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永遠のサンリッツパン ミニカニパン偏

さっきコンビニで見つけ、心の中でスキップして買って帰ってきたものがこれ。
ミサイルやイスラエルや相撲だとかでいつも世の中は騒がしいが、ほのぼのしててなんだかいい。

永遠のサンリッツパン ミニカニパン偏_d0207730_17053429.jpg
子供もおっちゃんもみんな大好き、カニパン。泣く子も黙るサンリッツのパン。
僕が知ってる2匹入りの昔ながらのカニパンより小型化されたようだ。
ちょっと大きすぎるがズワイから沢ガニになったようで、かわりに個体数が増えている。


そして、、その隣には亜種も出現していた!

永遠のサンリッツパン ミニカニパン偏_d0207730_17074280.jpg
チョコのカニパンである。生物学的に言えば突然変異体となるか。加工食品(これは菓子なのかパンなのか?)のバリエーション化という点では古典的で安直とも言えるが、こういう安もん味のチョココーティングに僕は昔から滅法弱い。視界に入って認識→理解した0.3秒後にはほぼ無意識にカゴに放り込んでいた。食ってみて気に入った個体や珍しい個体を目撃した際にはできるだけ速やかな捕獲、保護が大事を身体に染み込ませているのは、過去にスコールのパイナップル味の追加捕獲失敗で悔し涙、さめざめと枕を濡らした苦い経験からだ。

さて肝心の中身であるが、味は全て昔ながらのサンリッツの味なので特筆すべき点はなくすぐに頭に思い浮かぶパサパサしたあの味。
なので双方とも自分にとっては初めて見る個体なので外見の観察からはじめなければいけない。


永遠のサンリッツパン ミニカニパン偏_d0207730_17113417.jpg
こちらはプレーンの方。。 うーん、、、カニと言われればそうか、そうだなと認識できるが、作り方を間違えたキャッチャーミットと言われてもそうか、そうだなと納得しそうな、もし陶芸家であれば「駄目だ!」を連発し釜の裏山で汗だくになって叩き割ってそうな、出来損ないに近い造形である。大きいカニパンは身体の部位を小さい子でも目視認識でき、そしてそれらをスポロガムよろしく線に沿って引きちぎってバラして食うのが基本的なお作法だが、これは小ささも相まって縦3等分のバラバラ食いしかできそうにない。


期待のカニパンチョコの方はもっとすごいことになっていた。。。


永遠のサンリッツパン ミニカニパン偏_d0207730_17151017.jpg
もはやカニというスタイルなど10万光年ほど遠ざかってしまい何が何だかわからない。

細かいディティールはチョココーティングに埋め尽くされ、激しく肥えたバットマンかブラックデビルだとか、レンズを付け忘れた昔のブラックボディのカメラみたいにも見える。これ単体だけでカニパンと認識するには初見デフォルトでは難易度が高すぎる。


永遠のサンリッツパン ミニカニパン偏_d0207730_17174387.jpg
しかし、口に入れるとプレーンは懐かしくほのかに甘いあの味が口の水分を吸収しながら全体に広がり、パサパサ感もほどよい感触として喉を通っていく。同じ味なんだから当然といえば当然か。チョコの方はチョコレート菓子独特の安もんのチョコの味とサンリッツの味との安もん同志のハーモニーが絶妙。よく既存のチョコ菓子がグレードアップしたり期間限定などと、本質を見失いチョコの質に拘ったりしたモノが散見されるが、たいがいはどこかバランスが悪く不味い。このカニチョコは自分の立ち位置というのをよく自覚、理解している逸品と言えよう。

しかし3個/1パックとは少々強気の印象を受けて残念。

ヒョイパクを2回繰り返してあっという間のラスト一個をいつ食べようかと頃合いを見計らったりする辺り、子供の頃から変わっていないのに気づいて笑ってしまう。また買えばいいのにご飯を食べたあとの至福の瞬間としてちょっとおいとこうか...だとか、そういうことを考えるとき、写真のピントを合わせる時に負けないくらい同レベルで真剣だ。



