20 00:00 | ブロニカS2 | Comments(2)

ゼンザブロニカ S2 <説明書004>

レンズが大好きな人は多いですよね。
ブロニカンの間でも「コレずっと探してんだー」とか、いろいろあると思います。
何年も探してて遭遇したときのあの驚きとか、なんか気が抜けてしまうあの感覚とかは字では表現できませんよね。
で、その時、たまたま手持ちが足りなかったりした時の行動は、誰しもみな同じだと思います。
更に、想定よりもかなりの諭吉が必要だった時はその場で「こらアカンわ」と諦めがつくのですが、数枚諭吉くらいだと、一旦は諦めようと思いつつも何度も考えなおし、いや一期一会だ、、、とか、喫茶店に入っちゃって考えたりなんかして、、、もうちゃんと家に帰れないのです。ジタバタしてしまいます。忘れよう、見なかったことにしよう、なんて思っても見たらもう記憶から消すことは不可能なのが人間です。

で、もう中古屋には行かない、行かないったら行かないんだー(TOT) とか言いつつまだあるかどーか見に行っちゃう。無かったらホッとしながらも、今だったら買うな、とか(じゃあそんとき買っとけよ) もう心がグワングワンと大変なんです。 少々例えが適切じゃないですが、女に惚れたときより一途かもしれませんね。
レンズは部屋が汚いだとか、今日な何の日だか覚えてる?とか言いませんから。

欲しいものを心から捨てる、というのがいちばん気軽に生きていける秘訣かもしれません。
ただし僕が知ってる方法の中で一番実現困難な方法です。僕は死ぬまでできない自信に溢れています。

なので、オススメは、とりあえず欲しいものは全部買っとく。これは史上最強です。
物欲がほぼ無くなります。だって全部買っちゃっうんだから。
おかーちゃんが「アンタ、子供の給食代がぁぁあぁ~」と足にすがりついても、「ええぃ!はなせぇ!」と、子供がいようがいまいが、奥さんにも手伝ってもらうと昭和的どうしようもないオヤジの三文芝居ができて臨場感UP、効果的です。

さ、アホなこと言うてないで説明書いきましょう。かなり後半になってきました。



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この仕組は面白いんですね。つまり、レンズはただのレンズだけ。
レンズとヘリコイドが別々になってるのは大判カメラ、あとはSL66とかもそうですね。

■スクリューマウントについて
ここなどなんてすごい時代なんでしょう、メーカーが経やピッチを明記して自作レンズをつけれます、と書いてある(笑)
アクロス・ザ・ユニバースですな。


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さあ、このうち、どれをお持ちでしょう? などとアンケートをとってみたくなるラインナップ。
コンプリートしてればキングオブブロニカンです。

ボディは作れたがレンズまでは作れなかったブロニカはレンズを外注に出します。
なのでボディはひとつだけど色んな会社のレンズが使えたりしました。
そういうトコも面白いカメラです。

日本光学、東京光学、ノリタ光学、富岡光学などなど。。。

で、日本光学(Nikon)だけはネームがニッコールとわかりやすく堂々と君臨してまして
その他はゼンザノン銘柄になるので、レンズや裏事情に詳しい人しか素性がわかんないんです。

広角は良いレンズに恵まれました。
50mmのニッコールなどはとても良いレンズです。
(50mmの姿写真は後期型と思われるので、この説明書も後期なのでしょうか)
40mmも貴重で写りもかなり良いレンズです。

自分のレンズ、中身はトプコールだったり、どれがどれか色んなサイトがあるのでいろいろ自力で調べていくのも、これまたオモシロイのです。


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ヘリコイドは75mm用の距離目盛なので、他を使うときは換算して使いましょう、ということです。


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S2以前のS用との互換性だとか、そういう説明ですね。
そういえば、レンズ脱着の際にヘリコイドを全部繰り出して交換を怠ると、ミラーに擦りが入ることがあります。
でしたよね?CROWさん。(と、呼んでますがいらっしゃいますか?)


