カテゴリ:ローライフレックス( 26 )

RolleiMagic ストラップ <書き忘れ>

ローライのストラップはカニ爪が有名だが、ローライマジックは違うタイプを採用している。

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ミノルタのオートコードの後期もそうだが、そこらへんのパーツで代替がきかない金具ということで良くも悪くも難儀な部位である。


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この個体は本体、エバレディケース、ストラップともに奇跡的な状態であるのでアップにしても全く恥ずかしくない。
この小さなパーツ、ものすごい精度と細かいパーツの組み合わせで、単なる金具の域を超えているような気がする。全盛期のローライは本当に強烈に凝って凝って凝りまくる。

ここらへんもハッセルとは思想が違うような感じがする。ハッセルの誉の比重はほとんどがツァイスのレンズ性能をしっかり出せるボディシステム、という点であり、ボディやバック自体の造りだとか仕上げだとかを感じるのは500初期でもうほぼ終わってる、その後のボディに進化としてはTTLフラッシュだとかくらいで見るべきものが無い。

ローライは逆に最初はペンペラペンのボディなのにバージョンUPする度にどんどん強烈に各部の進化が止まらない。もう毎回隅から隅までほじくって改良する(その当時はもちろん知らないが)、その行為すら技術者が楽しみながら技術者自身の為にやってるような気さえ、ボディを触ると感じるのである。

なのでローライフレックス最終型のFとなるともうミッチミチの詰まりまくったボディが手にずっしりとくる。あの小さな箱型で1キロ超だから中身のギアとかを想像するとワクワクする。このマジックの脱着式ピントフード(Fと同じ)でもそうだが、屏風式に畳める構造もさることながら、ひとつひとつの操作で小気味良い音をパチン!と鳴らして各部が動く。閉じるときは少し屏風をたたみ始めたら、もうシュパン!と自動的に閉じちゃう、その様を知ってしまったらノックアウトされないヤツはきっと居ない。各部の動きひとつだけで、国産コピー品や他の追従を全く許さない、別格、ということを感じるはずだし、ローライ技術者もそれを絶対自負していたはずだ。どーだ、うちのカメラ、すげーだろ?!めっちゃいいカメラでめっちゃいっぱい写真を楽しんでくれ、腕組みして自慢そうにそう誇らしげに言ってそうな気がする。

ライカもM3をピークに出すにつれ軽い軽いかーるかるのボディになってM6の時点では中身入ってるんですか?って感じになってしまうが、前述のハッセルもライカも、今も会社が残っているという点で結果は勝ちだ。あのローライはもう無い。

ライカ、ハッセルは会社が生き残る術としてそうしたのであろうし(コストダウン化)、そうでなければ慈善事業じゃないので会社として成り立たない、悪いわけではない。(ローライも残ってるとはいえもうネームを維持してるだけで痛々しいくらいである。まだカメラ屋としてギリギリの最末期にGX、FXなどでAEつけて絞り出してはみたが、あの金額でアレではボッタクリに近い残念なカメラである)


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分厚く頑丈なガードフラップは単独で自由に回転し本体を守る。


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円形かと思えば削りが入っており、2方向しか入らない。
ラジアル側もスラスト側もガタなどは全くない。ここまで凝りまくったストラップ金具。。。
やはりローライ恐るべしである。
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by shonencamera | 2016-01-05 08:07 | ローライフレックス | Comments(0)

RolleiMagic アレコレ

あけましておめでとうございます。
今年もあいからず好きなことを好きなようにUPしていこうと思っています。
ではローライマジックの続きから今年もどうぞよろしくお願い致します。


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ローライマジックの露出計はここにある。当然ゴッセン製。
EVはざっくりと8.5-18なので屋外快晴から夕方くらいまでをカバーする想定だろう。
ASAは1600まであるのでここをいじくってAEのまま露出補正も思いのままである。


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巻き上げはクランク式で、感触も何もかもがローライフレックスTと同様である。


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こちらサイドはかなりオリジナルで、フラッシュ系の辺りなどは日本型を彷彿とさせる(どちらが先か知らないが)
2箇所長方形の部位は後述するが、なんとなくわかるだろう。


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背面には見慣れたバリュー図などが全く無く、実にあっさりとしている。
AE精度への自信があったのだろう。


