カテゴリ:PENTAX LX( 10 )

白い影   - PENTAX LX -

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太陽にあたると溶けて消えてしまいそうだ


窓から差し込む光を浴びたノースリーブの肩が丸く光り
低感度に設定した露出計は絶望的な値を示し眩しく光る。

まるで光の動きが見えるような静けさの中
自然と人差し指と眼だけの最小限の会話が始まり
ほんの数ポーズ目で彼女はこの場に同化した。


当たり前に生きたい僕を
少し傾いた別世界に引きずり込むような
夏の午後の一とき
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by shonencamera | 2013-09-02 14:25 | PENTAX LX | Comments(0)

LXというカメラ

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10代の頃にスポーツ写真のカメラマンのバイト面接に行った時
「何使ってんの エルエックスぅ?ペンタか。 ・・・あの変な音するカメラ使ってんだ。」
と、顔色も育ちも悪そうな社員か社長か誰かが、マイルドセブンの煙を唇を歪めながら横からぷぅーっと吐き出して
「なんでF3とかF4にしなかったの、君、かわってるね」と言った。

あの歪んだ唇と吐き出した煙、何故か関東弁の言葉はすごく鮮明に覚えてる。
彼曰くの横走の変な音のするLXは、彼だけじゃなく普通の人からもそういう感じの立ち位置で見られていたカメラだ。

それは雑誌の扱いでも当時からそうで絶賛されることもなく、かといってこき下ろされることもなく
いつしか時代はAFになりそれでもずっとラインナップされて、とうとう生産中止だというときに
「いつまでも作って欲しいカメラなのに残念」などと、たぶん使ったこともないヤツに少し持ち上げられて消えた。

LXを買う金額でキャノンF-1かニコンF3が買えた。
だから余計に「何で?お前バカじゃねーの?」って理解できなかったのだろう。
こんなこと書いても今じゃみんな信じないだろうが
当時のニコン、キャノン使いはニコンキャノン以外を本当に穢多非人扱いしていた。
それを選ぶヤツ、使うヤツも同様に理解ができなかったのだろう。

プロはもちろん特にセミプロを自負する輩はそれがひどく、カーストかアパルトヘイトかと思うほどで
僕も噂には聞いていたがその面接の前に、とあることで伺った高名な藍染職人さんが重度のニコン使いで
それまで物腰やわらかくいろいろと説明をして下さってたのがカメラ話になると途端に豹変する様を見て
なんと人間わからないものだ...とびっくりしたことがあったので、あぁ、まただよ、と思ったものだ。


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当時の最高峰はファインダーが交換できるのが当たり前でありアイデンティティでもあった。
LXが出た当時の流行りはボディ内ダイレクト測光、同時期発売のニコンのF3も同じくボディ内測光。
ファインダーを交換しても受光素子はボディ内にあるために全てのファインダーでAE撮影ができるというのが売り。
今じゃ交換してまで撮影なんかもう誰もしないが。

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LXは最高峰でありながら視野率100%では無い。
これもまた100%マンセーにはこき下ろす格好の標的になった箇所である。

買う前に各社SSの展示ボディで、いろんな高級機のファインダーを覗いて僕はちょっとがっかりして考えてしまった。

ニコンもキャノンも視野率100%で緻密さは感じたんだが・・・

小さいのだ、画面が、ファインダー像が。(倍率ですね)


OM-1やMXで慣れてしまった眼と身体には、視野率100%で選ぶとこんなに小さくなるんだ・・・と
もとから視野率を最重視していなかった僕は安心してあの大きなファインダー像のLXへの想いを更に大きくした。

デフォルトのスクリーンとFA-1で十分に最高のファインダーだが、何しろペンタックス初のフラッグシップである。
実に色んなファインダーが用意されてた。
数あるファインダーの中でもとんでもなく見やすいのがパッと見が顕微鏡みたいになるコレ。