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ピントフードはいろいろ交換できます、と。
ハッセルでもプリズムファインダーをついつい買ってしまいますが、正像になるだけで見え具合はたいていウエストレベルの方が良いのです。で、結局あんまり使わないで肥やしになることが多いです、重いし。


それよりも、OHに出した際にピントグラスを交換してもらいましょう。
当時のは今からするとかなり暗く、若い人ならいざしらず、中年からジジイユースだと辛くてしょうがないです。
オッサンが金に物を言わせるのはこういう時です。つまらん物や女に金をかけてもレスポンスはマイクロです。
その点、スクリーンはかければかけるほど幸せになれます。(上手い写真が撮れるかは知らん)
金があるヤツはRB用のインテンスクリーンを奢りましょう。
富士のGX680用もカットすれば使えます。
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by shonencamera | 2014-08-17 00:01 | ブロニカS2 | Comments(4)

ゼンザブロニカ S2 <説明書003>

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S2のシャッターは鳩が驚いて飛び立つ、と伝説化されているようだが(笑)、実際はびっくりするほど大きくない。
確かに何かをジャッキリと切り取るような強烈で独特の甲高い音がする。
そしてその時、手にはけっこうな上下的駆動感がある。
シャッター音は重要で、ニーズも両極端だったりする。
劇場で撮る人は音がしない方がいいし、女性を撮る場合はたいてい派手で切れ味が良い音のカメラが都合が良い。
で、どっちの人も一方だけのニーズであだこだ言うから論争に発展したりする。
たいていの些細とも言える争いは不毛でしかない。
そういう面ではEOSの一部機しか知らないが、サイレントモードというのは現代機ならではの素晴らしいメカだろう。それが欲しい人がそれをチョイスすれば良い。そういう選択肢が同じカメラ内でできるというのは素晴らしいことだ。

さて、内部メカに関してはさっぱりだが、フォーカルのシンクロ速度は先幕と後幕が速けりゃ高速が出せる。
この時代、フォーカルでシンクロが1/40。とびきり早いわけじゃなく
例えば6x7で1/30とすると走る距離が10mm短くて済むから結果的に少し速くなってこの値なんだろうか。



>巻き上げの前後を問わず---
との記載に「?」と思った方はよく読んでますね。
昔の機械式シャッターはシャッター形式により、例えば1/500を使おうと思ったらシャッターチャージ前に予め1/500にセットしておかないと、後から1/500にできなかったりしたのです。そういうのが無く「このカメラはいつでもお好きなSSで撮影できますよ」という意味です。


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シャッターダイアルの内側に付いているバヨネットは、アクセサリーをつけるためのもの。
だがそのアクセが今ではほぼ発見不可能である。
新品時にはシャッターダイアルに、半透明のゴムカバーが装着されていた。


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これが<説明書001>で少し書いた裏面のレリーズ穴。


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M級やF級バルブなんて懐かしい単語。
FP級というのは今でもエレクトリックフラッシュで似たような機能をみんな何気なく使っていたりします。
ハイスピードシンクロのことで、超簡単に言えば燃焼時間がとても長いフラッシュです。

ストラップは不思議なもので純正がどうしても欲しくて探してしまう病気にかかったりします。
発症期間を過ぎれば「お、オレはどうしてあんなに中古屋を彷徨ったのだろう・・・」とハタと気づくときもありますが
そういう時間も愛機への愛情が募る結果となるものです。しかし過多はいけません。
たいていの場合、とち狂ってしまい他の機種やそのユーザーへのイケズや罵りとなる場合が多くみられてしまいます。
静かに愛でましょう。


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220フィルム、ここではなんとニュータイプと呼ばれています。

まさかブロニカでガンダムが絡んでくるとは思いませんでした。
撮影で迷った際には220を詰めて「ワタシを導いてくれぇ!」と念じるとララァがキラキラバックで現れるかもしれません。
ただしその220フィルムをもう手にいれることがかなり難しくなってしまいました。


さあ、次回はとうとう待ちに待ったレンズ系のパートに移ります。
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by shonencamera | 2014-08-14 01:00 | ブロニカS2 | Comments(2)

