マシンガンストロボ  MG8000 インプレその3  とりあえず結論

今回の撮影もMG8000出動
機能的には全く問題なし、安定した安心感もある。
ただ、やはり設定を少し変えながらの現場撮影ではこれはジレンマ多く、イライラも多々生じる。

慣れれば・・・と思うことにしたが、しかし使う度に「そうじゃない、根本的に間違ってる」と確信する。
やはり操作面でこのストロボは思い切り損をしている。

物撮りとか(モデル撮りでもいいんだけど)、ほぼ定位置からじっくりとPCモニタであがりを確認しながらとかね
スタジオや出張先での撮影ならば撮り直しもできるしやりにくい微調整も全然苦じゃないんだ。
コト、イベントだとかの撮影側の都合で流れを一時停止できないLIVEな撮影は
「すいませんっ、もっぺんお願いします!」ってのができないんだ。


以下は実際に実戦で撮りながら少し設定を変えたいなと思ったときに自然に生じる疑問点などを記してる。
MG8000をディスりまくるつもりは無い、間違えないでほしい。
僕にとってはアキレス腱のヒート自己破壊が多発する純正EXストロボを超える非常に良い性能を持っているので実は超お気に入りだ。
A(完全フルオート)やTTLで何も触らずに撮って満足できる結果の場合は最高のストロボとも言える。
じっくりと時間をかけて被写体と向き合えるようなスタンスの撮影では設定も焦らずゆっくり確実にできるし。
操作系じゃなくて機種対応が新しい(ll)タイプなのでボディ側からの操作が全てできる点は実に便利で見逃せない。

そこらへんをMG8000に興味がある人は自分の撮影スタイルと被写体、依頼者の希望写真を考えながら読んでくれ。
これまでの自分自身で使ってきた写真結果や機材などの比較対象を知らなければ何を書いてるのかさっぱり理解不能だと思うし、知識不足や情報だけ詰め込んだ実戦経験ゼロがムリに読んで一箇所だけを勝手に判断されてNISSINや少年カメラへの偏見になっても困る。
(まぁ書く方も勝手なのでそれを読んでどう感じようとも同じく勝手でどうでもいいが)

d0207730_5534667.jpg


右、統合された数少ないボタンと十字キーで全てをまかなえると言いたそうなインパネ、それが浅はかな大間違い。

** そうそう、このMG8000インパネの液晶、撮影中は強制的にも消すことができない これもダメな点だ **

↑<加筆> これはカスタム設定メニューから消灯できることがトイレで説明書を何度も読んでるときに判明した。
エコモードと書いてあるがエコではなく消さないといけないマナーの点から必要なケースが多いだろう。
とにかくすまない、ニッシン、MG8000 僕が悪かった、ごめんな。

***********************

TTL / マニュアル / ワイヤレス この3点が今のストロボで通常撮影の場合一番良く使うモード。
お父さんんが子供を撮るときや男の子が女の子を撮るときにはFP発光のようなハイスピード撮影も入るだろう。
それ以外も2ステップほどでアクセスできれば理想としては最高。
しかしメニューから引っぱり出さなくてはいけないようだとしても、上記以外モードはそれほど支障は無い。
逆によく使うモードは瞬時に切替ができなければストレス要因になる。

メインパネルの580EXとの比較でわかるだろう。
その切り替えスイッチが580EXでは全てレバーやボタンで完全に独立している。
これが当たり前のようでいて、ものすごく便利だったとMG8000を使えば痛感する。

撮影状況の変化が激しいときでも「欲しい」と思った時に瞬時に指先のクリック感とパネルの目視で「切替完了」と頭が感じれるわけだ。
そしてそれにかかる時間、これが「瞬時に」という表現になるがめっちゃくっちゃ重要なのだ。

それがMG8000ではいちいち十字キー中央のボタンを押して、さあそれからどないしましょ~と、メニュー選択に入る。
第一回目のインプレから糞味噌に貶してるレスポンスの鈍さが加わるとそのストレス度は2倍ではなく2乗だ。
その設定切替に要する無駄な時間は合計で膨大で致命的なシャッターチャンス損失を生む。
580EXではすでに何枚も撮り始めているのにMG8000ではまだうつむいてイライラするグズでノロマで低品質の液晶を睨んでいるわけだ。

ただのON/OFFという作業だけでもレバー式であれば瞬間に思った通りのコントロールが無意識でできる。
ところがMG8000はONはボタン押すだけで立ち上がるが、OFFはボタン長押しというアホな操作が要る。
これはもし店頭でデモ機を操作できたとしても気づかなく、些細だが重大なめんどくささに気づくのは残念ながら買った後である。