名前も倍率の数字も知らんが視界全部が昔の映画館の最前列に座ったかのような超巨大スクリーンになるものすごいファインダー。
(これとウエストレベルファインダーはLXでも視野率100%)
ただしウエストレベルの上に逆像だからローライやハッセル、二眼とかに慣れてない人はクラクラ~としてきっとまともに使えない。



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LXはネームがココにしか書いてない。前から見たらプリズムにあるPENTAXしか見えない。
すごくお洒落で奥ゆかしい、こういう感覚は後光がささねばいけないニコンやキャノンには真似ができなかっただろう。

LXはスペックでは当時からそれほど大したことは無いし、フィルムを入れないで空シャッターだけでは全くわからない。
でも、フィルムを入れ、実際にシャッターを押して、そして巻き上げる。。。
そうすると、このカメラのすごさがわかるだろう。
滑らかさは群を抜く。
例えて言えばあのジャリジャリ感覚ながらも長年故障もせず健気に動くMXに、これでもかと言う程ベアリングをいっぱい詰め込んだような感じ。

そして最後まで撮り終えた後にチリチリチリチリ~と巻き戻す。
この時にも他では味わえない超精巧精密さを味わえる。
中身のことはさっぱりわからなくても、指先に伝わるあの感じはLX使いだけが味わえるウルトラシルキーフィーリング。

これを知ると他は砂が最初から噛んでるような、ギアの山がわかってしまうような粗雑感があって全てが冷めてしまう。

巻上げ巻き戻し系のこの類を見ない精密感は、他のどのカメラでも味わえたことはない。
程度の良いライカM3のダブルストロークは近いが、ニュルゥっと滑るようなあの感じはまた少しジャンルが違う。
LXのカチッと感がライカのそれには無い。強く扱うといとも簡単に壊れそうな儚い感じがある。それはそれで良い。

LXは滑らかでいて頑丈極まりなく、よっぽどガサツで荒い使い方をしない限り壊れそうにない。
しかしカメラ自体の精度が良いと使っていて感じると、人間は不思議と「良いものだ」と感じ、丁寧に扱うようになる。
たぶんそれが人間として意識しないでも自然な行為であろう。
だから、カメラだけでなく工業製品というのはあるレベル以上のものでないといけない。

フィルムカメラは手動操作が多く、その時のフィーリングがすごく大事だしそのカメラの個性であり味だ。
このカメラはいろんな面で損をしてきたような気がするが、ずーっと大事に使っているヤツはたくさんいると思う。
LXはそういう他を貶さず静かに愛でてくれる人のところで、いつまでも幸せに過ごすカメラなのだ。



で、その藍染職人さんが「どんなカメラが欲しいと思ってるの?」と僕に聞くので(もうややこしいので持ってないフリをした)
「35mmならライカM3、ブローニーならローライかハッセル」と言うと
これまた饒舌になり褒めちぎって僕もいつか買おうと思っているんだと言った。
ちょっと面白くなった僕は「タムロンってどうなんですか?」と聞いてみたら 
ほんとに漫画みたいな呆れた表情をして鼻から息を蒸気機関車のように出しながら
あんなのレンズじゃないっ!!!!
と、本気度いっぱいで少し大きな声で教えてくれた。


もうすっかり懐かしい10代終わりの頃の話である。

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by shonencamera | 2013-04-27 06:14 | PENTAX LX | Comments(18)

フォトン2  PENTAX LX 

さあさあ、ノッてきましたモノクローム第二弾


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いいわ、やっぱりこういうのが好きだ。 とても気もちがいい。


僕は直球撮りしか知らんもんだから、やっぱりこれからもただ直向きに撮る。
いつか目指す写真が撮れるように。

それが少年カメラ、僕のモノクロポートレイト。
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by shonencamera | 2013-04-21 00:55 | PENTAX LX | Comments(0)

フォトン  PENTAX LX 

ひょんなことから始まったSL66での撮影は鈍った頭の良い準備運動になった。
やはりフィルム写真の光はいい。

本気スイッチ100にしてLXで撮ってみた。

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2013 少年カメラ モノクローム第一弾
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by shonencamera | 2013-04-18 00:33 | PENTAX LX | Comments(2)