ゼンザブロニカ S2 <説明書002>

ブロニカS2を実際に手にしたキッカケは、カメラ修理のCROWさんの仕事場にお邪魔したときにそこにあったS2。
この時何気なくS2について聞いて取り出して見せてくれたS2がキッカケになった。
CROWさん、とにかく細部までお詳しい。S2だけじゃなく、ブロニカ全般に長けていて不思議に思うと
なんとCROWさんはブロニカで修理をされていた方だったのです。
(そうだ、持っていかなきゃいけないものをまだ持って行けてない。また参上致します_(._.)_)

そしてS2が急に気になりだした僕のもとに黒のS2がコンニチハと目の前に現れてお持ち帰り。
即CROWさんの手によって推定ほぼ未使用が内部まで完璧完調、にしてもらったのです。

さて、説明書の続き パート2です。

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ここらへんから使い方ですね。
S2を説明なしでフィルムバックを外せる人は尊敬する。僕はわからなくて素直にCROWさんに聞いた。
このリリース方法にびっくりしたことを覚えている。(たぶんこの時点で急に好きになった)

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フィルムインジケーターも可動式で少し凝っています。

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フィルム装填では俗に「お作法」と呼ばれるものは何もない。
ブロニカは中判では珍しくあちこちにフールプルーフを施したカメラ。
ここらへんがスゴイのですが、ハッセルなどを使っている人がわざわざブロニカを使うことも無かったでしょうから
(それは性能面ではなく、ほぼステイタス性のものだったことでしょう)
似たような形状のカメラをことごとく駆逐するようなことが同じ写真好きの間で行われたのでしょう。

また、ユーザーしか会得できないお作法のような何かがあると、それが逆に「おぉ、さすが~使い」などという感じになったりもしました。おもしろいですが人間ってそーいうトコがある。冷静にあとで考えれば単に不便、というものなんですがそれはそうならないトコ全てが銘機なのか神話なのか、はたまたオーラ?なんでしょうかね。

大小そういう類の話は永遠に消えません。デジになってかなり激減しましたが、たぶんいっしょです。
人類の歴史のようなもので、コレはその超々ローカルな部門の話。

ちなみにですが、形状は多少似ててもハッセルC500とS2は写真機として構造的、根本、思想的に違います。
僕はブロニカがボロニカとか言われてただとか聞いても「同じジャンルじゃないのに論点がずれまくりじゃね?」と素直に不思議に思ったのですが、フォーマットが6x6だからこそいきなりの同リング上でのファイトに立たされてしまったのか、もしくはそれほどブロニカDから始まる進軍が個性的すぎたのか、リアルタイムを生きた先輩方の生の意見を聞いてみたいものです。

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機械式の枚数窓などは、何故かホッとします。
半世紀を過ぎても丁寧に使っていれば動く、実用となる、というのはブロニカに限らずすごいことだと思います。

フィルム時代に素晴らしい性能の夢のようなカメラが沢山つくられ、そしてフィルム最高潮時代には叡智の結晶のようなスーパーカメラがこれでもか!というほど各メーカーが出しました。それらは確かに技術の塊で、それこそ猛烈に欲しくて触りたくて撮りたくて、という衝動に駆られるもので、ひたすら熱狂しました。しかし5年、10年15年...と時が経つとそれらはフレキシブルの破断、液晶のニジミ、消失、電子式ボタンの内部破損、強化プラスチックも永久ではなく劣化する、というとても微々たることでただのゴミになる夢の跡というのを経験しました。
これはリアルタイムで経験し、儚いものだと感じています。

ただこれはカメラだけの話ではなく、全ての一般大量生産製品に言えることで、それが良い悪いじゃない。
それが時代の流れです。50年後の製品のことなんか作ってる時に考えるヤツはいない。