一番辛いのは全てが画面を見てないとこちらの指示を受け付けたかどうかがわからないのだ、これは被写体を追い続けながら盲牌状態でON/OFF操作が感じることができるレバー式とは現場では雲泥の差がある。

ニッシンのコンセプトは自慢のカラー液晶と最低限のボタンキーで集中操作を目指しているようだが
メニュー詳細選択画面からは自機なので贔屓を加味してみても、まだ頭の中が1980年代のような感じを受ける。
サタデー・ナイトはフライデー・ナイトに変わったように、時代は進み変わる。いつまでもフィーバーフィーバーしてられない。
フィルムも淘汰され物好きなアマチュアの嗜好品に変わり果てたように、デジの時代では流れは想像以上に速いのだ。

コンセプトは会社の個性だからとやかく言う筋合いじゃないから言わないし、それがイヤなら買わなければいい。
新しい試みは純正開発陣営にも影響が出るだろから競争は大歓迎だ。
だが、液晶での100%操作が目標ならばそれには速さと質が現状では天竺への道のりほど遠い。
ファーラウェイである。

・液晶画面の倍増(狭すぎる) 
・液晶品質(かなり悪い)
・タッチパネル化(もう当然だろう)
・全レスポンスの最速化(レバースイッチを捨てたのならそれに勝るものをつけないと意味がない)

これらをNISSINの開発者がジコマンだけじゃなく性根から「そうだよなぁ。。。」と理解して、もし全て実現されればEXストロボを超える素晴らしいモノになるだろう。

それか...

580EXか600EXにヘッド部だけをMG8000とそっくり入れ替えて欲しい。

だってそれで難しいことしなくても呆気無く簡単に史上最強最高のストロボが完成する。
ヘッド部だけOEM供給してくれ。僕にはわからない中身のコンデンサーとかキャノンでもニッシンでもどっちでもいい、良い方を使ってくれ。
現状ならばこのインパネは作らない方がいい。あのインパネの犠牲者はもう増やさない方がイイ。

EOSインパネのMG8000(笑)いいわ、コレだわ、欲しいものって。
NISSINが売ろうがCanonが売ろうがどっちでもいいが
僕はもしそーなったら手持ちのクリップオンを全て捨てて発売時に4つ買うわ。
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by shonencamera | 2013-03-27 00:19 | ストロボ系 | Comments(4)
Commented by 脱力 at 2013-03-29 19:47 x
操作性は糞ですね。

説明書も不親切(苦笑)

ちなみに、今日はモデリング発光の"テスト"ボタンが分からなくて、ちょっと焦りました。
Commented by shonencamera at 2013-03-29 22:03
おつかれさま、実戦投入したんですね。発光すること自体は良いでしょ?
モデリング発光のボタンって事前にカスタム設定でテスト発光ボタンの割り振りをメニューで切り替えてないとできないでしょ? 他社のようにモデリング用の独立したボタンを横にひとつつけときゃ済む話なのにニッシンは発光部以外全てがバカ丸出しですね。
Commented by 脱力 at 2013-03-30 11:07 x
そういうやり方もあったんですね!
サポートに電話したら、"テスト"ボタンというのは、説明書の記載ミス(そんなボタンは無い)でパイロットランプをグッと押し込んで下さいとのこと。

まさか、あれがボタンだったとは(苦笑)

発光に関しては、僕の仕事の用途としては、最高ですね。
まさに、待ち望んでたストロボです。

ただ仕事以外で趣味で使うなら厳しいものがありますね( ;´Д`)

TTLで単三電池のみ(バッテリーパックを外した状態)で連写してみてください。

面白い現象が見れると思います(笑)

これに関しては、メーカーも把握してるようで、いい意味でも、悪い意味でも、純正とは違うポイントだそうです。

仕事で使う分で何が何でも発光して欲しい、あとはRAWでなんとでもする、
っていうなら最高のストロボなんですけどね。
Commented by shonencamera at 2013-03-30 13:50
待ち望んでたストロボ、そう、その一言に尽きますね。
ただ、全然練れてないというオマケが付いてきた(笑)

近いうちに「初代はヒドかったよなー」と笑い話になるような進化をして欲しいものです。何はともあれMG8000、ネタも満載で面白いストロボです、愛でましょう。

チャージ中でも発光するって点でしょうか?帰ったらちょっとやってみます。昔のストロボはそうだったですね。 何がなんでも指令が出たらその瞬間のベストで発光、潔くて好きですね。ネガやRAWとか、記録という目的であれば重要なポイントですから。
それによっての結果は後でこちらが必死の形相でコントロールするし、してましたから。


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