少年カメラ的ポートレイトの撮り方  50mm その2 ビシバシスパルタ編

50mm買ったか、よし、いいぞ。
これでもうほとんどのポートレイトは撮れるからな。前玉拭いとけ、大事にな。
あ、フィルターいらんぞ、あんなもんつけんなよ。
汚れそうな時とかそういう時だけだ。

ほな今度は森だ森、森行くぞ。

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森は撮る場所自由自在だ、とくに今は緑がすごく発色よくなってるからそれを使え。
ビーチでビキニじゃないから全身みっちみちに構図取ったらダメだぞ。
空間が大事だぞー、おねーちゃんPHOTOでも侘び寂びテイスト入れなきゃダメ。
どこにどう配置するかをパッと決めて少しずつ変えながら撮れな。

とにかく彼女が汚れないように気をつけてな。
こういう路面の時だけじゃなく何撮るときとかでも前日の天気とかちゃんと頭にいれとくこと。
なんかあったら飛び込んで下敷きになるつもりでいろな。

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な、浮き上がるだろ?ふわぁ~っと。コレだコレ。
真っ白な肌とかフィギュアみたいにキレイだろ? フィルムでこれ出さなきゃ。
重いもん絶対持てそうにない指とか腕とかな、汚れや火傷ヤダから家で天ぷら唐揚げアリエマセン って感じだが
だけどそれが写真に撮るともう「あ~そんなん全部やったるからそのままでおってくれ」って気になるだろ?女はそれでいいんだ。
見たヤツがそう思えるように撮れ。
性別が違うだけで自分と同じ種のヒト属とは思えない女の子って不思議な生き物だよなぁ。。。

あちこち目をくばれ、特に上見ろな、上。太陽位置見て日陰だぞ、曇なら+1.5で最高なるからな。
寄りになったら意図ある時以外はバカボケするな、ちょっとは絞れよ。

バックの木漏れ日がキラキラするだろ?使えるもんはいっぱい使え。
で、ここで口径食がどーたらとか言い出すなよ。捨ててしまえそんなクソ知識など。イチバン大事なことは何かを考えろ。

そうそう、白い衣装はちょっとしたことで汚れるから撮ることだけに最高っす、ムハー!と夢中になるなな。


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ジリジリ構図詰めていって時々ちゃんと目もらえ。
まだ気になる段階だったらハッとしてグーでちょっと心臓ドキっとするだろ
付き合って1年未満だったら、うーん、それそれ!ってなるだろ
だいぶこなれた仲とかだったら、おぉ、うちのかーちゃんもなかなかどーして...今夜はスターマイン!とかなるだろ

そんときだ、それを切り撮れ! モードラ超えるくらいの気持ちで巻き上げろ!
できたら両方撮れな、お前が回るんじゃねーぞ、クルッと反対向いてもらうんだ。
そーしたら向きだけでもバリエーション増えて並べて見ると動きが出るぞ。

このショットの角度からだと開けれるんだぞ、わかるか?絞りだ。
目に合わせたら開放でも腕までピンくるぞ。そーいうときは大口径だし思っきし開けろ。
ピントは点じゃない、面ってのがわかるだろ。

それと見ててわかったヤツは見込みあるが スクワットだぞ、スクワット。
完全にしゃがんだり、完全に立ったりは楽だけどな、一番いい角度って大抵その間にあるんだ。
ふとももプルプルするか? 黙って鍛えろな、写真は体力、筋力だって前に書いただろ。
女なんかもっとタイヘンな手入れとかしてんだぞ、それに比べたら筋肉つけるだけなんて楽だと思え。

え?僕デブだってか? 筋肉パワーデブはまだいいが、ただのデブはほとんど見かけ倒しで使い道が無いからなぁ...
とくに夏場大変だぞ~...見てるだけで3度ほど気温あがりそで穴掘って埋めたくなるもんな。 ...ウソだよ、泣くなよ。
冬場でも何故か滝のような汗かいてるんだから、とにかく走れ、毎日。