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S2は巻き上げをグルングルングルン!といっぱいしないといけません。
ユーザー目線ではかわいい箇所でもありますが、ユーザーじゃない人からすれば格好の指摘箇所にもなります。
巻き上げ最後に強い抵抗があり、それを超えるとシャッターチャージも巻き上げも完了となります。
この時、最後まで猛烈なスピードでガッシーン!と止まるまで巻くと修理直行便になる可能性が大きくなります。
まぁビンテージを手荒に扱う人は今はいないでしょうが、現役の時には多かったそうです。

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ブロニカの6x6がSQになった時には、カタログを見ただけで「うー、、、要らんなぁ」と感じました。フォーカルプレインを捨ててハッセルと同じ土俵に立ってしまえば、全てがハッセルを超えなきゃならない。よっぽどこのレンズがとびきり良い!とかならまだ話はわかるがプラナーの地位は揺るぎなく、AEが追加されてもやはりSQの位置はSQでしかなかった。ペンタ67の場合は全てが他に無い個性の塊、最後の最後に67llが出るまでAEは645の役割だったので住み分けがキッチリできてたし、67は67のまま完璧に永遠だった。だからあれほど長い間生き残ったのだろう。このS2も強烈な個性を持つだけに、その後の性能的には上であろうSQよりも長く愛でられるカメラとなっているのだと思う。思い切り原始人間的な主観だがそうそう間違っていないと思う。
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by shonencamera | 2014-08-11 02:51 | ブロニカS2 | Comments(2)

ゼンザブロニカ S2 <説明書001>

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全く興味を示さない人か、今も愛でてる人のどちらかにしか分類されないと思われるブロニカ。
中でもS2は人気の型(ブロニカンの中では長続きしているという意味の人気)。
写真は僕の黒の方の愛機で、愛機というわりには使ってやれてない。
というのも、とても良すぎる状態で手に入って、あまりにも綺麗なので使うに忍びない...という
何をやってんだかという自体がずーっと続いて今に至ってしまっている。
白(正確にはグレー)のボディの方は元からボロで、僕も気兼ねなく使えるので良いが
元からボロいのでどこがどう劣化したかわからない。そういう方が楽しめて幸せかもしれない。

さて、ブロニカS2、発売が1965年らしいので僕はまだ影も形もない。
子供の頃にすでに型遅れになって中古屋の棚に陳列してる時から存在は知ってたが
僕の照準はモードラが装着できる35mm一眼レフなので、「あ、S2(笑)」って、それくらいのものであった。

<当時の印象を思い出すと・・・>
S2を子供の頃から今まで通じて使っている誰かの姿を目視できたことは、数回しかない。
中判を使うカメラオヤジさんたちはどういうわけだかブロニカならETRがめちゃめちゃ人気だった。
ブロニカをセレクトするというのはかなり当時からニッチ路線だったような気がする。
イメージ的に国産メジャーはペンタかマミヤの67/645だった。
ブロニカだけが66の一眼をずーっと作ってた。
6x6の異端児であるマミヤ6も更にニッチだが(レンジ機)、何故か持ってる人はおじいちゃんばかりだった。

大人になってから6x6という真四角のフォーマットに惹かれて、気がつけば日本を始め様々な国のスクエアなカメラに興味を持ち、いつしかほとんどのモノを実際に撮影してしまっていたというのめり込み様になっていたが、S2はかなり最後の方で手に入れて、そして使って感心した。

その僕の感想あれこれよりも、S2の当時の説明書が台風で何にもできない為季節外れの大掃除をしていると出てきたので、ネタもないことだし少しこれで引っ張ろうと企んでスキャンした。先ずは表紙から。


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知ってる人には懐かしい表紙だろうが、今ではインパクトと勇気の塊のような昭和の近代美術館に飾ってそうな表紙だ。

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表紙を開けていきなり飛び込む目次。目潰しかと少し驚くショッキングなオレンジ。とても良い、好きだ。
オレンジはこの時代を象徴するような色だと思う(←麦茶のグラスとか蛍光灯のプラカバーとか)