 



by shonencamera | 2017-12-26 01:07 | 徒然事 | Comments(6)
Commented by EIZOU at 2017-12-26 19:58 x
食品・味覚に関する記事は珍しいですね。
タイトル初見、サンリツ カンパンと見間違えて、非常食のカンパンのことかと思ったら、自分もコンビニで見かけたことのあるカニパンでした。でも作っているのは同じ三立製菓なんですね。源氏パイも同社ですね。
サンリッツと呼ぶのが大阪では正しいの? リッツカールトンみたいでリッチな感じになりますが。
自分も撮影帰りの糖分補給にチョコ付きパンやドーナツはよく食べます。安いチョコクリームはカカオなんてちょびっとで脂質と水飴の代物でしょうけど、小腹を満たすには丁度いいですね。
Commented by full_break at 2017-12-27 10:53
こんにちは、サンリツパン!懐かしいですね。多分20年以上食べてませんが味は思い出せます(笑)
いつからカニになったんでしょうね。僕が小学校の頃はまだ四角いのだったと思います。スクエアふたつ?だったような....
久しぶりに買ってみようかな

それにしてもチョコはほんまカメラみたいですね。似たモノみつけて並べてみたいです。
Commented by shonencamera at 2017-12-29 00:13
言われてみれば...サンリッツは古くからの口述でのすりこみなのでローカル局地的な呼び方なのかもしれません。会社名は三立製菓ですので恐らくサンリツパンが正しいような気もしてきました。乾パンも源氏パイも同じく、本当に息の長い超スタンダードトラッドになりつつありますね。スクエアふたつのものはものすごく昔のような気もします。すごく懐かしい。校舎とかが浮かんでしまいます。

長丁場撮影時の合間の栄養補給には、手軽に腹に落とし込めるパン類などがとても有効ですね。糖分を主に補給する為にカメラバッグには必ず「メントス」を備蓄しています。同じ目的ではキャラメルなども良いのですが、包のゴミが出ないことから、あれこれ試した結果一番使い勝手が良く、長年愛用しています。
Commented by EIZOU at 2017-12-29 12:17 x
会社のホームページを見てみたら、チョコバットもでした。もう食べてないので記憶の限りですが、カニパンと食感似てるかも知れませんね。
「ちぎってかにぱん」のページがなんとも。
虫や動物はわかりますが(それとて元のカニからはかけ離れてますが)、機械やじゃんけんとは・・。
Commented by shonencamera at 2017-12-31 02:05
チョコバット、これはもう僕にとってのスタンダード食品といっても過言ではないもので、あまりにも自然すぎて書くのを忘れていました。そういえば同じ会社です。
ということから僕はサンリツが作るあのテイストにマッチングしまくっているともいえます。昔は20円という単価が他の駄菓子単価が10円以下だった中では(5枚で10円という煎餅もあった)グレードが高いお菓子でした。ヒット、ホームランでもう一本もらえる可能性があるという小さな博打精神も養い、それに一喜一憂できるという教育的な面も併せ持つ素晴らしい商品です。今でもあちこちで容易に購入することができ、たまにチョコバットだけでそれなりな空腹を満たしたい衝動にかられ、大量のチョコバットを抱えてデジに行くと怪訝そうな顔をされるときがあります。カニパンよりも乾パンに近いテイストで、乾パンよりも少し柔らかい点が絶妙です。夏場では開封したら悲惨な状況になるケースが多く注意と経験が必要ですが、涼しくなってからのチョコバットは撮影時の補給食品としてもかなり高パフォーマンスを発揮します。
カニパンのHPはなかなかぶっ飛んでて楽しいですね。今のゲーム・スマホの子供たちがああいうことをしているのかどうかはわかりませんが、もしして遊びながら食べていたらまだ平和で良いことだと思います。
この返信は、カバヤのフィンガーチョコをもしゃもしゃと食べながら書いています。とても美味しいですありがとう。あのアルミ包装は時々歯の治療跡に接触してビククン!となってしまうのも、あいかわらず時々やっちゃいます。
Commented by EIZOU at 2017-12-31 21:59 x
チョココーティングはもしかしたらカニパン用もチョコバット用も一緒かもしれませんね。ミニかにぱんチョコは秋・冬限定のようで、やはり夏は溶けやすいので作らないのでしょう。ブラックサンダーは夏でもあったので、ベトベトしながら食べたことがあります。
カニパンちぎって、形を変えて友達と遊んでもシェアするのは衛生的にちょっとかもしれませんね。チョコだとなおさら・・。
銀紙噛んで「あ゛ぅ゛!」は健康な歯なら大丈夫なんでしたっけ? 知覚過敏でもなるのか、電気が走る感じで自分もアレはダメです。


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