さて、こういう時な、AFでもたもたロックしてたら最高の一瞬がハイ、サヨーナラだ。わかるか?
AFはありがたいけどな、MFの方が自分の思ったとおりに操れるんだ、そこが決定的に違うんだ。
ATの車は楽チンだけど、たまに借りたりしてMTの車乗ったらめっちゃ面白いだろ?あれといっしょだ。
わかんねーか?あ、車も興味ねーってか...

スプリットに頼るなよ、マット面で合わせろ。何っ、できねー?ピン山わかんねー?
あー、それな、、、ボディがダメなんだ。ファインダーが使いモンにならんのだ。
一眼のボディはファインダーがとにかく何よりも重要なんだ、だぞ。他はとりあえずどーでもいい(←いいこた無い)

----<↓この辺から機材と撮影心構えの少年カメラになる↓>----

ファインダーがイイボディってのは、金がかかってる。頭にのっかってる三角、ペンタプリズムというヤツだ。あれが良いのは高いらしい。
カメラ屋で覗かせてもらえ、きっとイイなと思ったのはほぼ各メーカーの最高峰機種になるだろう。
今のデジに慣れちゃってたらでっけー倍率にびっくりするかもしれないな。それがホントなんだぞ。
視野率100%にこだわらんでもイイ、きっちり100%叩きだしてるのは倍率がちょっと低いから。

MF一眼だったら中級機でもとてもいいファインダーが備わってる。OM1やFM2、MXなんかもいいファインダーだ。
AF機やデジボディにはもう望むな、諦めろ。(一部例外ある)
最高峰のボディは最良のファインダーだけじゃなく全てのメカや側に金と作ったヤツの根性が入ってる。
ファインダーで選べば、自ずと信頼性が高いメカや骨格も手に入るというわけだ。お得だろう?
だから結局使っていけば各メーカーの最上機種に落ち着くことになるんだ。

もしな、それのドレが、ドコがいいのか触っても覗いてもわからないよー っていうのは
お前のレベルがそこまでまだ達していないんだ。猫に小判状態な。(猫は何のために居るのかわかんねーけどかわいいな、好きだぞ)
上を目指すなら自分レベルを上げる努力をしろ、溢れてる情報の中から正しくて必要な情報をGETしろ。
何より今持ってる機材で撮りまくれ。とりあえず100本撮れな。
わけわかんない状態から始めてもさすがに100本撮ったら絶対めちゃくちゃ変わる。
人に聞くのも有効だけどな、最初から全てを聞くな。
せめて10本撮って結果を見てもらって疑問をぶつけろ。


えーっ、ひゃっぽんすか~(TOT)  って泣き言言ってんじゃねーょ、南港で足かせ付けて背中押すぞバーロー。
あのな、このモデルしてくれてるうちの看板娘なんかな、おでん鍋すら持てそうにないこの華奢な腕してんのに
「憧れのハッセル買いましたー!ひゃほ。で、うまくなるにはどしたらいいですか?」
って嬉しそうなかわいい表情で聞いてきたときに手とり足取りアレモコレモ教えたくなるのをグッ!と堪えてだな
「とりあえずな、100本回せ」って言ったら最初の1年でほんとーに回したんだぞっ!こっちがびっくりしたくらいだ。
そんじょそこらのハッシーマンセーなんか太刀打ちできないくらいスキルも根性もあんだぞ。
お前やるなぁ!って抱っこして上にポーンと30mくらい何度も高く放り上げたくなるくらいかわいいじゃねーか。
四の五の言ってないで撮れ、回せ。

押したらとりあえず写るから知識とかいーじゃん、って真のパッパラパーは困る。知識はいらねーってそういう意味じゃない。
知識は経験と相まって自分で知恵に変えていかなきゃ意味がねーんだ。
撮って成功も失敗もして結果からあれこれ疑問とかわくだろ、そこだ。そこで考えるんだ。
お前がどうしたいかとか、何が必要かなんてお前にしかわかんないんだから。