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底面もローライフレックスT。カジュアルさを感じるトコロである。


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こちらも全く同様で、合わせマーク式なのであっさりとしている。
巻き上げ、1コマ1コマのカウンターの上がり具合や、そのカッチリ感は流石、心地よい。


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あの長方形の部位は、これなのである。
何故こういう形式を取ったのかは、やはりモダンイメージの追求と全体的に出っ張りを無くしたいというデザイン面でのオリジナリティーを狙ったものだろう。

こういう新しい試みの成果はエバレディケース脱着の際にユーザーは感じることができる。
三方で突起物といえば巻き上げクランクしか無いので、そこさえクリアすればスポン!と無理な開口部の拡大などをせずに出し入れできるのはこのモデルだけだろう。ピントノブに露出計が入ったローライフレックスのエバレディケースで、あの箇所に割れ目ができていないものなどなかなかお目にかかれないと書けば、うんうん!とモニタの前でうなずいてくれている人がきっと居る。


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ピントフードは2.8F、3.5F、Tと同じで屏風式の実に気持の良い最高のものが奢られており、スクリーンも全てFと同質のものである。ここらへんはモデル的にアンバランスとは思いつつも撮影時にはピントの合わせ安い上質なフォーカシングに舌鼓をうてるし、軽メンテナンス時にもローライの最高の時代の各部品質をこのマジックでも感じることができ、ユーザーは満足感と幸せでいっぱいになれるちょっとお得な箇所である。


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他のWEBでは真っ先に書く項目が最後になってしまったが、テイクレンズはクセナー75mm/3.5。
これは後期型のローライフレックスTやコードにつけられたものと同じものかと思う。
性能スペック的だけでいえば大したことはなくツァイスがつくればテッサー、シュナイダーがつくればクセナーという違いくらいしか無いと思ってる方は、これで撮ったポジを見ればひっくり返るに違いない。
強烈なクッキリ感と気持の良い青空の出方は、どうせ大したことないだろと僕も思っていて目からウロコ状態だったので、クセナー恐るべし、といって良い。そして、AEの精度も全く問題ない点も驚くべき点である。

そういうレンズには是非、老舗の中古屋のショーケースを食い入るように探しまわって純正のレンズフードを奢ってやってほしい。ローライのアクセサリーは今も昔も安くはないが、この当時の純正の品質は絶対純正以外では味わえないものがある。

ハッセルの場合、何故かそれを感じないのでアクセとかは非純正でもぜんぜんかまわないのは僕だけだろうか。。。(ハッセル信者には済まないが僕はハッセルも同じくらい大好きである)


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当時としてはとてもモダンなデザインだったであろうローライマジック、フードをつければ更にシャープに映える。

少しお洒落をして軽やかに使えると粋である。
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by shonencamera | 2016-01-03 08:18 | ローライフレックス | Comments(2)

RolleiMagic カラクリローライ

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ローライマジックはその存在だけで変わったローライだが、AE機という点で更にもうひと味違う点がある。
用意するのは純正フィルター。ローライマジック2はBAY2である。


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BAY2なので3.5Fユーザーはフード、イエロー、オレンジ、レッドくらいはお持ちだろう。
当然それが全てマジックには装着できる。


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テイクレンズの横の窓に数字が出現する。ここにご注目。

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露出計も同時にご注目頂かなければいけない。


それをどうやって写真だけで伝えられるだろう・・・と思案して、GIFアニメにした。
もうこの下でずーっとエンドレスで動いているだろうので、その動きを見て欲しい。

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フィルターの露出倍数がメカメカでオートマチックなのである。まるでチキチキバンバンの世界。
この露出計との連携動作を、機械式でやっているという点に拍手をおくりたい。
そして、これをいまどき画像1枚で500k以下しかダメ、という制限のエキサイトブログにUPするために
何度も何度もPSで試行錯誤を重ねた僕にも、ちょっとだけ拍手をして欲しい。
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by shonencamera | 2015-12-29 18:40 | ローライフレックス | Comments(2)

RolleiMagic カンタンローライ

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とうとう2015年も残りわずかとなり、中には仕事納めを迎えた人もいるかもしれない。
ゆっくりと1年を振り返り、自分のご褒美・・・と何かを企んでいる方もいるだろう。