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システムカメラですよ、こんなにいっぱい装着できますよ、どんな撮影にも対応できるんですよ
と、そういうアピールが無ければ認めてもらえなかった時代。どこの大手メーカーもこういうアクセ大集合は必ずあった。で、その中で一般ユーザーは革ケース以外ほとんど買わないし(ファインダーは別)買っても使わない。
面白いのはマシンガンのストックのようなアクセ。超望遠レンズをブラさずに撮る為のモノ。僕も実物は知らない。

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S2の特徴を簡単にまとめている。120/220の兼用フィルムバックは便利だが、圧板は120位置で固定。

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各部の名称、役割その1

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その2だが、底部のレリーズ穴がなかなか良いのだ。

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フィルムどーのこーのと書いてあるが、フィルムバック自体は当然1種類しかない。
ポラホルダーはプロ機の証で中判の憧れだった。


** 説明書スキャン画像は、クリックすると1200に拡大される、、と思われる。 **
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by shonencamera | 2014-08-09 23:59 | ブロニカS2 | Comments(4)

ブロニカ カラーでテスト

ブロニカS2で常用するであろう220カラーネガのテスト結果を最終納品・撮影の帰りにやってきた。
ネガなので色は信用できない、ネガが悪いんじゃなくて僕のスキャンの腕が信用できないのだ。

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どんなレンズでもキレイに撮れる晴れ、順光のコンディション。それでもやはり愛しさが増す我がゼンザノン100mmの写り。やはり良いレンズだ。シャッタームラもチェックするためにどれも1/500-1/1000の高速域を意図的に選んでる。

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けっきょく初めて撮影するニッコール200mm。その結果は、、、3mの最短距離に苦しむことうけあいながらも欲しくなる写りだった。
これ、いいレンズですねー。

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半逆光ちょいキツめ、という具合の位置から。すこし弱いけどフツーかな。強いレンズじゃない。手持ちの汎用フード装着。

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200mmのボケ具合がすごく好き。こんなにいい感じなんて思わなかった。

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これはモロ逆光で200mm。けっこういけそうに見えてるが、スキャン時にけっこう苦戦しての結果である。どれも作品スキャンの半分以下の2400dpiでスキャンしてるが看板の文字は当然全て読める。

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うちに遊びにきた人なら忘れることはできない鎮守さま、ロボット君を初公開。垂直にうるさいのを自負してるのに、なんか傾いてしまってる。SWCの写りに慣れてしまうと、どうしても他のレンズには厳しくなってしまうけど、全然十分だろう。

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いじわるな直接太陽ショット。火線がもっとくるかと思ったらそうでもなかった。スキャン時にそれなりにいじってるがもっとメタメタになると思ってたのでこれは思わぬ結果に喜ぶ。フードは無し、というかあってもべらぼうに高価で手に入らないと思う。ハッセルの蛇腹フードをカスタム考え中。しかし直接太陽はフードしててもいっしょである。

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ここまで超最高に順調にきたブロニカだが、ラストのコマでトラブル発生。終わらないのだ。どう計算しても24コマは軽く超えたよな、、、ということで家に戻ってダークバックでフィルムを摘出。再度ゴッドハンドのお世話になることとなった。

レンズの写りが一番気になることのひとつではあるが、キチンと安定した動作をし続けてくれることも同じくらい大事なことなので、今回ラストでこういうことがでたということはテストの意義がめちゃくちゃあったということ。後で出ても困るし、ホント前の晩から撮る気満々の本番でなくて良かったぁ・・・。やっぱし昔ながらの同機種2台体制は必須だなぁ、と懐かしく思う。ハッセルなんかもつい1コマ前まで快調に動いてたのに、急にうんともすんともいわなくなるし、なるときはどんなカメラであれ何をどーやったってなるのだ。
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by shonencamera | 2010-12-22 23:11 | ブロニカS2 | Comments(0)