風景とか撮るならココなんか見ないだろけど、特に最上にこだわんなくてもいいんじゃね?
登山とかなら軽い方がいいし。でもまぁみんな高いの買うけどな。

男の子だったらやっぱ当然彼女をキレイに撮りたい願望でかいだろ。
そーだ、子供でもいっしょだぞ。かわいいもんな、子供は。。。 いっぱい撮ってあげろな。

あのな、ホント言えば上手く撮れなくてもいいんだ、撮ること自体、撮りたいと思うことが愛情表現なんだ。
だから昔よく両手でカメラ鷲掴みにして腰突き出して撮ってるのとか見ただろ?(携帯で激減したが)
アレな、めっちゃめっちゃ幸せな光景なんだと思うんよ、一生懸命いい写真撮ろうとしてるの身体からにじみ出てる。
それがホントでそれだけでいいんだよ、本来は。
お父ちゃんな、お母ちゃんな、がんばって撮ったんやで。
たとえボケててもブレててもそこには詰まってる、めっちゃいっぱいの愛が。 それ以上何も要らんだろ?


ま、しかしココに来てくれてココまで読んでる少年カメラ達は彼女をキレイに撮りたいもんな。
子供のことはできちゃってから考えような(タイヘンだぞー)、も少し続くぞー。

特に外で女の子をキレイに撮りたいと思うなら必然的に絞りを開けて撮るから深度が極端に浅い。
それの対処は裸になってサバンナで視力と精神を鍛えるか、最高のファインダーを備えたボディを使うかどっちかだ。
フィルムカメラでは写真はレンズとフィルムで撮った瞬間に決まるが、それを自由自在にコントロールする為には
ファインダーだけじゃなく、やはり要求に見合ったボディが必要なんだ。

デジの場合はまた違ってくる。
難しい話になるが、ギリギリまで詰めないんだ、マージン残すだろ?後処理の。
それが実は微妙に写真の出来というか、なんか撮る瞬間の心構えに影響してんじゃないかなぁって最近よく思うんだ。。。
潔くないって言えばいいかなぁ~。。 なんかスッキリしない。だもんで後でパソコンでスッキリさせる。
ま、それはそれなんだけどね。

でもそれは少年カメラがわざわざ書かなくともいっぱい溢れてるだろう。それ読んどけ。そして悩め。
簡単にタダで正解なんかどこにも書いて無いわさ、甘くねーんだ、世の中な。
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by shonencamera | 2013-04-07 19:05 | PENTAX LX | Comments(2)

少年カメラ的ポートレイトの撮り方  標準レンズ編 A50mm 1.4  PENTAX

大切な一瞬を撮るのに、特別高価なレンズは要らない。
絶対キレイに撮るよ、という直球ストレートの気持ちと少し明るい単玉があればイイ。
好きなフィルムをカメラに詰めて、気になるあの子を誘って少し遠くへ行こう。

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ズームレンズがまだ今ほどの性能を出せなかったその昔
カメラのカタログのボディには総じて50mmレンズが装着されていた。
標準レンズという通称名の通り、これが写真の始めの一歩であり基本の基本。

小難しいウンチクや性能どーのこーの、フードつけなきゃあーだこーだ...なんかどうだっていい。
欲を言えばあと広角がひとつあればショートトリップの楽しみは倍増するが、レンズなんかコレ一本でも構わない。
広角で明るく高いレンズ無理して買うな、全然暗くて構わない。広角はどうせ絞るんだから。
その浮いた分あっちこっち行って、そこで美味しいもん食って、腹ポンポンなって、いっしょにケラケラ笑ってな
楽しい時間を過ごした方がはるかにいいこといっぱいだ。