ローライフレックスで真四角の写真を撮ってみたいが、露出とかよくわからないし・・・
というような方には決してオススメしないがこんな自動ローライがある。

その名も、ローライマジック。 これは2型。
ネーミングでこれ以上ストレートでインパクトのあるカメラを僕は他に思いつかない。

このローライマジックの1型が出た1960年頃は世界中のカメラメーカーがAE(自動露出)を搭載して夢のカメラ模索の真最中で、ローライフレックスでもこういうAE機が登場した。

1型は完全AE機で(だからかどうかわからないが不評だったらしい)、この2型になってから少しだけマニュアルも使えるようになった。しかし市場的には爆発ブームとなったわけでもなさそうで、この2型を最後にローライマジックは姿を消すこととなる。

というか、たぶんそこらへんで二眼レフの時代が終わったんだろう。

そして二眼レフでのAE機は、リコーがとってもよく似たものを1台だけ出した以外は48億年の地球の歴史、そしてそれを上回る宇宙の歴史上でもオンリーワンであるというから、もしローライ好きを自称するのであればSL66と合わせて必ず稼動状態で所有しておかねばいけないマストアイテム。更に所有しているだけではダメで操作や個体のクセまでも熟知しておかねばならぬことは言うまでもない。

このローライマジック、ローライ自体がつくりあげてきた独自の常識を超えていて、撮ってて触ってて非常に面白く、得意の機械式カラクリも満載なのである。


先ずは一度見たら忘れられないくらい特徴的なフェイスからいこう。

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フレックスであれコードであれ、ローライはバージョンUPする度に完成度も品格も上質になって端正な顔立ちが所有する喜びや満足感などをくすぐってくれるのであるが、ローライマジックは圧倒的抜群に間抜けな顔をしている。
好みは人それぞれかもしれないが、このフェイスは今となってはブサ可愛いという表現がぴったりだと思う。
マジックとは関係ないが、二眼レフはメーカーは何であれ何故か高確率で女子ウケが良いのも永遠の謎である。

露出計の受光部をこんな風に付けて面長にしただけでローライがこんなに不細工になってしまうなんて。。。
僕はこのローライマジックの存在を初めて知った時は、王道の3.5F、2.8Fでアタマがいっぱいだったケツの青いひよっこだったので、この不細工ローライには興味も沸かず、見向きもしなかった(で、まぁ結局探してしまうのだが)。

ローライでは特徴的なボディ左右の大ダイアルが一切なく、ほっそりスマートなのも今までのローライデザインとは一線を画する印象に一因しているのかもしれない。
ではどこでピントを合わせるのかといえば向かって右(実操作の際は左の指で)のダイアルを回すと、テイクレンズ・ビューレンズも同時にクリリ~と回る。スカスカでは無いが上質さやしっとりとした重みなどは無い。最短から∞までわりと短いディスタンスでそこに驚くが、実際に撮影するときのフォーカシングは「あぁ、これでも全然OKなんだ」と、もう一度そこで驚く。そして何気に合わせやすい、うーむ。

では反対側のダイアルはなんだ?となるが、ここがマニュアルにした時のシャッター・絞りのダイアルなのである。

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中央にボタンがあり、押しながら回すと絞りだけが動き、押さずに回すとEV連動で絞り・シャッターが全て動く。更に絞りの値に応じて被写界深度を示す震度計までこの小さな窓に詰め込んでいる。

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最後まで回しきる(けっこう回す)とAUTOの表示になり、シャッターも絞りも完全にローライの支配下になる。
人間はピントを合わせ、シャッターチャンスを決定するだけ、この位置がローライマジックの正しいデフォルト位置であるので、むやみにマニュアル使えるしー、とMにしてガチャガチャとアダコダしてはいけない。

マニュアルが使えるとなると、腕に自信のある方は嬉しくていじりたくなるのが常だが、本来別々のダイアルを左右の指で独立同時操作が可能な自由度の部位を1ダイアルで賄っているので、当然といえば当然だが非常に設定しにくい。もっとカンタンに言えばイライラする。クラカメ雑誌などでよくうたわれる”操作の喜び”などは皆無に近いので触感フェチにもお勧めできない。
万が一の時にマニュアルが使えるという意味ではこの2型が圧倒的なアドバンテージがあるが、こうもやりにくいとAUTO位置以外に回したくはならないだろう(AUTOが実用範囲で生きているのであれば)。

