少年バイク ~ タペットブロック ~
明日朝のいついつ起きなきゃいけない(;・∀・)・・・と思いながら寝なくて良い日が
こんなすてきなことだったなんてちょっと忘れていました。
お休みです、わーいわーいv(・∀・)v
まるでちびくろサンボのトラのごとく、布団に変わってしまうかというほど何度となく二度寝。
三回目、四回目でも二度寝というのかどーかは知りませんしほとんどの場合どーでも良いことなんですけど
そんなことをウツラウツラと考えながらまどろんでいると、日照時間の短さに少しご立腹でしぶしぶ起きます。
家のことはさておいて、日が沈んでしまう前にちょとだけやっちゃいましょー!
ロックタイト高強度を塗り塗りして抜けてしまったシリンダースタッドボルトを規定長まで沈めます。
念を入れてこれは丸一日放置プレイです。
そしてタペットブロックに着手。
パコン☆!と外れたこれがそう。カム山に沿ってローラーが着いた油圧タペットが上下。
そのガイドなんですねー。それだけのパーツ。だけどすごーく重要な部品です。
外すときにはそのまま真上に外すとタペットがスコン!と抜けてカム部屋の中にスッテンコロリン♪するので
クリップをクイっと曲げてSSTを作ります。ぶきっちょな人用にマグネット式の高価な既製品もありますけど。
大きなホールが出現します。覗くと真ん中にはエンジン特性を司るカムシャフト、R側のタペットブロックは外していないのでローラータペットがカム山の上にのっかってます。EVOまでは代々シングルカムですからカム山は1本に4つ。綺麗な面を確認してあれこれとやって、あとはお家でできるようにお持ち帰りですねー。
睡眠を最優先したので、あっという間に暗くなってしまいました。。。やれやれ。
---------------------------------------
<<さて家では・・・>>
タペットブロックからタペットを抜き、ひとつひとつバラして点検・掃除をしますが
粘度の高いオイルがドロロンデロデロバぁ~(えん魔くん)と出てくるので手がぬっちょぬちょで写真なんか撮れません。ブロック内壁もタペットも非常に良好な状態、ローラーも問題なしを確認。
そしてピストンスカート部の面取りを丁寧にして洗浄。すぐにリングを取り付けるので乾燥させます。
ヒートガンならぬ、ファンヒーター。
ほどなく素手では2秒くらいしか触ってられないほどアッチッチとなるなかなかあなどれぬ性能。
冬しか使えませんが。
リングの面取りは最高に慎重に行います。どういうやり方をするかとかはみんなそれぞれ。自分が納得する方法をすればいいでしょう。
組み付けは僕は何故か器具(ピストンリングプライヤー)を使いません。持ってるんですけど、素手の方が早く確実に装着できるんです。50ccのちーさいピストンからハーレーのような大きなげんこつピストンとかまで、器具を使うよりは素手でテンションを確認しながらはめていくのが良いようです。今まで失敗したことがありません。このあたりとかよく「小手先の魔術師」と言われる所以かもしれません(゚∀゚)v。
このシリンダーの中には実はアッセンブリールーブでネトネトになったピストンが既に入ってます。
エンジン組み付け時にはいろんなヒューマンエラーが出かねません、そしてそれは作業環境っていうのにめちゃくちゃ左右されるんです。ですから今回作業する環境ではこのやり方がエラーのでる確率が低いと判断したのでこのやり方に。普通は先にコンロッドにピストンをはめてからシリンダーを挿入というトラッドなやり方が良いでしょう。
ピストンは全装備重量を計っておきます。写真は純正ピストンです。今回20数グラム/1個軽くなりました。ピストン本体での差はさほど無かったのですがパッと見の容積(形状がまるで違うし)からすれば密度がちょとだけ高いのかもしれません。軽量化できたのはピストンピンの全長。圧縮を10以上に上げるのであれば重くなっても迷わず鍛造をチョイスしますが、今回のチョイスがさてどーなるか、非常に楽しみなところです。
しかし・・・ ショップさんも素人ユーザーさんも作業手順とかよく細かく撮影してUPしてはったりしますが、よーまぁ撮影できますねー、って感心します。手なんかぬっちょぬっちょですよ、どないしてはるんでしょうね。必死のパッチでぬぉぉぉぉぉお!っと作業してるときなんかは、もう一息つくまで写真撮るとか考えもつかへんのです。終わって手洗いながら「・・・あ、撮ってへん」っていうのが何回もありました。これからも間違いなくそーでしょう。
しかし少年カメラはほんとにどこいったんでしょーねー(^_^;)
こんなすてきなことだったなんてちょっと忘れていました。
お休みです、わーいわーいv(・∀・)v
まるでちびくろサンボのトラのごとく、布団に変わってしまうかというほど何度となく二度寝。
三回目、四回目でも二度寝というのかどーかは知りませんしほとんどの場合どーでも良いことなんですけど
そんなことをウツラウツラと考えながらまどろんでいると、日照時間の短さに少しご立腹でしぶしぶ起きます。
家のことはさておいて、日が沈んでしまう前にちょとだけやっちゃいましょー!