楽しくてニコニコになったら、それだけでもうなんの指示もいらない。
そのまま存分に撮れ。思いつくままの構図でおもっきりいっぱい撮れ。
フィルムなんてケチるなよ。両手いっぱい持ってけるだけ持っていけばいい。

やったことなかったら一回でいいから1ポーズでめっちゃイイ~!ひゃ~!って言いながら36枚撮りきってみろ。
その熱き馬鹿パッションはどういう形であれ絶対伝わる。

黙って撮るなよ、今どんだけファインダーにキレイに映ってるかを素直にありったけ伝えろな。
さすれば次のフィルムには更にもっといい表情満載になるから。

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今回のショットはPENTAXのA50mmF1.4にLX、ISO100カラーネガで撮ってる。
この玉は隠れスターかと思うほど抜群に良く写るレンズだ。
伝統の49mmを継承する、レンズ玉みっちみちに詰まった大口径。
これを使うとM50mmF1.4は少し古臭い写りに見えてしまうが、Mはそれでいい。
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by shonencamera | 2013-04-06 14:48 | PENTAX LX | Comments(0)

Other side

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こーんな感じのアールが残ってるトコロが好きだったり。
このテキトウな傾き加減がなんか好きだったり。


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とって付けたようなこういう無造作ちっくなのもなんか好きだったり。


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隙間から除けば、あったあった、という昭和が見え隠れ。


おもいきり昭和な少年カメラです。
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by shonencamera | 2011-05-22 00:50 | PENTAX LX | Comments(0)

SMCペンタックスレンズはやっぱりスキ

昔からこれに慣れ親しんで目がデフォルトになっているからだろうけど
ペンタックスの写りが好きというのだろうか、安心する。
柔らかいとか硬いとか、それは絞りである程度コントロールできるし光の状況で一定じゃない。
そういうことの良し悪しじゃなくて、なんかうまく言えないイイ感じ、というのがペンタにはある。

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遠くからでもタバコ屋とはこういう佇まいだったというタバコ屋のヤレ具合に惹かれた。
夕方に撮りたい。

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たぶんお寺や桜なんか見に来たわけじゃないだろうが、とっても楽しそうだった二人。

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こちらも幸せそうな二人、解放で少し滲む光がなんだかいい感じ。

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パシャパシャと撮ってたら後で「あぁ、そういや撮ったなぁ」と思い出すものもある。

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85mm&35mm PENTAX LX
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by shonencamera | 2011-04-26 06:48 | PENTAX LX | Comments(0)

ドリーミングな岩清水八幡宮

桜といえば沢山の人、という印象とトップライトになるとどうも・・・
と思ったので朝の6時に出発という早起きさんで挑んだ我々マイクロブラザーズ。
住宅街をクネクネと抜けて到着したソコは・・・

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駐車場から歩く道から桜がぶわぁっ!っと待っていた。

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朝早いのでまだ誰も居ない...と思ったらお散歩コースにも入ってるようで独占ガラガラというほどでもない。
でもこんなに静かなトコで花をゆっくり感じる、なんてことをしたことがないなぁーと
なんかこの空間に居るだけで三文の得だわ。
と思ってゆっくりしてたけど今日は写真を撮らなくちゃ。

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あ、もう先人が居らっしゃいました。。。あれ? うふふ、CROWさんでしたー。
この日のCROWさんの武器はブロニカS2とOM-4Ti。僕もブロニカをチョイスしてブロニカブラザーズになろうかと思っていたんだけど、とある理由から違う選択をした。

CROWさんは車から降りたらもう眼が上にずーっと向いてて、打ち合わせも無くお互いもう完全に独立撮影体制になっててニヤリ。複数で来たときは本当にこういう感じが一番楽なのだ。

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今回持参したレンズはLX用には85mmと35mmの2本だけ。だけどこの日の少年カメラはペンタックス黄金セットと書いた通り、ペンタックス67を持参中判カメラとしてチョイスしていたのであーる。
ということでアダプターを使い67ユーザーなら一度は使ってすぐに手放すことで有名なヘンタイレンズである120mmソフトでもいってみた。