マニュアルでのシャッター段数も非常に潔い。ローライ35のシリーズでBというのがあるが、それとよく似ている。
2型になって最高速1/500が切れるようになったのは良いが、スローはは1/30まででその下が一気にBである。ここでこのカメラの立ち位置がわかる。誰が使おうが巻き上げてピントを合わせてシャッターを下ろせば良いネガが出来上がりますよ、というイージーモデルなのであろう。

ローライの2.8と3.5を所有し少し語れるくらいのレベルになって間もない人はこれを使うと少しヤキモキしてしまうはずだ。

いじりたい、自分で全てを決めたいぃ、、なんだこのチープなシャッターは!
ダイアル、ダイア....ル なんだ?ヨコ型パズルか?!  ぬうぉぉぉぉぉー

と自己炎上の後に悶絶しかねない。
書き忘れたがシャッターが特徴的で二眼のローライでは唯一のレバー押し下げ式。これがまたどう贔屓しても少々安っぽい。しかし実際に撮影すると、、、このシャッターがどうしてなかなか使い心地が良いのである。うーむむむ。

ローライマジックを手にする人は色んな意味で写真以外の人生の経験値を積んでおくのをお勧めする。
あっちでパチン!こっちでパチン!とまるでオリンパスのPEN-EE(ハーフの方だよ)で撮ってるような感じで実に愉快で凝り固まったアタマのネジと力が緩んで心地よい。

ボディのあちこちも色んなモデルの合体的なトコロがあり、そしてマジックオリジナルの箇所もあり実に楽しめる、そのあたりは次回に。
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by shonencamera | 2015-12-26 17:02 | ローライフレックス | Comments(0)

クセノタール with usogirl

本当はクセノタールのカラーの写りを見たくて出かけたんだけどね

だからこんなローライたすきがけが妙に似合ってて
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フレアの中をクルクルと回りながら進むこの娘をEOSのデジで追いかけながら撮ることはちょっと予定外だったんだけど

ボロクソに逆光に弱いEFレンズはある意味、味として使えるなーと感心したり(50mm/1.4)


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僕は3台を首からさげてたから、見かねたのか1台くらい持ちましょうかと
彼女に渡したのがクセノタールのローライ

そのピントフードをポコン、と開けて「うわー」歓声と共に覗きこむ様を見てたら
なんだか似合ってて憎たらしい。あのね、それは僕のローライなんですよ。

で、全身じゃどうよヽ(`Д´)ノ、と立ってもらったら・・・

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どこで覚えてきたのか僕好みのポーズをとってそれがまた似あってたから、、正直ちょっと困った。



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ココに到着する前からまるで子供丸出しの彼女はブランコを見つけたら当然のように乗り込みひとしきり漕いで堪能したあとに
佇まいがかいらしいからめっちゃスナップ代わりにポンポンポン、と撮ってみたらこれまたなんか似合ってて。。。



あ、じゃあ僕の頭のスイッチ切り替えて撮ってみようかなぁ~という気に。
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いきなり あらいいじゃない♪ という感じになりまして




ほんならその家の向こうから降りてきてくれる? という指示を出したら

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ぜんぜんちがーう(笑)まぁそんなにうまいこといかない場合もそりゃありますが何回もやって二人して床叩いて大笑い。


それじゃあと、少年カメラ的超かわいいのをお願いしましたらば・・・↓

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はい、100点(笑) きましたきました━(゚∀゚)━! 
いいですね。ちょっと二人ともノッて来ました。



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ということで久しぶりに少年カメラがアクセル全開で好き放題カメラ片手に駆け巡りまっす♪ 

続編お楽しみに。
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by shonencamera | 2013-05-22 15:06 | ローライフレックス | Comments(2)

ローライマリン

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ん...... 、 あっ、れ...? マリン?