ロックタイト高強度を塗り塗りして抜けてしまったシリンダースタッドボルトを規定長まで沈めます。
念を入れてこれは丸一日放置プレイです。
そしてタペットブロックに着手。
パコン☆!と外れたこれがそう。カム山に沿ってローラーが着いた油圧タペットが上下。
そのガイドなんですねー。それだけのパーツ。だけどすごーく重要な部品です。
外すときにはそのまま真上に外すとタペットがスコン!と抜けてカム部屋の中にスッテンコロリン♪するので
クリップをクイっと曲げてSSTを作ります。ぶきっちょな人用にマグネット式の高価な既製品もありますけど。
大きなホールが出現します。覗くと真ん中にはエンジン特性を司るカムシャフト、R側のタペットブロックは外していないのでローラータペットがカム山の上にのっかってます。EVOまでは代々シングルカムですからカム山は1本に4つ。綺麗な面を確認してあれこれとやって、あとはお家でできるようにお持ち帰りですねー。
睡眠を最優先したので、あっという間に暗くなってしまいました。。。やれやれ。
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<<さて家では・・・>>
タペットブロックからタペットを抜き、ひとつひとつバラして点検・掃除をしますが
粘度の高いオイルがドロロンデロデロバぁ~(えん魔くん)と出てくるので手がぬっちょぬちょで写真なんか撮れません。ブロック内壁もタペットも非常に良好な状態、ローラーも問題なしを確認。
そしてピストンスカート部の面取りを丁寧にして洗浄。すぐにリングを取り付けるので乾燥させます。
ヒートガンならぬ、ファンヒーター。
ほどなく素手では2秒くらいしか触ってられないほどアッチッチとなるなかなかあなどれぬ性能。
冬しか使えませんが。
リングの面取りは最高に慎重に行います。どういうやり方をするかとかはみんなそれぞれ。自分が納得する方法をすればいいでしょう。
組み付けは僕は何故か器具(ピストンリングプライヤー)を使いません。持ってるんですけど、素手の方が早く確実に装着できるんです。50ccのちーさいピストンからハーレーのような大きなげんこつピストンとかまで、器具を使うよりは素手でテンションを確認しながらはめていくのが良いようです。今まで失敗したことがありません。このあたりとかよく「小手先の魔術師」と言われる所以かもしれません(゚∀゚)v。
このシリンダーの中には実はアッセンブリールーブでネトネトになったピストンが既に入ってます。
エンジン組み付け時にはいろんなヒューマンエラーが出かねません、そしてそれは作業環境っていうのにめちゃくちゃ左右されるんです。ですから今回作業する環境ではこのやり方がエラーのでる確率が低いと判断したのでこのやり方に。普通は先にコンロッドにピストンをはめてからシリンダーを挿入というトラッドなやり方が良いでしょう。
ピストンは全装備重量を計っておきます。写真は純正ピストンです。今回20数グラム/1個軽くなりました。ピストン本体での差はさほど無かったのですがパッと見の容積(形状がまるで違うし)からすれば密度がちょとだけ高いのかもしれません。軽量化できたのはピストンピンの全長。圧縮を10以上に上げるのであれば重くなっても迷わず鍛造をチョイスしますが、今回のチョイスがさてどーなるか、非常に楽しみなところです。
しかし・・・ ショップさんも素人ユーザーさんも作業手順とかよく細かく撮影してUPしてはったりしますが、よーまぁ撮影できますねー、って感心します。手なんかぬっちょぬっちょですよ、どないしてはるんでしょうね。必死のパッチでぬぉぉぉぉぉお!っと作業してるときなんかは、もう一息つくまで写真撮るとか考えもつかへんのです。終わって手洗いながら「・・・あ、撮ってへん」っていうのが何回もありました。これからも間違いなくそーでしょう。
しかし少年カメラはほんとにどこいったんでしょーねー(^_^;)
by shonencamera
| 2011-12-30 17:47
| 単車系
|
Comments(2)
Commented
by
blue_harley at 2011-12-30 23:11
いいなあ〜休み(^^)
起きないと行けない日が一年中で、全くの休みは早朝起きてバイクでラン。。。。
たまには、寝ようかなあ。。。。
起きないと行けない日が一年中で、全くの休みは早朝起きてバイクでラン。。。。
たまには、寝ようかなあ。。。。
0
Commented
by
shonencamera at 2011-12-31 05:45
ええ、珍しくガンガン頑張りましたのでしっかりお休みでーす。
少年バイク完結向けてがんばりまーっす。
少年バイク完結向けてがんばりまーっす。