タイムリーな本 「ブロニカ!」

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アマゾンで見つけてすぐに到着した本。
ラストスパート真っ最中なのでタバコ休憩の時に飛ばし読みしかしてないが
動物・自然写真家(というんだろか)が書いたブロニカ一色の本だ。
ものすごくマニアック、かとおもいきやそーでもなく巻頭はカラーで写真が沢山載ってて
知らないジャンルだけどものすごくクリアな動物写真に驚かされる。
また、S2に800mmで撮影しているのを初めて知った。
超望遠の世界はいろんなことがめちゃくちゃシビアなので
その箇所はうなずきながら一気に読破してしまった。

ブロニカDから最後のRF645まで全てが詳しく載っているので
ブロニカ参考書としても一家に一冊、という本になるだろう。

また、2代目社長との対談の中で、WEBの個人HPなどでは僕のゼンザノン100mm/2.8はノリタ製かと書かれてたが実はトプコン製だということがはっきり書かれてて、写りがよかったから別にノリタだろーがなんでもいいんだけど、トプコンホースマンも距離計が便利で高画質なRF6x9としても使える980と985を使ってたので、なーんだか親近感が更に湧いて嬉しかったりする。単純だけどそんなもんでしょ。
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by shonencamera | 2010-12-17 08:05 | ブロニカS2 | Comments(0)

合同テスト2 ブロニカS2 の巻

さて、個人的に超激烈熱烈歓迎!のニューカマー、ブロニカS2の登場だ。
当然ブロニカは知ってたし6x7のGS-1や6x6のSQも使ってたことがあったんだけど(GS-1なんかは新品購入した数少ないカメラのひとつだ)、S2は僕が物心ついたときからもうすでにクラシックカメラだったし、とにかくどこでもハッセル、ハッセルぅ!とみんな信者にならないといけないような感じだったので僕も自然と目はハッセルに向いてたからS2には目がいかなかった。たまたま修理屋さんがS2のオーナーで、何回か寄せてもらってても「あ、S2だ」くらいにしかおもってなかったんだけど触らせてもらった時に、なんかすごく伝わってきたんだ。それが何かわからないけどものすごく良い機械がみっちり詰まってるような気がした。このカメラがどういういきさつでどういう思いを込めてできあがったかとかは、その後で興味が出てから調べて知った。

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そしてその後ほどなくS2のブラックを手に入れたんだ。ウソみたいに程度が良く、ほんとにピカピカしてカッコいいブロニカがやってきたんだ。

僕のS2はニッコールじゃなくてゼンザノン100mm/2.8がついてた。探せばそんなに遭遇するのは難しくないんだろうけど状態が良ければそれなりに勇気が要る値段がついてるみたいだ。 100mmと言えばハッセルのプラナー100mm/3.5が超有名で80mmプラナーよりもプラナーらしいと評判だが、それを上回る明るさのゼンザノン100mmの写り、とってもとっても期待してしまう、当たり前だよ。「良く写るぜ」と胸を張ってるような前玉のレンズが声を出してるようだ。

その100mmのファーストショットはコレ。

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見た瞬間に「これいいレンズだなー」って思った、きつすぎないコントラストなのに眠くない。あぁ、すごくいいな、コレ。ってめっちゃ好きになってしまった。早くもっといっぱい撮りたいレンズだ。カラーの色もみてみたい。

ブロニカS2のすごいところは独特のミラー動作から広角レンズの設計が他のミラー搭載ブローニー機とは段違いに良いらしいという点。その代表的なニコン50mm/2.8を修理屋さんのご好意で試させてもらうことができた。ブローニーの広角で開放2.8なんか有り得ない数字だ。もうワクワクいっぱいでつけ変えてみる。

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わおー・・・、ピンの薄さに驚くが、でもなんかすごくイイ。大好きでよく使ってたディスタゴンも人を写したらめっちゃええで、と自負してたがこのニコン50mmの写りもすごくいいなぁ。ディスタゴンはレンズ単体で1kgほどあるから使うにはどーってことないんだけど持って行こーかどーしよーかというときに少し迷いが出てしまう、それがネックだったんだけどニコンだとそれは無いな。なんか欲しくなってきたぁ~。


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ちょっとハッセル持ってイキってみてもらったのがコレ。うーん、キレイな写りだ。すげーいい。ディスタゴンのすこーしちょと太いかなーというのよりめっちゃ緻密な感じがとってもいい。