例えば若い頃8ヶ月ほどグダグダと付き合った東南アジアの女と元町でばったり再会した時の再現ではない。
その存在は知ってたけど健常者が行く健常者が営む中古カメラ屋とかでは見かける可能性が限りなくゼロに近いこれを
僕はたまたま何気なく覗いた全く違う業種のウィンドウディスプレイのひとつとして見かけた。

その時を字で正確に再現して書いてみたのが冒頭文だ。

例えばカメラ屋にいけば大抵は中古コーナーがあり、そこにもしコレがドーンと置いてあれば
「...なるほど、そうきたか。。ふむ、、、ちゅーか、なんでヤシカエレクトロの隣がマリンやねん!」 とかツッコミいれたりできたが
頭の中がUSEDカメラウィンドウサーチモードになっていないときにまさかこういう珍品が視界に飛び込んでくると
さすがにソレをソレと認識するまでに頭は数秒必要とするということを知った。


しかしブルジョアな代物である。
小市民など全く相手にしていない様が気持ちいい。
更にコレはその中でも更に特殊な人種しか相手にしていない。
これを自力マネーで買い求め、そこに収まる機種はRolleiflex3.5F 

(今でも)めっちゃくちゃ勇気が要ります、フツー。
でも当時たった12枚撮る為に3.5Fとマリンを惜しげも無く海に沈めることができるヤツが居た事実。。。

あのメインの大きな丸いレンズカバー部に、中に入れた3.5Fの2つのレンズが覗く。
側だけじゃなくて中身もいっしょだと更によくなるだろな。
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by shonencamera | 2013-05-08 22:29 | ローライフレックス | Comments(0)

SL66とFATBOY

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だいぶ前のフィルムだがたまたまキレイに撮れててびっくり。
でも小さくしたらなーんかイマイチっ、、、なんでだろ?

ビッグツインとSL66、どっちも鈍重な感じがするのが共通点といえば共通点。

さてこれからまた夏まで超忙しくなる。
でも撮影の合間とかにちょっと息抜きに走ったりして過ごしたい。
仕事もいっぱいして、そしてやっぱり遊ばなきゃな。
好きなことして(・∀・)/
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by shonencamera | 2013-05-06 03:26 | ローライフレックス | Comments(4)

SL66 とりあえずまとめ&オフショット

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SL66で撮ったショットを散りばめながら今どき誰の参考になるのかわからないが、とりあえずまとめておく。

Rolleiflex伝統の「クランク巻いて戻して方式」はSL66でも健在。こだわりのクランク。
これはRollei使いであれば当然のコトだから完全に無問題。
むしろハッセル使いがRolleiそれもSL66のような際物に手を出すとたかが巻き上げだけで文句の嵐になることだろう。
もしそういう輩がいたならばBronicaS2を半日ほど無理やり使わせて、あのぐるぐる巻上げでヒーヒー言わせてやろう。
クイックリターン、フォーカルプレーンの逆襲だ(笑)もちろん仕上げにはペンタ67もオラオラと咥えさせる。
それは新しいスタイルのカメラSMのようで非常におもしろそうだが
別に僕は普段素肌に革ベストを着たりしていないし、アンチハッセルじゃないので勘違いしないように。

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ピントノブや各操作系は人間いつか慣れるので割愛。二眼のそれと位置関係はいっしょだ。
巻上げてシャッターを押す時までに添える手を入れ替えなきゃいけないのも同じ。

ストラップは重いカメラなのでつけたほうが良い。
純正の金具は必ずしも必要でないので気にせずそこらのストラップで代用できる。
巻上げ側のストラップが12回の操作のうち数回じゃれてくるので本気モードの際は少々イラつく。

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使い方など基本的操作は検索すれば昔からMJとかに載ってるからコレも割愛。
フィルムバックを触る時は必ず巻上げてから、というのはHasselblad流に言えばゴールデンルールだ。
ただ、ひとつしか持って無い場合も多いだろう。意味も無く外さない限りややこしいことにはならない。

フィルムバックは120/220両方使えるが圧板そのままなので220は使用も可能であると受け取ろう。
だけど220を今使う人はかなりレアなので問題にならないだろう。

コマ間はRolleiらしく無く毎回安定せずバラバラ。広い時もあれば泣きそうなほど狭い時もある。
総じてHasselbladのマガジン末期のように13枚撮りができそうなくらい狭い。
刃先がプルプルと揺れるが、ハサミで切る時のスキルをあげる練習だと思おう。

