クリップオンストロボの果てしなき暴走

昨日作業の合間に好き放題に書いたらなんとなくスッキリしたので、安定剤のように続いて書く。

ストロボは一般名で呼び名はさまざまある、どれも人工的・瞬間的に大光量を発して太陽の代わりをするもの。
エロクトロニックフラッシュと呼ぶのが長いんだけど一番語弊が無い。まぁ簡単にストロボ。

マグネシウムを発火させてた(らしい、さすがに当然知らんが)当初から
フラッシュバルブ(閃光電球)という一回一回交換してた時代(これは知ってる、懐かしい)を経て
キセノン管を発光させる現代ストロボになり、それがめっちゃくちゃ便利で安全だったので
エレキパワーとテクノロジーを駆使してカメラの上に載っかっちゃうくらいの
凄まじい超エレキフラッシュが当たり前のように使われている。(クリップオンタイプ)
コンデジの小さいボディにも設計者泣かせだろうのに無理やり詰め込まれてる。

もちろん僕もEOSで もし無かったら途方に暮れるくらい重宝至極。

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旧型になったが使いまくられる馬車馬580EX 優秀なTTLオートストロボのひとつ 外部端子カバーは買った時にすぐ捨てた

外光オートからTTLオートフラッシュが各メーカー専用として作り始めてから
クリップオンの暴走が始まった(悪いわけじゃないが)。

GN ガイドナンバーの数字競争は外光オートの時代からあったが
内部の進化が止まらない止まらない。。。
全てフルオートを目指した超絶進化は、開発側と使う側の両方が萌え萌えで相乗しての結果だろう。
このジャンルに問わずテクノロジーとはそーいうもの。人間もそーいうもの。

結果、たったの電池4本でオートズーム、ワイヤレスTTLオート、複数台の光量比可変オート、ほとんどの人が使わないマルチ発光・・・
てんこ盛りの大盤振る舞い、毎日がワッショイワッショイ!のお祭りみたいなもんだ。
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ワイヤレスTTLのトランスミッターST-E2 便利は便利だが使い込むと疑問と文句がいっぱいになって身体に悪い 既に旧型



で、忘れられてしまったのか、無かったことにこっそりされてしまったのか知らないが

 「外光オート」「PCジャック」 がほとんどのカメラメーカー純正ストロボから消えた。

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フラッシュ外部端子、たまにしか使わないだろうと思ってるのか、使用時にカバーがめちゃくちゃジャマでしょうがないのはEOSの伝統のようだ

自社独自のTTLオートで他社との差別化を狙ってかどーか知らんが
 もう要らんだろ
と作ったオッサンが勝手に次々と省かれたトラディショナルな機能と接点。

そして各社その時代の最高を目指すので、TTL方式も何世代目かに変わっていく。
そーしたら、前のストロボは今の機種に使えなくなったりするのだ。
それが例え去年最高峰のストロボを買ったとしても、今年出た新しい規格のTTL方式では
全てフル発光という無情なアンサーで答えてくれたりする。世代交代には痛みを伴うのだ。

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懐かしの外光オートの窓

そこにもし「外光オート」とかマニュアル発光の8とは言わんがせめて4段階とかつけてあればまだ使い道はある。
それすら付けなかった中途半端な超高機能ストロボはどうしようもなく使えないフル発光オンリーのゴミに。。。
あ、580EXのことじゃなくて少し前の違うメーカーの違う機種とかの話。
580は外光オート無いけどマニュアル発光できるからまだマシ。

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コレが二昔前のマニュアル切替レバータイプ 今じゃ液晶で1/128までピピピで切替えるが、液晶使うモノはレバー式ほど長寿は期待できない。

EOSを使っているので他はそれほど知らないが、600EXでは細かい点で緊急事態時も考えられたそうだ。
そこらへんは諸事情もあったんだろうがストロボメーカーの方が昔から使う側の立場を100倍理解してる。

ニッシンジャパンの新型も出るそうだし、遅かれ早かれ機種は決まって無いがスイッチするだろうなぁと考え中。
修理して使うより新規購入したほうがコストパフォーマンスが良い変な時代になっちゃったから。
ストロボだけじゃなく、エレキ満載のカメラとかになってから修理してもあんまり完調になった感じがしないんだ。

最後にGN ガイドナンバーの話少し。
580EXとかだとGN58 デケー!とか思うだろうけど、ズーム機能があるので105mm換算の値だから
昔ながらの表記で言えば確かそんなに大したことないフツーの GN36 です。
ただし、伊達に最高峰だったわけじゃなく僕の無茶苦茶な使い方でもなかなか壊れないタフさは特筆しとかなきゃ可哀想。
値段の割にちゃちぃ感が随所に伝わるキャノンにしては優秀やん、コイツ、と思わせてくれる逸品です。

さてガイドナンバーでかく書いた方が強そうだから各社そうしてるマジック、まやかし?
僕の記憶では ISO100・35mmの照射時のフル発光での数字を諸元に書くのが普通。

その点やめちゃったNational(パナソニック)は律儀で真面目でした。
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フツーはホットシューあったらケーブル繋ぎません、万が一の例えばのスタイルね

最後のクリップオン最上機種のPE-36SはそのままGN36、真面目だなー・・・って昔から思ってた。
もちろん内蔵ズームあるんだよ(手動だけど)、のに35mm時の値で機種名、逆にカッコいい。
使ってる人も多いだろうけどオートもマニュアルもめっちゃ細かい設定ができる。
外光オートなんか最小F1.4なんだ。めっちゃスーパーなストロボ。
National時代から外部電源も昔からの端子で変わらないし、PCコードも変わらないから使える。

こういう律儀にちゃんとしたモノをキチンと作ってたのにもうやめちゃったというのは
本当に残念で仕方ないし、カメラマンからしたら損としか言い様がない。
SUNPAKはもうやる気ゼロ%みたいだからせめてニッシンジャパンを応援していかねば
スタジオを持たぬ街のカメラマンには今後死活問題になるんちゃうかと思ってる。
賛同する同じカメラマン、シェイクハンドしよう!
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by shonencamera | 2013-03-05 23:19 | ストロボ系 | Comments(2)
Commented by じょんびー at 2013-03-07 11:29 x
kissを買って始めて気づいたことー
レンズとかストロボとか、とにかくバカ高いこと(笑)
ストロボ高い!僕には必要ないと思います(笑)
そうそう、OLYMPUS PEN EPL3って三万くらいでありますね。欲しいなあ(笑)
Commented by shonencamera at 2013-03-07 20:58
レンズもストロボもボディも、高いのには理由があるんよ。
楽器でも入門者用とビンテージとか、値段 桁がちゃうでしょ?いっしょ。
例えばEXストロボでも安いのはあるし必要になってから考えればいい。


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