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で、これがS2の実際に写る範囲である。ほぼハッセルと同じくらいのほんのちょっとだけ縦側に広いという感じ。四隅にハッセルのマークよろしくブロニカですよー、という独特のマーキングが残るのが面白い。そしてこのS2のもうひとつの強力な武器なのが最短の短さだ。これはニッコール75mm(フツーに買えばこれが標準で付いてる)なんだけど最短でここまで寄れる。ウソみたいなカメラなんだ。ピントのヘリコイドがレンズ側に無くてボディにも無い。ボディとレンズの間にヘリコイドリングがあって、難しい仕組みはわかんないんだけどそれがこの最短の短さを生み出してるそうだ。これに惚れたというもすごくでかい。寄れない時のもどかしさはクローズアップレンズをつけてもその時間がもどかしくフラストレーションが溜まるからだ。


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50mmをつけたときの最短ったら、店内にあったアントニオ・モアイ像をここまで近くまで寄ることができてしまうのだ。強烈な薄いピントながらもトーンやボケはすごくステキな感じがする。やはりこれはカラーでも撮らねばならない。

しかしS2、いいことばかりではなく標準~広角側にべらボーに強い反面、望遠ではデメリットが出てしまうのだ。同時に貸してくださった200mmでは最短がカタログ数値ではなんと3m。。。 絶望的な数値である。実際に装着してみると3mとは言わないが2mと少し離れないと確かにピントがこない。それでも最短だから画質的にはちょっとしんどいかもしれない。テスト場所の店内ではさすがに他の人の迷惑だろうと撮影することができなかった。

S2を限定された範囲でテスト撮影した印象は、標準から広角ならばハッセルを凌駕する撮影距離が一番メリットとしてでかい。数値だけでかけばたった数十センチだが実際に撮影していたらそれがとんでもなく大きな差というのは、「あ、あとちょっとだけ場所広かったらええのにぃ。。。」と泣いたことがある人ならわかるだろう。それが広角になるにつれて数値以上、倍じゃなくてもっと、2乗、3乗とでかくなるのだ。 写りはどのレンズも非常に良い。これは本当にヤバぃ。

あと、細かい点で言えば僕がカラーネガでけっこう常用する220フィルムが同じバックで切り替えひとつで使えるというのは超メリットである(モノクロしか撮らない人にはどーでもいいことだけどね)。同じ意味でペンタックス67も最初から本当に理にかなったユーザーを大切にする発想だ。ちなみにハッセルはA24というバックをあらためて買わないと220フィルムが使えない。その220フィルムを使うとき、間違って120位置のまんまで使ってしまったとしても、撮影途中で220に切り替えたらカウンターはちゃんとそれに追従するというフールプルーフが全てにおいて完璧なのも製造年代を考えると素晴らしい点である。この辺りはもうMade In Japanそのものだなぁと感動する。ただし、圧版が220でちゃんと移動しとるんか?という素朴な基本的な疑問も残ってるのでそれは実写してチェックしないとなんともいえない。

なんにせよ、6x6のカメラの中で広角に強いというまるでライカレンジファインダーのようなカメラという印象だ。ライカなどのレンジファインダーの広角は対称型という設計ができるから写りは本当に大判レンズライクでめっちゃ気持ちが良いんだけど、実際にどう写るの?というファインダーでの確認ができないから何本もフィルムを回して身体で会得するしかなかった。でも中判で、高い品質の広角レンズで実際のレンズを通った光で全てをコントロールして納得してシャッターを押せるというのはこのブロニカS2の特筆すべき点だろう。やはり手に入れてよかった。
素晴らしいカメラ、素晴らしいレンズだ。きっかけをくれた修理屋さんに大感謝!
あとは・・・広角レンズを探さないと。。。

そして少年カメラの防湿庫は更にみっちみちになっていくのであった...(ToT)
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by shonencamera | 2010-12-14 05:35 | ブロニカS2 | Comments(2)


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