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もしかしてアオリ機能の実例を期待した人もいるかもしれないが
ああいうものはフツーの撮影の時にはほぼ使わない。(というか...すっかり忘れていた、すまぬ)
あおりを使ってじっくりと時間かけてたら女の子からブーブー文句が出る。
ジジイになった時に花や景色を三脚アダプターとレリーズを使って楽しんだりしよう。
それか、またアオリを使うがためだけにまた何か考えて撮ってUPしよう。
でも正直アオリたかったらビューカメラを素直に使ったほうがいいと僕は思う。
あちらは前も後も好き放題の自由自在だ。

フォーカシングスクリーンはRolleiflexらしく非常にピンの山掴みやすく交換する必要は特に無い。
このあたりはHasselbladの見失うスクリーンとは勝負にならないほどデフォルトで圧勝だ。

フィルムエンドでピョコン!と元気に出てくるフィルム巻上げノブであるとか
フィルム入ってますよインジケーターとか、アナログな精密感のある機械式ギミックがとても人間的で微笑ましい。
使えば当時のいろんなことを想像し、撮る心地よさも当然ながら、触ること自体も楽しめる美味しい機械式カメラだ。

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壊れた時のことが怖いのは僕も同じ。だが心配するな。
SL66のPLとSMを買い付けてゴッドハンド カメラドクターCROW氏に贈呈した(無理やり押し付けた)。
だからよっぽどの破壊壊滅状態でなければ一般メンテナンスの心配は無い(キッパリ)。たぶん。

ピン甘もブレもボケもひっくるめて楽しむのが、しばらく経ってからしか見れないじらされるフィルムの良さだ。
一コマ一コマに一喜一憂して何度も楽しもう。

そしてまたフィルムいっぱい詰め込み気になるあの娘に声をかけ、ポイと車にのっけてどこかにレッツゴーだ。
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by shonencamera | 2013-04-17 00:43 | ローライフレックス | Comments(0)

SL66 ROLLEIFLEX  Sonner - Attention Please -

レンズの名前は夢があって楽しいから好きだ。
ツァイス王道ならプラナー、ディスタゴンとくれば次はゾナー。
ビオゴンもいつか使ってみたいなーと思わせるから よし、稼ぐぞ!という気になる。

これがもしライカであれば生活すら危うくさせるほどのレンズドラッグ沼が待っている。
EFレンズでは大絶賛の嵐になる最新設計レンズも、ライカでは写り過ぎるというわけのわからないインプレまで登場する世界である。
ズミクロンで揃えたかと思えばまだその上にズミルクスがあり、もしノクチまでいけばもう精神はもちろん家庭崩壊は間違い無い。
それを敢えてエルマリートで済ますことができれば真のジェントルマンだが、少なくともそういう姿勢でライカを使えるようになるには
長い年月と大量のお布施を要しひと通りの大口径の洗礼を受けなければその境地にたどり着くことはほぼ不可能に近い。
とまあ良くも悪くもそれほど有名レンズには魅力があり、人間の自制心とかはよほどの精神力を持つ人じゃない限り簡単に揺らぐということだ。

そういう意味ではレンズラインナップがわりと必要最小限なブローニーのカメラ
特にSL66はある程度手に入れるとコレ以上欲しくてもラインナップに無いのでそれは逆に親切とも言える。
ただ、マウントアダプターなどで更に深い境地へズブズブと沈むことができ、名実ともに真の変態になることもできる。
しかしシャブといっしょで一旦そこに行くとなかなか抜け出すことが困難になるのでココでは純正のみとしよう。

SL66には150mm/4と250mm/5.6の2本のゾナーがあり(正確にはリーフシャッター150mmゾナーを入れて3本)
有名だけどあまり実際に見かけない250mmのゾナーをバッグから取り出そう。

ブローニーのレンズに限らないが、例えばレンズが気になってどんな写りをするんだろうと検索しても
たいていは庭の花だとか近所の風景試写だとかの作例が多く(無いよりはマシだが)
ほとんどの人は手に入れたレンズで撮るのは家族とか大切な人が多いだろうのに残念ながら参考にもならない。
特に女の子を撮った写真などはプラナーは時々見かけるが他のレンズで見つけることは困難である。

そういう意味では少年カメラはとても本能的かつ良心的だと自負する。
後で自分で見てすら恥ずかしいほどまっすぐにどストレートに撮影し、その中からもちろん最良と思うものをUPしている。
ガンガン撮られてドンドン勝手にUPされるモデルは特にたまったもんじゃないだろう。