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愛想の良い狛犬ちゃんもドリーミングになる。

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こちらは前のUPのコマ猫ちゃん。レンズはA☆85mm。よーやくスキャンできたので特別共演。

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何があったのか知らないけどぶっ壊れてる燈籠も夢の跡的なドリーミングにしてくれる。
凡作例を勝手にこれでもかと見せつけるこのブログでは見てくれている人の気持ちなど考える前に自分が楽しむ為だけに書いてるのでそーいうことはどーでもいいが、やっぱさすがにソフトをあんまし乱発したらゲップが出る。
ずっとソフトでいっても芸術になるはハミルトンくらいか。


桜ねぇ・・・ さくら。。。 載っけれるようなもんが無いですねー(/ω\)。。
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by shonencamera | 2011-04-24 18:15 | PENTAX LX | Comments(0)

20年前の憧れの組合せで京都 LX+A☆85mm/1.4

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大好きなカメラの中でも、特に思い入れのある機種ってのは誰しもある。
少年カメラがフェイバリット、と言われて真っ先に出てくるのはペンタックスのLX。
こいつは気がつくともう20年もいっしょに過ごしているので、こいつについて書き始めたらブログの縦の長さが記録的なモノになるだろうと、それくらいいろーんな思い出までいっしょに詰まってる。
まぁ書いたトコロで「字ばっかじゃん、それよっか写真UPしろ!」って言われるだろう。

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写りは☆がついているので全く他を圧倒する画質は当然として、その中古価格も昔から揺ぎ無い。
僕がLXをようやく手に入れて、そして次にLX使いならば絶対必須の組合せ!と狙いをつけてたのがこのレンズ。
もちろん狙いなどは高校生の頃から憧れてたし照準はずっとコレに合わせていたが、LXもこのレンズもどっちも最高峰だったので若造がホイホイと買えるような金額ではなかったのだ。

LXをやっとこさ買った少年カメラは、アレコレ工面してとうとう決意して自転車を漕いで向かったカメラ屋のおっさんに「A☆85mm( ゚д゚)クレ!!」と偉そうに言ったら、もうその時すでに時代はオートフォーカスレンズに変わってて、、、(その場で大ショックを受ける)

そして僕はシルバーのFA☆85mm/1.4を少し複雑な思いで大事にかばんに入れて帰ったのだ。
オートフォーカスのボディなんてまだ持ってなかったのに。

もちろんそのFA85mm/1.4は写りなど文句のつけようがなく、うれしさのあまりシルバーの塗装がかわいそうになるほどいっぱい撮った。でも、使ってたときはやっぱりヘリコイドの感触がスターレンズなのでAFレンズにしては素晴らしく良いんだけど、A☆が欲しかったなぁ・・・って思い出してしまうのでありました。
で、中判を偉そうに使うようになったりした頃か、いつの間にか何かの足しになって僕のラインナップから外れてしまっていた。

だからこのA☆85mmっていうのは、すごーく僕にとってはずーっと憧れてた特別なレンズ。
まぁ今でも性能的にもまだまだ特別なレンズなんですけど、小さい画像でそれがわかるでしょうか。

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向かった先は八幡の石清水八幡宮。前から一度いっしょに撮りたいですねーってカメラ修理職人のCROWさんトコに遊びにいったら言うてたんですが、それがようやく実現してご一緒してきました。ゴッドハンドとご一緒できるなんて僕にとってはすごく嬉しい一日。

でも・・・ そういえば僕は風景とか桜とか、そういうモノ(人物以外)を撮ろうと思って撮ったことが無かった...
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!

果たしてUPできるものが撮れるのだろうか、と実はめっちゃくちゃ頭をフル回転した一日でもあったのでありました。

シリーズは続きます。 UPできるものがまだあれば(・∀・)v
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by shonencamera | 2011-04-24 03:23 | PENTAX LX | Comments(2)


写真とカメラが大好き少年カメラ


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