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カテゴリ:ブローニー・ボックスカメラ( 1 )

Bell & Howell エレクトリック・アイ127

エレクトリック なんて名前がとってもナイス。
もちろんその名の通り当時のこのレベルのカメラとしては先進的機構を搭載したボックスカメラ。
単速シャッターながら光を受けて絞りが自動でヌルゥゥ~っとゆっくり変化する超ユルユルのAE搭載。
コダックのプラスチッキーなゆるいチープさとは違い、ダイキャスト(かな?)のしっかりした金属ボディ。
バージョン違いでデニム調の革張りもあったりする、とっても洒落ボディ。

d0207730_16152415.jpg

そのサイズも相まって置いてあるだけでどうしようもなく可愛らしいこの佇まい、
これはレイモンド・ローウィがデザインしたカメラのうちのひとつ。
見たときから「うっわっ・・・ほ、欲しいっ!」という衝動が僕の中に生じたので
40年以上経ってもまんまと彼の術中にハマッた奴一名追加、彼のすごさは永遠というところだろう。


d0207730_16313564.jpg

”先進的なデザインだがまだ受け入れられない”という彼曰くのMAYA段階というのも
昔(授業で聞いたような...)はなんかよくわからなかったけど、今じゃとてもよくわかる(ような気がする)。
いまだにわかってないかもしれないのであまり大きな声では言えない。
たぶんそれはライカR8が出たときのような感覚に似てるんだろう。今じゃすごくアレも好き。

これが世に出た時代は、一般ピープルはどう感じたのだろう。


d0207730_16324387.jpg

フラッシュを取り付けると、更にキュートさが増してしまうので困ったモンである。
このカメラの使用フィルムは127のベスト判サイズ。(今でもあるにはあるが入手が少しめんどくさい)
当時のASA感度からすると100で高感度、加えて暗い開放値のレンズでは室内ではフラッシュは必需品。
この時代のボックスカメラには例外なく脱着式のでっかいフラッシュが装備されている。これなどは小さい方。
しかし今ではそのフラッシュバルブを入手するのが難しいので、光らせる、なんてことが贅沢になってしまった。
ま、フィルムで撮るのも少し贅沢なことになってる今、ヨドバシでフツーに売ってない更にややこしいフィルムを使うカメラなんぞは所有も使うことも全てにおいて酔狂としか言いようがないだろうが、可愛さが全てをどーでもよくマヒさせてくれる。

そのマヒした頭でうひょー、いいねー!と撮っても、結果の写りはどれも似たり寄ったり、というのがボックスカメラ。
写りやレンズの味がどーちゃら言うのではなく、カメラ自体の存在とそれを扱う時間を楽しむ嗜好品。
首からさげてるだけでなーんか少し楽しくなるカメラ。
(ボックスカメラの種類により、首からぶら下げることが困難なのもある)

コンデジもコンパクト&高性能は1000万画素を超えた辺りから飽和しまくってるような気がするので
こういうデザイン重視路線でいってみた方がいいんじゃないかと、ずーっと前から思っているのだけど
「おぉ!コレむちゃヤバぃ!!(必要じゃないのに買っちゃいました~)」という機種にはいまだにお目にかからない。
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by shonencamera | 2011-01-14 17:29 | ブローニー・ボックスカメラ | Comments(2)


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