現代的ナウなピチピチ平成ギャルは僕基準からは様々な面における耐性が信じられないほど極度に低く、そういうことでもワイワイ毎度楽しい。
暑い、寒い、虫ヤだ、坂が急すぎ、カーブが続いたら酔う、おなかへった、スイーツの口になりました~...etc
もし核戦争後の荒廃した世界になればきっと生まれたての赤ん坊より先に死んでしまうんじゃないか...と思うくらいなのに
(文句も言いたいこともそれなりに言いながら)毎度よくがんばってくれて本当にありがたい。

僕はそれに対してはただただ直向きに撮ることで応えてるつもりだ。
ではそのゾナーの写真をご覧頂こう。


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ZEISS Sonner250mm kodak 400TX

だいたいブローニーの250mmをふつうは室内では使わない。
かなり無茶苦茶な過酷条件で撮ってるので実際にはもう少しシャープな写りをするはずだ。それでも十分いい写り。
SL66のレンズは総じて何かそこの雰囲気や空気感までも写しちゃう感じがするからすごく好きだ。
レンズのデザインは愛想もへったくれも無く、PlanarやDistagonをニューっと伸ばしたようなただの筒。
そういう無骨なトコも愛機になれば愛でれてしまう。



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”Attention Please” ZEISS Sonner250mm kodak 400TX

ごく普通に屋外順光でも当然見事な写り。このスタイルは空港で制服を着させたくなるな。
期待の声が聞こえてきそうなのでリクエストが多ければいつかそれは言いくるめて実現させよう。
それはともかく、せっかくブローニーサイズで撮ってるのにこんなに小さくリサイズしても立体感は素晴らしい。

このカメラはレンズ繰り出しにはレンズ内ヘリコイドではなくボディの蛇腹を使っているのでHasselbladのような内面反射に悩まされることは少ない。
とはいえできるだけフード、それも蛇腹フードをつければ後で泣いて後悔することも少なくなるだろう。
ただ、ここでも特殊な部類に入るニッチカメラなのでそうそう簡単に純正が安価では手に入らないのだ。

SL66のメジャーなレンズはバヨネットⅥ
そのままではフィルターですらバヨネットタイプを探さないといけない。
というわけで、今でも売っているのかどうかわからないが、SL66→67mm(72mmもあった)変換リングなどがあるので
それらを組み合わせ、Bronicaなどの蛇腹フードをカスタマイズして活用するとわりとイージーにフードやフィルター系の装備を構築できる。
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by shonencamera | 2013-04-16 03:14 | ローライフレックス | Comments(2)

Distagon 50mm その2  SL66 ROLLEIFLEX

66フォーマットで50mmといえばけっこうな広角だがフィルム面積が広大な為実際はかなりボケてくれる。
横長と真四角なので単純比較にはちょっと無理があるが画面対角線でライカ判換算28mm、開放値はF2.0の実はわりと大口径。

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それを意識して撮るとこうなる。
窓からはいってきた柔らかい光と階段の空気感が心地良い。

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今度は少しキリリと撮ろう。かなり寄るぞ。それほど絞ってないがキュッと締まるいい写り。
キチンとパースを考えて構図をとれば広角50mmだとはパッと見では気づかないかもしれない。
下足必須のここではスリッパ、残念ながら美脚の御披露はまたの機会に。

撮り方を変えればイメージの通りに思うがままの写りをしてくれるZEISSのレンズ。
それをコントロールするちょっとコロンとしてブサイクなSL66ボディ。

変なコンビネーションだけどSL66を使っているとなんだかかわいらしい黒い子豚を抱いているような気がする。
撮影していない時も眺めて楽しめ、それだけが話題にもなるほどのHasselbladの洗練された北欧デザインには
全く勝ち目が無いくらいドン臭く、ドスン、ブヒー!と鎮座するBlackBaBeのSL66。

ただ、この子豚は一旦動き出せばとんでもない性能を叩きだすから、そこが面白くかわいらしい。
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by shonencamera | 2013-04-15 05:20 | ローライフレックス | Comments(2)


写真とカメラが大好き少年カメラ


by shonencamera

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